2017年12月26日火曜日

ネスカフェ パパママカフェ。親と先生の関係づくりに


こんにちは。ひとりです。

幼稚園や保育園にネスレが11月、コーヒーマシンを設置したという記事が掲載されています。

ネスレが幼稚園や保育園にコーヒーマシン
神戸新聞朝刊/2017年11月21日
ネスレ日本(神戸市中央区)は、全国の幼稚園や保育園で、保護者同士や先生との交流を深めるきっかけに―と、「ネスカフェ パパママカフェ」の展開を始めた。各園に、家庭用コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を無料で設置し、コーヒーを有料で提供する。マシンを置く台は、保育施設向けの遊具などを手掛けるフレーベル館(東京)が監修、安全性に配慮して丸みを帯びたデザインにした。2017年中に宝塚市の1件を含めた50カ所、18年中に100カ所以上で展開する予定。


保護者と先生の会話が生まれるきっかけに


幼稚園や保育園にカフェスペースを設ける「ネスカフェ パパママカフェ」は、子育て中のお母さん、お父さんと、幼稚園の先生、保育士さんとのコミュニケーションを活性化する目的で始まりました。

新たな取り組みが始まる時は、互いにメリットがある時です。子育て中のお母さん、お父さんと、幼稚園の先生、保育士さんにどんなメリットがあるのでしょうか。


保護者と先生はどこで情報共有しているの


自宅の近所に保育園があり、通勤途中には保護者が子どもを送り出す様子を見かけます。保護者と先生、保育士が会話する機会は意外と少ないようで、送迎の際には簡単な挨拶だけで済ませています。毎日の連絡帳でその分、情報共有がされているのでしょうか。

会話の時間が限られる理由は、限られた時間内で仕事や家事に追われる共働き世帯の増加が背景にあるのかもしれません。

そんな状況下の幼稚園や保育園にカフェスペースを設けることで、保護者や先生たちとのコミュニケーションを活発化したいとの狙いから、パパママカフェをネスレが発案したそうです。

千葉市内の幼稚園に2016年12月に始まり、2017年12月12日時点で全国31か所の幼稚園、保育園に導入されています。

テレビコマーシャルでよく見かける「ネスカフェ アンバサダー」のサービスを通じて、幼稚園・保育園側でコーヒーなどのネスレ製品を定期購入してもらうことで、ネスレが家庭用コーヒーマシンを無償提供する仕組みです。

保護者が自由に利用できるスペースにコーヒーマシンを設置しており、保護者同士や先生、保育士が集まるきっかけづくりを目指しています。利用者の反応は好評のようで、「普段接することのない保護者と会話が生まれた」「カフェで行事の準備や打ち合わせができて便利」といった声が寄せられています。

パパママカフェの導入先は2017年中に50個所以上が見込まれるほか、18年末までには100個所以上に増える見込みです。