2019年2月13日水曜日

会社法で定められた役職とそうでないもの。最高○○責任者は


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は13日、前日比280円27銭(1.34%)高の2万1144円48銭でした。12日、13日の2日間で800円あまりの上昇です。

またJASDAQグロースは3.54%と大きく上昇しており、保有する国内投信の上昇が今日は期待できます。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 0.52%です。持ち株の1つを今日、利益確定しました。これで保有する国内個別銘柄は、内需と外需の2つです。


CEO もしくは CFO。決算を発表する役職に注目


決算発表が大詰めを迎える中で、決算を発表する役職に注目しました。

例えば日産自動車の12日の第3四半期決算発表では、CFO(最高財務責任者)が登壇しています。CFOは会社法で定められた役職ではなく、会社が自由に決めた役職です。

日産自動車を引き続き例に出すと、社長がCEO(最高経営責任者)を兼任しています。カルロス・ゴーン氏が以前は会長兼CEOを務めていました。

日本の会社法では、会社を代表するのは代表取締役です。代表取締役は、会社の経営を担う取締役から株主総会の決議を経て選ばれます。

社長や会長、先のCEOやCFOは法律で定められたものではなく、それぞれの会社が事情に応じて取り入れています。


CTO、CIO。業務分野ごとに責任者をつけることも


日本では社長が代表取締役として経営を率いることが多く、その前任は会長として社長を支援する流れがあります。

一方海外ではカルロス・ゴーン氏のように、会長兼CEOとして会長が経営の実権を握ることが多く、社長が会長の下でCOO(最高執行責任者)を務めています。

担当分野ごとの責任者を整理するとこのように。

  • CEO … 最高 経営 責任者
  • COO … 最高 執行 責任者
  • CFO … 最高 財務 責任者
  • CTO … 最高 技術 責任者
  • CIO … 最高 情報 責任者

取締役に専務や常務など序列をつける会社もありますが、肝心の業務の役割分けが見えにくく、担当分野ごとに責任者をつけることが最近は多くなっています。