2019年10月26日土曜日

セゾン投信とバンガード共催のセミナー。“再放送”にがっかり


こんばんは。ひとりです。

投資セミナーに参加しました。セゾン投信株式会社とバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社が共催するものです。

バンガードと今年も二人三脚でまいります!
〜ブレない! 長期投資のすゝめ〜

  • バンガードとセゾン投信が伝えたい 〜長期投資のすゝめ〜
セゾン投信株式会社 中野晴啓さん

  • バンガード、長期投資のすゝめ 〜変わらぬ投資哲学と不透明な市場環境を乗り切る秘訣〜
バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社 三上和久さん


“がっかり”のセミナーが多いなかで、今回は


投資セミナーへの参加は、受講後の“がっかり”がここ最近多く、もうないかと思っていました。ただバンガード社の方の話が聞けるとあって参加しました。

受講後の“がっかり”は、例えば少し勉強して参加すれば分かるような内容を、セミナー時間を一杯に使って語られることが挙げられます。

もちろん投資未経験者、投資初心者を対象にしたものであれば仕様がありませんが、もう少し、参加者が勉強しているという前提で、セミナー内容の質を上げるのも一つかと思います。

自分で勉強を重ねるほど、セミナー内容にがっかりすることが増えるという……、そんなこんなもあって本を読んだり、ネット上のセミナー動画を観たりする方が良いと感じていました。

今回のセミナーはどうだったかというと、“がっかり”です。ただ今回のがっかりは、再放送を観ている感があったためです。


参加は不要。本やセミナー動画の学習で充分


今回のセミナーへは、米国株に関するセミナー動画のなかに、講師であるバンガード社の三上さんが登場する回があったのを思い出して、改めて見直したうえで参加しました。

またセゾン社のウェブサイトにも三上さんのセミナー動画が掲載されていたので、それも予習済みです

それらを観たうえでセミナーを聞いていると、ほぼ同じ内容でした。こんなことなら自宅で勉強していたほうが良かったかもと“がっかり”。

投資セミナーへの参加は、もうしばらくないです。JPXや日本証券業協会などが主催する投資セミナーに2017年から積極的に参加し始め、約2年間。勉強になったのは間違いありません。


一歩前進したと感じたのは、自分で考えるようになってから


今回のセミナーは、セゾン投信の話題から大きく離れないようにとの配慮があったのでしょうが、バンガード社のETFの話をもっと聞きたかったです。

まあ、バンガード社のETFで既に資産を運用しているようなら、セゾン投信の商品からは足が遠のくかもしれませんが。なにしろ私がそうですから。

一方で、セゾン投信のセミナーは、投資方針の説明と理解、会社の思いを伝えるためという意図があるので、巷の投資セミナーとは単純に比較できないかもしれません。

ただ中野社長への信仰が、参加者を見渡すと他の投資信託よりも強いように思います。肝心の商品内容を理解している人は、そのなかにどれだけいるのでしょうか。

商品を調べて、理解すればするほど、商品に組み込まれたファンドやETFに興味が向くはずです。ただ海外の商品に投資するにも手間暇や勉強が欠かせませんが。それを避けたいならば、セゾン投信のままが良いかもしれません。

私は、もっと良いものを求めて海外ETFに投資しています。また投資への満足度は、勉強して、行動して、成果が出ると上がります。それが長期投資に繋がります。私が投資で一歩前進したと感じたのは、自分で考える投資に切り替えてからです。