2017年12月5日火曜日

サブスクリプション型サービス。定額カフェの価値はどこに


こんにちは。ひとりです。

Amazon Prime や Hulu、Netflixなど毎月定額を払うことで、音楽や動画などを好きなだけ楽しめるサブスクリプション(subscription)型のサービスが増えています。


エンターテインメント枠にとどまらずカフェにも


映画や音楽などのエンターテインメントにとどまらず、洋服やバッグ、アクセサリーのレンタルにもサブスクリプション型(以降、定額)のサービスがあります。税込み月額 ¥7,344でスタイリストが選んだ3着が毎月届く「air Closet(エアークローゼット)」もその1つですね。そして月定額のカフェが今、広がり始めています。

私はコーヒーが好きで、毎日2杯~3杯は飲んでいます。毎日飲んでいるとコーヒー代も馬鹿にならず、職場ではコーヒー豆を用意して自分で淹れています。コンビニやカフェで毎度買うよりも安く、しかも挽きたて淹れたての美味しい 1 杯が飲めるので満足しています。もし月定額のカフェが身近にあったなら、利用してみても良いかもしれません。もちろん美味しいことが前提です。

最近広がり始めている定額カフェとその金額です。
ハンデルスカフェ/税込み価格 ¥6,264

税込価格 ¥302のコーヒーから ¥486のキャラメルラテ、ソイラテまで、紅茶を含めて9種類がその対象です。コーヒーでも月、20杯分の計算です。

週に5回以上通わないといけません。“通わないといけない”と思った時点で私には無理かもしれません。行きたいから行くのではなく、払った分の元を取るために、という気持ちになった時点でその時間を楽しめませんね。

ちなみにハンデルスカフェは、4店舗あります。京都など学生向けには需要があるかもしれません。
  • 横浜ポルタ店(神奈川県)
  • 池袋東武店(東京都)
  • 北大路店(京都府)
  • ゼスト御池店(京都府)

病院や大学内に最近、スターバックスやタリーズなどのカフェを見かけます。定額カフェは街中への出店よりも病院や大学内で、そこで毎日働く、通う人向けにサービスを展開するほうが需要があるのではないでしょうか。職場や学校なら、わざわざ通うという物理的な距離がない分、利用しやすいですからね。


お得感をどれだけ感じられるか


定額サービスだから得になるというわけはありません。使い続けて初めて得したと感じるもの。使い続けるためには、費用と合わせて品質や価値が求められます。

例えば前述のエアークローゼットの場合、衣服の定額レンタル事業を手掛けています。服を借りるだけでなく、スタイリストが服を選び、自分では買わない服に出合うきっかけが生まれるという付加価値が見えます。果たして定額カフェにそのような付加価値を付けられるのでしょうか。