2018年7月9日月曜日

日本取引所グループは上場銘柄で、平均年収は1,012万円


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は9日、前週末比264円04銭(1.21%)高の2万2052円18銭でした。私の持ち株も全て値を上げており、損益比率は前週末比 1.84%です。


ESG投資の普及へ。ロンドン証券取引所グループと連携


ESG投資が度々、記事になりますが、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)と日本取引所グループが9日、ESG投資関連の商品・サービスを中心としたマーケティングで相互に協力することを発表しました。日本取引所は7月1日、ESG投資の普及に向けた「サステナビリティ推進本部」を設置しています。

ESG投資とは、環境や社会への配慮、企業統治への評価を投資の判断材料にするもので、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとったものです。

再三の検査不正が明らかになった自動車メーカーは、ESGの投資観点からは投資不適切と判断されてしまいます。2度あることは、3度あるでしょうか。新車販売数(上半期、軽自動車を除く)でせっかく首位になったのに残念ですね。

またサステナビリティ(Sustainability)とは、「持続可能な」と訳されるように、顧客や取引先、株主や社員に、長期に渡って企業の価値を提供し続けるという意味でしょうか。カタカナで意味に含みを持たせても、そこで働く社員が理解していなければ意味はありません。


日本取引所グループの平均年収は、1,012万円


日本取引所グループは上場銘柄のため、株を購入できます。銘柄番号は「8697」です。どのような事業で儲けているかというと、主に4つです。(会社四季報 2018年夏号)
  • 取引関連収益43%
  • 清算関連収益19%
  • 上場関連収益12%
  • 情報関連収益17%

また従業員の平均年齢は43.3歳で、その年収は1,012万円です。上場企業の中でも高給の部類に入るのではないでしょうか。

・株式会社 日本取引所グループ - 新卒採用情報 2019年
・株式会社 日本取引所グループの新卒採用・企業情報|リクナビ2019
・日本取引所グループ

投資初心者向けセミナー(日本取引所グループ主催)に参加した際、日本取引所グループの20歳代社員4名が受講していました。講師も同様に日本取引所グループの社員で、さながらOJT(On The Job Training)といったところでしょうか。

一般的な企業に就職すると、ましてや中小企業ともなると、職場で年金運用(iDeCo)を含めて、投資を学ぶことは皆無です。そんななかで、投資を学ぶことが仕事になるとは、なんとも羨ましい限りです。もちろんその先には、人に学んだ知識を伝えることが前提にありますが。知識を身につけることと、人に分かりやすく伝えることは、全くの別物だと思います。もちろん、後者の方が難易度が高いです。

ちなみに日本取引所グループの社員は、証券会社の社員同様に個別株の売買はできず、投資信託やETFのみだそうです。