2017年10月2日月曜日

近い将来の不安を解消するため。証券口座を開設したきっかけ


こんにちは。ひとりです。

株式投資を始めて、4年目を迎えます。退職、転職をきっかけに始めた株式投資ですが、例えば家族が株式投資をしていて馴染みがあったことも、金融・証券業界に私自身が勤めているということもなく、株式投資はまったく縁遠い話でした。


不安を解消するために行動すること


でもお金を貯めることには興味がありました。いえば、お金を増やすために、貯めるために始めたのが株式投資です。興味を持つきっかけはこれで十分でした。あとは行動するための動機です。

具体的にいえば「証券口座を開設する」という動機です。私の場合、行動することが不安を解消するための方法だと思ったからです。

退職してしばらく、仕事に就かない期間があった時の、お金が減っていく不安。株式投資をすることはまさに、お金がなくなるという不安を解消するための行動でした。もちろん並行して転職活動は続けていましたし、株式投資が、今あるお金をさらに減らしてしまうという不安はそれほど強くはありませんでした。

それは株式投資に興味を持ってから、証券口座を開設するにいたるまでに沢山の知識や考えに触れたからだと思います。


退職時の餞別で株式投資を勉強


餞別として退職時に図書カードを頂きました。額にして2万円。その図書カードで株式投資関連の書籍を買いました。私が株式投資を始めた2014年はNISAの開始年でもあり、その関連書籍が沢山書店に並んでいました。

株式投資の売買の仕組みから、指値、成行といった用語解説、購入時期の分散、長期にわたる積立投資など個別株、投資信託を問わず初心者が知っておいたほうがよい知識を一通りさらいました。もちろん一冊目では分からない用語も、二冊目、三冊目と何冊も読んでいくうちに同じものが出てくると徐々に分かってきます。結果、口座を開設して投資するまでにそれほどの壁はありませんでした。


株式投資にも当てはまる、「負けに不思議の負けなし」


株式投資を4年間続けていると、勝ったり負けたりがあります。利益がでると、それは好市場のおかげか、それとも私の銘柄選別、取引技能が上がったからかと自問する日々です。株式の格言ではないですが、私の株取引ではこんな言葉がしっくりときます。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

江戸時代の武人、松浦静山はその著書「剣談」に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と記しました。のちにプロ野球球団のヤクルトや楽天で監督を務めた野村克也氏が紹介して、有名になった言葉です。


お金を増やすこと、貯めることは株式投資に興味を持ったきっかけでもあり、今も大切にしていることです。ほかにも、株式投資を通じて経済に興味が持てたことも自分への投資になっていると思います。できればこのまま株式投資を続けていきたいと思います。