2017年10月24日火曜日

QuietComfort 35 。ノイズキャンセルで学習効率が向上


こんにちは。ひとりです。

週末の勉強は、もっぱら図書館でしています。自宅で勉強すると、どうしても勉強以外の余計なことに気が散ってしまいます。ですが最近、図書館から足が遠のいています。


ものを書く音、ページをめくる音が気になる


図書館では100席ほどの閲覧室を利用しています。例えば中学生、高校生の定期試験の時期、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は学生で満席になりますが、それ以外の週末は大学生や30歳代、40歳代の社会人と思しき方の利用が見られます。

図書館の閲覧室がテスト勉強の学生でいっぱいになる時期を書き出してみます。この時期は開館前に並ばないと席が確保できません。このように書き出してみると、年5回、頻繁にテストがありますね。

1学期
・中間テスト… 5月終わり
・期末テスト… 7月初め

2学期
・中間テスト… 10月半ば
・期末テスト… 11月終わり

3学期
・期末テスト… 3月初め


主に勉強をしに来ている方ばかりなので話し声は気になりませんが、ものを書く音や鼻を啜る音が気になります。他の人がどれくらい聞こえているのか、気にしているのかは比較できませんが、私は小さな音が気になります。特に集中し始めの中だと、一層耳に入ってきます。高遮音性(ノイズ遮断)のシュアのイヤホンを、音を鳴らさずに使っていますが、あまり効果はありません。最大90%の騒音カット効果(公式サイト)があるというシュアのイヤホンですが、音を鳴らさないとその遮音効果も薄れるのでしょう。


騒音を打ち消すヘッドホンを購入


そんな事もあって、図書館から足が遠のいています。では自宅では勉強が捗るのかといえば、そうでもないところが悩ましいところです。そこで思い切って、あるものを購入しました。ノイズキャンセリング機能で名高いボーズのヘッドホンです。 

ノイズキャンセリング機能の凄さを実感しました。
QuietComfort 35 wireless headphones

自宅ではボーズのWave Music Systemを使っており、その音の心地良さは納得済み。Wave Music Systemは約8年前に購入したもので、2015年に発売された現行機種のようにBluetoothは内蔵されていませんが、それでも十分。主にラジオやCD、ポータブルプレイヤーを有線でつないでいます。

QuietComfort 35の発売は2016年と約1年前。そのため、ネットショップや個人のブログには沢山のレビューがあります。それを参考にしました。中でもノイズキャンセリング機能とワイヤレスで使えるようになったコードからの解放感、着け心地の良さを評価するものが多かったです。最後は実際に店舗に足を運び、その素材の良さを確かめた上で購入しました。


思わず「!?」と疑問符が。魔法は期待しないこと


早速試してみると、ん……。結構周りの音が耳に入ってきます。期待していたほど、全ての音が聞こえなくなるわけではないのですね。別メーカーのノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンのCMですが、街中でヘッドホンを付けた瞬間、車の走行音や周囲の会話が完全に消えるイメージが放映されていました。

ノイズキャンセリング機能を主張するための演出、あくまでイメージということだと思いますが、その印象が残っていたせいもあってか、勝手に雑音が“遮断”されると期待していたせいもあってか、思わず「!?」と疑問符が出てしまいました。いくら品質が優れていても、すべてのノイズがキャンセルできるわけではありません。魔法は期待しないことですね。

そうは言っても、いざヘッドホンを外してみると驚くほどの雑音が耳に流れ込んできます。ここで改めて、ノイズキャンセリング機能の凄さを実感しました。


少し話が外れますが、こんな事を思い出しました。鼻を指でつまんで、コーヒーを味わったことです。コーヒーはその香りが美味しさの大部分を占めます。そんなコーヒーの醍醐味をあえて遮断するとどうなるのか。鼻をつまんだ状態でコーヒーを口に運んでも、その香りは全然味わえません。では鼻をつまんでいた指を離すと……。芳醇な香りが鼻からすっと抜けました。まるで普段のコーヒーとは別物のような味わいです。

日常にある香りや音を一旦遮断して改めて感じると、いかにそれらが意識の外に、無意識にあったのかが分かります。


図書館ではまだ試していませんが、ぜひその効果を実感したいと思います。先日の日曜10月22日は、中小企業診断士の2次試験(筆記試験)がありました。私は受験できませんでしたが、ぜひ来年こそは受験、合格できるように頑張ります。目下の課題は、早朝の学習を習慣にすることです。