2019年2月10日日曜日

「財務・会計」と自習室でにらめっこ。今日も時が過ぎていく


こんにちは。ひとりです。

本を昨日4冊、図書館で借りてきました。

  • 世界一やさしい 決算書の教科書1年生(小宮一慶 著)
  • 税金考 ゆがむ日本(日本経済新聞社 編集)
  • 寂しい生活(稲垣えみ子 著)

  • ピアノ・レッスン(アリス・マンロー 著、小竹由美子 訳)
行商に同行した娘は父のもう一つの顔を目撃し、駆出しの小説家は仕事場で大家の不可思議な言動に遭遇する 
心を病んだ母を看取った姉は粛然と覚悟を語り、零落したピアノ教師の老女が開く発表会では小さな奇跡が起こる――
人生の陰翳を描き「短篇の女王」と称されるカナダ人ノーベル賞作家の原風景に満ちた初期作品集。

・アリス・マンロー、小竹由美子/訳 『ピアノ・レッスン』 | 新潮社

同ページには津村記久子さんが「波(2018年12月号)」に寄せた書評が公開されています。また裏表紙には津村さんの短評が掲載されています。

小説を読む贅沢の一つに、登場人物が現実にいたら語らないかもしれない秘密を知ることがあると思う。進んでは発信されないある些細な真実を、小説を通して垣間見る時、読者は他者の持つ世界の奥深さにふれる経験をする。そこには不思議と、自らが経てきた感情のような懐かしい手ざわりがある。 
十五の小説で描かれる思いのどれかは読者自身のもので、どれかはすれ違う誰かのものだ。普通の人々が交錯する時の、妙なるとしか言いようがないこの世の巡り合わせを次々と見せてくれる本書には、読書の根源的な愉悦があふれている。

図書館の自習室で、この連休も勉強の予定です。