2020年4月1日水曜日

タカラヅカ・ライブ・ネクスト。宝塚歌劇団OGに活躍の場を


こんばんは。ひとりです。

阪急電鉄が3月31日、宝塚歌劇団を退団した卒業生(OG)の活躍を支援する子会社「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」を4月1に設立すると発表しました。

新会社では劇団OGによるホテルのディナーショーやコンサートを企画する。舞台経験が豊富な劇団OGの活躍の場を増やすことで、宝塚歌劇のブランド向上にもつなげたい考え。劇団OGに特化してマネジメントする会社は初めてという。

トップの退団がニュースになることはありますが、その他の退団者が話題にのぼることはありません。毎年40名程が歌劇団に加入するなかで、もちろん退団する人がいるのは当然です。

入学するために何十倍の倍率を勝ち抜いても、入学後は更に競争が待っています。

ふと、パレートの法則(Pareto principle)を思い出します。「80:20の法則」ともいわれ、「売上げの8割は2割の社員に依存する」といった傾向を示します。集団の報酬や評価が一部の構成員に集中するという経験則です。

いくら優秀な人が集まろうが、その集団の中ではパレートの法則が観察されます。宝塚歌劇団においても例外ではないでしょう。

8割が優れていないというわけではなく、適正に応じた活躍の場があれば、別の集団でその後、“2割”になれることがあります。ただその集団でもまた、パレートの法則が観察されるでしょうが。世の中の集団はその繰り返しです。

それが嫌なら、1人で活動できる場を自分で作るしかありません。