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2022年3月26日土曜日

米国ETF、IJRを105で売却。人件費上昇が小型株の利益を圧迫


こんばんは。ひとりです。

投資する米国ETFのひとつを売却しました。IJRです。

  • iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF

2019年1月からコロナ禍中においてもコツコツと積立投資を続けてきました。最初の購入価格は75.42 USDです。それを105.10 USDで2月8日に全株売却しました。ちなみに同商品の現在価格は108.87 USDです。(2022/03/25時点)

105.10 USD 売却(2月8日)

75.42 USD から積立投資 開始(2019年)


人件費上昇が小規模企業の利益を圧迫


小型株は、収益拡大期待を織り込んだ上昇を2020年から続けてきました。その小型株は今後、金利上昇で逆風が吹くと判断しました。理由の一つが人件費上昇で、大型株(大企業)以上の負荷が小型株(小規模企業)に掛かり、利益を圧迫することが予想できます。

一方で小型株が今後、全く上昇しないとは考えていません。その上昇の旨味を享受するためにも、小型株を含むETFにも資金を割り当てています。


IJR売却で、3月中旬の株価上昇場面を逃したか


IJRの売却で3月中旬からの、チャールズ・エリスが形容する「稲妻が輝く瞬間」(株価上昇場面)を逃したかといえばそうでもなく、売却日の同日に別のETFへ売却益を含む買付余力を充てました。そのため、今回の株価上昇局面ではしっかりと恩恵を受けています。

2月8日売却
  • IJR … 105.10 USD

2月8日購入
()内は現在価格(2022/03/25時点)
  • VTI … 225.40 USD(228.09 USD)
  • VYM … 112.60 USD(113.64 USD)
  • VIG … 161.97 USD(162.11 USD)


グロース銘柄と相関係数が低いVYMに投資


IJRの売却で生まれた買付余力をVYMにも充てています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF

VYMは、金融やヘルスケアセクターを多く含み、フリーキャッシュフロー(営業活動CF + 投資活動CF)の創出力が高いためです。現在の米国市場で、その点に投資妙味を見出しました。現に年初来の騰落率は、S&P500と比較しても劣らず、プラス圏に浮上する場面があります。グロース銘柄と相関係数が低く、ポートフォリオに組み込む意味があると判断しました。

先行きは今後も不透明ですが、そんな時は下手に売買せず、定期積立でやり過ごします。

2022年3月25日金曜日

iDeCo(イデコ)の時間分散投資。年初下落から毎日1,500円


こんにちは。ひとりです。

株式市場が日米とも反転し始めました。日経平均株価は3月14日からの2週間で11.5%上昇しました。

  • 14日(月)〜 18日(金)… 6.6%
  • 22日(火)〜 25日(金)… 4.9%

月足を確認すると3月25日時点で6.1%上昇、年足では-2.2%です。

  • 月足 … 6.1%
  • 年足 … -2.2%
(いずれも3月25日時点)

私の持ち株は、前月比で国内株式が8.17%、米国株式が7.81%上昇しています。

  • 国内株式 … 8.17%
  • 米国株式 … 7.81%

またiDeCo(イデコ)の損益率は22.1%(3月24日時点)まで戻しています。年初の下落から毎日1,500円ずつを積み立ててきた効果がここにきて見え始めました。

日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

2021/05/11
年初に一括投資すれば毎日のスイッチの手間は省けますが、なにぶん株価は読めません。だから投資時間、投資金額の分散、ドル・コスト平均法です。


敗者のゲーム、「稲妻が輝く瞬間」を見逃すな


米国の投資コンサルタントであるチャールズ・エリスによれば、相場が上昇したベストの30日間を逃した場合、リターンの平均水準は年率11.4%から6.4%へと低下します。(1980年〜2016年までの36年間。同氏著「敗者のゲーム」第8版より)

個人投資家が今回のような市場混乱時に一旦株式を売却して市場から退出してしまうと、チャールズ・エリスのいうところの「稲妻が輝く瞬間」、下落からのリバウンド相場を逃してしまいます。

いつ下がるか、上がるかが分かれば、それに合わせて売買を繰り返せば良いだけですが、そうも簡単にはいきません。

保有するS&P500指数に連動するETFの値動きを確認すると結局、持ち続けていればよかっただけ、と思うことが何度もあります。今回もまたその通りでした。ただこれから先は分かりませんが。

 
米国の著名資産運用コンサルタントでインデックス投資の伝道師とも呼ばれるチャールズ・エリス氏。個人投資家なら一度は読んだことがある名著「敗者のゲーム」の著者です。 
1985年に初版が出版された同書は2021年に第8版が出版され、邦訳版も22年1月に発売されました。エリス氏は運用環境の変化に合わせて改訂を続けていますが、特に第8版ではコロナショックで起きた市場の暴落への洞察なども加筆し、ゼロ金利下で債券投資を再考する必要性なども新たに説いています。


2022/02/09
NIKKEI マネーのまなび

「敗者のゲーム」著者のチャールズ・エリス氏が語る
「波乱相場の生き残り方」 インデックス投資の伝道師の肉声に学ぼう



2022年2月10日木曜日

令和3年、確定申告(還付申告)。還付金の入金を確認


こんばんは。ひとりです。

令和3年の確定申告(還付申告)の還付金が、税務署から振り込まれました。データを送信したのが1月下旬でしたので、約2週間で入金までの手続きが完了です。ID・パスワード方式で届出を完了させたので、印刷して郵送する手間が省けました。

2022/01/18
申告した上場株式の配当のうち、令和3年分の所得税の確定申告手続きのなかで、その全部を住民税において申告不要にできるようになりました。


2022年1月25日火曜日

米国株下落。非常に世話好きなミスター・マーケットにご用心


こんばんは。ひとりです。

25日の2時を過ぎた今、米国市場の調整が続いています。

  • ダウ平均 … 33430.89(-834.48、-2.40%)
  • ナスダック … 13255.87(-513.05、-3.62%)

この状況下で、市場参加者の新陳代謝が加速する様子が見えます。コロナ禍で既に急落した後の市場に参加した人は初めての大きな調整です。市場に残るも退場するも自由です。こんな時は投資の基本を振り返ることで気晴らしになります。

「投資の鉄人」(日経プレミアムシリーズ)

   

 4章で構成される本書。「情報」「相場」「商品」「自分」に惑わされないための助言が掲載されています。

  • 第1章 情報に惑わされない
  • 第2章 相場に惑わされない
  • 第3章 商品に惑わされない
  • 第4章 自分に惑わされない

私は「相場に惑わされない」を読み返しました。もちろん具体的な売買方法や、お勧め商品が紹介されているわけではありませんが、読み終えるとこんな市場下にあって「まあこんな相場もあるか」と、心が妙に穏やかになります。

例えば「ミスター・マーケットにご用心」と題した文章には、こんな言葉が紹介されています。

ミスター・マーケットは非常に世話好きで、現在価値に関する自分の考えを毎日教えてくれ、さらにはその価格で持ち分を買い取ってもよいし、自分の持ち分を分けてもよいと言ってくる。しかし、しばしば理性を失い、常軌を逸した価格を提示することもある。

現在の市場価格が、「常軌を逸している」とは言えません。これまでの上昇を振り返るとまだ調整の範囲内ですが、ミスター・マーケットの性格がよく分かる言葉です。


※ 追記(2022/01/25)

2022年1月24日 8:20 JST
過去のデータでは、米金融当局の利上げ局面では米国株は好調な傾向があり、2022年は年初よりも良い基調で終了する可能性が高そうだ。1950年代以降の12回の米利上げサイクルで株式相場は年率で平均9%上昇し、そのうち11回でプラスのリターンだった。

ダウ平均株価が一時、1000ドルを超えて下落しています(2時36分現在)。ダウ平均株価が取り引き時間中に1000ドルを超える値下がりになるのは2021年11月以来です。

2022年1月23日日曜日

イデコ成績。米国株集中投資で影響大も、毎日つみたて投資


こんばんは。ひとりです。

米国株の調整が大きいです。ナスダックの年初来騰落率は -12.0%、日経平均株価の同率と比較するとその大きさが分かります。

前年比(2022/01/23)
  • ナスダック -12.0%
  • 日経平均 -4.4%

ちなみにマザーズはもっとひどいです。
  • マザーズ -17.7%

ここで気になるのがイデコ(個人型確定拠出年金)の運用成績です。なにしろ米国株への集中投資ですから。

損益率17%(2022/01/21)

投資する商品の直近6ヶ月間の基準価額チャートです。

2021/07/26〜2022/01/21

基準価額チャートを確認すると、上昇が2021年10月から始まっています。今年に入ってからの下落は、その上昇の半分程度といったところで、まだ下落余地がありそうです。

いつ底をつくか分からないなかで、私は毎日つみたて投資中です。

日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

2021/05/11
年初に一括投資すれば毎日のスイッチの手間は省けますが、なにぶん株価は読めません。だから投資時間、投資金額の分散、ドル・コスト平均法です。


※追記(2022/01/23)

iDeCoと、つみたてNISAの特徴をおさらいしておきます。

iDeCoは、掛け金の全額所得控除、運用益の非課税、受取時の控除など税制上の優遇措置のある私的年金制度です。自分で資金を拠出して、運用商品を選びます。運用商品は口座を開く証券会社や金融機関によって異なり、また手数料の高低差があります。

掛け金は60歳まで引き出せず、60歳以降に掛け金と運用益の合計額を給付として受け取ります。運用益が出ている文脈で語られることが多いですが、運用損が出ている場合は、損益通算ができません。そのため投資期間の長短を考慮する必要があります。投資期間が長いほど、市場の変動影響をなだらかにできるからです。

つみたてNISAは、長期投資、つみたて投資、分散投資を支援するため分配金や譲渡益が非課税になる制度です。投資商品は国の基準を満たす商品で、投資信託が主です。購入できる金額は年間40万円が上限で、非課税期間は20年間です。

つみたてNISAと並んで、一般NISAもあります。違いは年間の上限投資額と投資可能商品、非課税期間です。

  • 年間上限120万円
  • 個別銘柄、米国株にも投資可能
  • 非課税期間5年間

私は米国ETFに投資するため一般NISAを利用しています。またiDeCoと同様、NISA口座での損失は損益通算ができません。

2022年1月18日火曜日

所得税の確定申告で、上場株式の配当申告不要手続きが可能に


こんばんは。ひとりです。

確定申告(令和3年分)の時期です。私は令和2年分の確定申告からID・パスワード方式で届出を完了させています。ID・パスワードを一旦取得すれば、マイナンバーカードやそれを読み取るICカードリーダも不要で、e-TAXで申請できます。

ID・パスワード方式で申請すると、税務署に出向く必要も、必要書類を印刷して税務署に郵送する必要もありません。例えば社会保険料(国民年金保険料)控除証明書やiDeCo(小規模企業共済)の掛金額証明書、米株売買時の外国所得税の課税証明書類は、ID・パスワード方式で申請する前は現物を郵送していました。今はそれらの提出も省略できます。

提出が省略できた書類
  • 社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
  • iDeCo(小規模企業共済)の掛金額証明書
  • 米株売買時の外国所得税の課税証明書類 など

また証券会社から配信される特定口座年間取引報告書はpdf形式に加えて、xml形式も用意されています。国税庁の確定申告書作成ページにそのデータを読み込ませれば、数字入力の手間や間違いが避けられて便利です。


所得税の確定申告で、上場株式の配当申告不要手続きが可能に


申告した上場株式の配当のうち、令和3年分の所得税の確定申告手続きのなかで、その全部を住民税において申告不要にできるようになりました。確定申告書の第二表「住民税・事業税に関する事項」ないにある項目に「○」を付けることで、あらかじめ住民税が引かれている上場株式等の配当は住民税の課税対象外にできます。

それまでは住民税の確定申告も別途、所得税の確定申告とは別に必要でしたが、それが一つにまとめられた格好です。詳しくはお住まいの市町村ウェブサイトや配布される広報誌に案内があるので、そちらをご参考に。

せっかく改善された手続きですが、それも2024年度から使えなくなります。

2021/12/27
配当に関わる課税の仕組みが2024年度から変わり、節税できなくなります。


※ 追記(2022/01/18)

米国市場が年始から調整しています。そんな最中に日本市場にナスダック100指数に連動するETFが2月2日に新たに上場します。

NASDAQ100 ETFが2月2日に上場

  • iFreeETF NASDAQ100(2840)為替ヘッジなし
  • iFreeETF NASDAQ100(2841)為替ヘッジあり
  • iFreeETF NASDAQ100インバース(2842)

2022/01/13
新規上場の承認(ETF):iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)他2銘柄(大和アセットマネジメント)

2021年12月29日水曜日

投資のモヤモヤ、イライラから解放、日本市場脱出が最適


こんにちは、ひとりです。

2021年の投資成績が確定しました。確定損益はマイナスではないものの、ここ5年間で最少額です。年末にかけての損切りのせいです。取引を振り返ると、モヤモヤ、イライラに悩まされた1年です。市場指数が上昇しているのに、持ち株は下落を続けている。そんなことが年間を通じてありました。

東京証券取引所の市場再編が22年4月にありますが、中身は変わらず、どうやら名前のかけかえで終わりそうです。再編後の最上位市場「プライム」は、その9割が現在の東証一部と同銘柄です。基準を満たさない企業もプライム基準を満たすための改善計画書を提出すれば滑り込める仕組みです。

冒頭に書いたモヤモヤ、イライラ銘柄も「滑り込みプライム」銘柄です。ダラダラと先延ばしで決められない市場再編には期待できませんね。文句が出たから見直しを繰り返した過程が透けて見えます。投資のモヤモヤ、イライラから解放されるには日本市場脱出が最適です。

これは私の経験からくる考えであって、もちろん日本個別株で利益を出している人がいるのも事実です。投資先、利益の出し方は人それぞれ。自分にあった方法は、自分で失敗して学ぶのがいちばんです。

2021年12月27日月曜日

増税。所得税と住民税で異なる課税方式が選択できなくなる


こんにちは。ひとりです。

配当に関わる課税の仕組みが2024年度から変わり、節税できなくなります。所得税と住民税で異なる課税方式を選択できましたが、それが所得税で選ぶ方式が住民税にも適用されるようになり、使い分けができなくなります。

2021/02/06
個人投資家は、所得税と住民税で異なる課税方式が選択できます。異なる課税方式を選択するのは、上場株式等の配当や譲渡益に対する税負担(または社会保険料負担)を抑えられる場合があるからです。

日本株を損切り、買付余力を確保。米国ETFが今後の投資対象


こんにちは。ひとりです。

保有する米国ETFから年末の分配金が続々と入金されています。続々といっても保有するのは4商品のみで、その投資額は日本株を含めた投資額全体の30%ほど。ですから分配金額もほどほどです。2023年にはこの投資割合を逆転させたいと考えています。つまり、現在の日本株 70%、米国株(ETF)30%から、米国株70%、日本株30%に組み替えるということです。

現在
  • 日本株 70%
  • 米国株(ETF)30%

2023年内には
  • 米国株(ETF)70%
  • 日本株 30%

上がりもしない日本株をだらだらと保有していても資産効率が悪いです。現にここ3年の私の投資成績は、ある日本株に手を出してしまったばかりに思うような成績が残せていません。来年こそはこの状況を改善しようと、該当株の損切りを年末にかけて徐々に進めてきました。

今年前半に積み上げてきた少ない確定益が、この損切りのせいで削り取られていく様を眺めていると、投資に今年充ててきた時間は何だったのかと虚しくなりますが、そこは長い投資人生の先を見据えての行動と割り切ります。保有する含み損分のすべてを確定してしまうと、確定益を超えてしまいますのでそこは程々に。

投資するなら結局、米国ETFに。日本市場にも米国指数に連動するETFが増えてきました。

2021年12月26日日曜日

iDeCo口座で買付余力確保。急落局面のスポット買いも可能


こんにちは。ひとりです。

個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出(引き落とし)が年末にあります。私は毎月の拠出ではなく、年に1回まとめて拠出するように設定しています。その投資先は元本保証型商品です。

2020/05/22


元本保証型商品に一旦すべて投資してから、目当ての投資商品に機会を見て投資(スイッチ、iDeCo口座内で売買)しています。利点は毎月拠出するよりも手数料が抑えられることと、iDeCo口座内で買付余力が確保できることです。ここでの買付余力は、元本保証型商品への投資額を指しています。iDeCo口座内では現金のまま保有することができません。

目当ての投資商品が短期的に大きく下落した際には、その買付余力(元本保証型商品への投資)をスイッチしてスポット購入費用に充てられます。ここ1ヶ月のS&P500指数を確認すると2回、下落局面がありました。

S&P500指数(11月末から現在まで)

  • 11月29日からの下落
  • 12月15日からの下落

もちろんその際には毎日2,500円〜5,000円を、どこが底かわからないので毎日買い付けしました。そんなことができるのも一括拠出ならではです。

2021年12月25日土曜日

5年でマイナス45.6%。キヤノン カレンダー、投資下手の証か


こんばんは。ひとりです。

キヤノンの株価が今月になって上がっています。

  • 11月比 14.2%(12/24 現在)

年間騰落率を確認すると、前年比 44.4%です。この数字だけを見ると、すごく上がっていると「勘違い」してしまいますが、それまでの株価の体たらくを鑑みると、この程度の上昇では物足りません。

  • 2020年 - 33.8%
  • 2019年 - 0.5%
  • 2018年 - 28.5%
  • 2017年 + 27.5%
  • 2016年 - 10.3%

噂のキヤノンカレンダーが今月頭に届きました。3年間の継続保有株主に宛てて送られるものです。先の過去5年の年間騰落率を見る限り、プラスになったのは2017年の1年のみ。カレンダーが届いた株主は、含み損を抱えている人が多いのではないでしょうか。

2021年8月30日月曜日

年率14.6%の価値。人に払うか、受け取るか、天と地の差


こんにちは。ひとりです。

銀行からカードローンのダイレクトメール(DM)が届きました。私はカードローンを利用したことがなく、同行に口座を保有している人に宛てて発送されたものでしょう。

興味本位で圧着ハガキをめくると、ウェブや電話でいかに簡単に「お金が借りられる」のかが案内されています。ただ簡単に借りられるお金ほど、その金利(利子)は高くつきます。同案内では年率1.8%〜14.6%です。

50万円を例えば借りたとしましょう。100万円以下の金利は案内によると、年率13.6%〜14.6%です。年率14.6%で計算すると73,000円です。

株式投資で14.6%の利益を得る労力を考えると、カードローンは手出し無用だと分かります。株式投資をしていれば14.6%の価値が瞬時に分かります。14.6%を人に払うか、受け取るか。天と地の差です。

借入れの上限金利は貸金業法で制限されており、元本の金額に応じて年率15%~20%です。 

  • 元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
  • 元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
  • 元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%


※ 追記(2021/08/30)

SBI証券のウェブサイトを見ると、資産管理の機能が追加されています。

My資産
  • 資産残高
  • 実現損益
  • 資産推移
  • 配当金・分配金履歴

資産を可視化するのは、資産形成、運用の第一歩です。

また普段は気にしないページの下部(フッター)を見ると、ウェブサイトに繋がりにくい場合の案内がありました。


パソコン(バックアップサイト)
バックアップサイトはメインサイト(http://www.sbisec.co.jp)とは別のデータセンターにて管理されていますので、メインサイトが不測の事態に陥った際もご利用いただけます。

ウェブサイトが繋がりにくいときには上記のページも確認できませんので、バックアップサイトを平常時にブックマークしておくと良いです。


2021年8月28日土曜日

恥株キヤノンから中間配当金が入金。80円から45円へ半減


おはようございます。ひとりです。

キヤノンから先日、中間配当金の入金がありました。1株当たりの中間配当金は現在、45円です。中間配当金が80円の頃と比較すると約半分になりました。増配企業が数あるなかで、何が悲しくて減配企業を保有しているのでしょうか。

オフィス向けの複合機の販売が復調の兆しを見せた、レンズ交換式デジタルカメラの新製品の販売が好調、医療機器、半導体露光装置が売上を順調に伸ばしている。中間報告書には良いことばかりを飽きもせず並べていますが、それならなぜこの株価に低迷しているのか。

結果が出ていない(含み損である)以上、私にとってキヤノンはやはり「恥株」でしかありません。コピー機会社、カメラ会社から次の事業へ発展するのはいつになることやら。

経営者から発展へのストーリーが語られることは未だにありません。何しろ、そんなものは端から存在しない、もしくは経営者に発信する意思がないのですから。ライバル視してきたF社には距離をあけられるばかりです。

株価年足(前年比)
キヤノン
  • 2021年 現在 28.8%
  • 2020年 - 33.8%

富士フイルム
  • 2021年 現在 60.5%
  • 2020年 4.0%

2021/06/04
文句を言うなら早く損切りすれば良いのにと思いますが、そうはいかないのが投資の難しさです。保有し始めてもうすぐ3年。他銘柄への投資機会の損失を考慮すればまさに「失われた3年」です。

2021年7月21日水曜日

日経平均と比較で明確に。ナスダック100、S&P500、NYダウ


こんにちは。ひとりです。

米国市場が上昇しました。持ち株も1%〜3%の上昇と堅調です。


  • VTI … 1.72%
  • VYM … 1.29%
  • IJR … 3.01%
  • VIG … 1.27%
  • VXF … 2.81%

この1日や2日程度では米国市場の強さが見えません。日経平均と米国主要指数の、1年間の推移を重ね合わせてみます。

  • ナスダック100(緑色チャート、QQQ)
  • S&P500(青色チャート、VOO)
  • NYダウ(赤色チャート、DIA)
  • 日経平均(橙色チャート)

2020年7月21日〜2021年7月20日

投資するなら米国市場で間違いなさそうです。

2021年7月20日火曜日

下がってもまた上昇すること。米国市場の日本市場にない強み


おはようございます。ひとりです。

米国市場の下落が続きます


持ち株を見ても前日比マイナスが並びます。

  • VTI ▲1.42%
  • VYM ▲1.69%
  • IJR ▲1.92%
  • VIG ▲1.43%
  • VXF ▲1.00%

米国市場の、日本市場に比べての強みは下がらないことではありません。下がった後の上昇にあります。日本市場は下がったが最後、泥沼にはまったように身動きが取れなくなります。だから日本市場は嫌なんです。

米国市場の一時的な下げがいつ終わるかわからないからこそ、少額で継続的な投資が力を発揮します。

2021/06/22
不安定な株式市場だからこそ、分散投資を心がけたいものです。投資金額の分散、投資時間の分散です。私はiDeCo(イデコ)口座でそれを実践しています。米国市場に毎日1,000円の分散投資です。

2021年7月18日日曜日

日米の株式市場に通じる差をオールスターゲームから感じる


こんばんは。ひとりです。

私は鰻が好きです。鰻の価格は、私が子どものころには今ほど高くなく、また一人暮らしの学生の身分でも近所のスーパーで躊躇なく手に取れたのを覚えています。今では年に一度、食べるかどうかといったところです。

土用の丑の日は今年、7月28日(水)です。食べる予定はなく、鯖の竜田揚げでもこしらえようかと思います。もちろん蒲焼のタレをたっぷりからめて。


オールスターゲームと株式市場に共通する日本と米国の差


先日のMLBオールスターゲームを見ていると、米国の力強さを感じます。満員の球場に轟く歓声。

@MLB(https://twitter.com/MLB)

誰一人とマスクをしていないさま。

@MLB(https://twitter.com/MLB)

日本と時間のズレが生じているのでしょうか。日米の株式市場にも通じる差をオールスターゲームから不思議と感じました。

iDeCo(イデコ)の運用状況です。米国株式への集中投資のため、堅調に推移しています。

16.8%(2021/07/15)

2021年7月17日土曜日

米国、全世界ETFから分配金。権利前には貸株解除を忘れなく


こんばんは。ひとりです。

分配金の支払いが保有するETFからありました。 


  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)
  • MAXISナスダック100上場投信(2631)

分配金支払基準日は毎年6月8日、12月8日の年2回です。いずれの商品も利回りは1%前後と、東証一部の単純平均利回りと比べても高くはありません。それでも上記商品には長期保有できる安心感があります。

東証一部の単純平均利回りは1.72%(2021年6月時点)



貸株解除を忘れると、配当控除、損益通算ができなくなる


貸株金利の利用はETFの保有中の経費を相殺する方法ですが、分配金の支払基準日前には貸株設定の解除をお勧めします。

貸出し期間中に分配金の権利が発生した場合、配当金相当額として受け取ることになります。税区分上は雑所得となり、総合課税の対象です。つまり配当控除の対象外となり、また株式等の譲渡損と通算できなくなります。



2021/06/05
MAXIS ETFシリーズから収益分配金の見込額が案内されています。

 


2021年7月16日金曜日

米国小型株が軟調。NISAで保有するIJRとVXFの上値も重い


おはようございます。ひとりです。

米小型株の上値がここにきて重くなっています。S&P500種株価指数やナスダック総合株価指数が最高値をつけるなかで、小型株で構成するラッセル2000の弱さが目立ちます。

同指数は5月下旬以来、約2ヶ月ぶりの安値で、6月頭につけた直近の高値から約6%低い水準に現在あります。私が保有するIJRとVXFも中小型株を投資対象とするもので、VTIやVIGの値動きと比較してもその軟調さに気をもんでいます。

2020年の秋口から今年前半は、景気急回復の見方を追い風にラッセル2000の上昇率は他の指数を上回るものでした。それは私の、NISA口座の2020年の成績を見ても分かります。

IJRは56.64%の上昇(2020年投資分)

中小株は景気の勢いに連動しやすく、金利や物価の上昇の影響を受けやすいとされます。資源コストや人件費の高騰は下期にかけて大きくなり、景気回復の勢いが鈍化するとの見方があります。

インフレによる物価上昇は中小型株の弱みをついてきます。物価が上昇したからといって商品に安易に価格転嫁がしにくく、利益率の低下を引き起こします。それも米小型株の上値が重くなる一因でしょう。

ただIJRもVXFも最初から、値幅が大きい(リスクが高い)商品だと理解したうえで投資しています。大きく上がることもあれば、大きく下がることもあるということです。そのため、今回のように上値が重く下落基調にあるからといって簡単に手放すつもりはありません。

2021年7月15日木曜日

NISAで米国ETF投資。長く持てば損はしにくく、利益が膨らむ


こんばんは。ひとりです。

私は米国ETFを2019年から、一般NISA(ニーサ)口座で運用しています。投資商品は3種類、今年からVXFを追加しています。

2021/07/14

  • IJR
  • VIG
  • VXF

いずれの商品もプラスで推移しており、IJRの2020年の成績がなかでも際立っています。

NISA口座は2014年の制度開始当初から利用していますが、「利小損無」(利益は小さくても損しないように)を心がけて、2018年までは短期売買専用の口座として活用してきました。NISA口座で出した損は、他口座との損益通算ができませんから。

それが上がり続ける米国市場への参入をきっかけにして長期保有に切り替えたところ、利益の膨らみが大きくなりました。もちろん含み損の期間がなかったわけではありませんが、そこは米国株への日本株にはない「いずれは上がる」という信頼感で投資を継続。今の結果があります。

NISA口座のため投資額が毎年限られていますが、長く持てば損はしにくく、利益が膨らむことを実感しています。

2021年7月10日土曜日

33%超上昇の神戸物産を利益確定。上昇は7月いっぱい続くか


こんにちは。ひとりです。

保有する銘柄の一つを利益確定しました。神戸物産(3038)です。

  • 買付日 2020/12/24
  • 取得単価 3,252円
  • 売却価格帯 3,550.5円〜3,670円

株価は6月中旬に買値付近まで上昇したと思えば、7月にかけて昨年の高値(3,640円)を更新しました。株価は現在3,740円です。

2021/06/16
株価は6月14日に3,175円まで大幅反発しました。買ってから半年経ち、15%以上下がる局面が幾度かありましたがここにきてようやくといったところです。

株価の推移を確認すると、6月は26.6%、7月はここまで6.9%と約33%超の急騰です。(2021/07/10)

  • 今週 週足 5.6%
  • 6月 26.6%
  • 7月 6.9%
  • 2021年 年足 17.6%

株価が来週も上がり続ければ、売った側としては残念ですし、下がったら利益確定の決断は正しかったと喜ぶだけ。いずれにしても一時のタラレバ妄想でしかありません。確定した利益のみが真実です。