2018年7月12日木曜日

キャッシュレスを経験すると、現金中心の生活には戻れない


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は12日、前日比255円75銭(1.17%)高の2万2187円96銭でした。私の持ち株は全て値を下げ、前日比 -0.49%です。


全5,700台のATMで、カードの磁気不良を修復


クレジットカードを使い始めて、お金が必要になるたびにATM(現金自動出入機)を利用することがなくなりました。ATMを利用するのは今や、銀行口座から証券口座へ追加資金を振り込む時ぐらいでしょうか。

三井住友銀行が11日、磁気不良を起こしたキャッシュカードをATMが自動で検知し、修復するサービスを始めました。ICチップが付いたキャッシュカードが対象です。

磁気不良を起こしたカードは従来、ATMでは読み取れなくなるため、再発行の手続きが必要でした。それが三井住友銀行の全5,700台のATMで、修復が可能になります。

私は以前、通帳の磁気不良を経験したことがあります。その時はATM内部で修復されました。時間にして10~20秒ほどでしょうか。キャッシュカードはこれまで、磁気不良を修復できなかったのですね。


ATMの役割が問われるキャッシュレス化


ATMの役割が問われるキャッシュレス化は、大手銀行でも加速しています。例えば、QRコード決済「BankPay」の統一規格で、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3行が合意したのもその1つです。2019年度の実用化を目指すといいます。

日本のキャッシュレス支払いの比率は現在、2割に満たないといわれます。韓国や中国では約6割、欧米の3割から5割のキャッシュレス比率に比べると、その低さが見えます。

現金支払い主義の日本ですが、一度キャッシュレスを経験すると、私がそうであるように、現金中心の生活に戻るのは考えにくいです。

大手銀行がQRコード決済に注力することで、海外では当たり前に行われているキャッシュレスの社会的な信用も高まり始めています。