2021年3月3日水曜日

米国増配株式ETF「VIG」。組入セクターから見る今年の成績


こんにちは。ひとりです。

私が保有する米国ETFは現在5商品。その組入セクター割合は定期的に更新されます。


  • VTI
  • VYM
  • IJR
  • VIG
  • VXF

運用成績の良し悪しはこのセクター割合に大いに影響されます。例えば今年1月からの各ETFの値動きをチャートで確認します。

VTI

VYM

IJR

VIG

VXF

全て年初来の価格を上回っているものの、VIGの出遅れが他商品と比べると気になります。VIGは、バンガード米国増配株式ETF(Vanguard Dividend Appreciation Index Fund ETF)です。

同ETFの組入セクターを改めて確認すると、他商品よりも突出しているのが資本財と消費財です。

緑色がVIG。右下の資本財、消費財が突出

VIGの組入上位の銘柄とその組入比率です。(2021年1月31日時点)

  • Microsoft Corp.(MSFT)… 4.65%
  • Walmart Inc.(WMT)… 4.24%
  • Johnson & Johnson(JNJ)… 3.94%
  • Procter & Gamble Co.(PG)… 3.56%
  • UnitedHealth Group Inc.(UNH)… 3.55%
  • Walt Disney Co.(DIS)… 3.41%
  • Home Depot Inc.(HD)… 3.32%
  • Visa Inc. Class A(V)… 3.31%
  • Comcast Corp. Class A(CMCSA)… 2.53%
  • Abbott Laboratories(ABT)… 2.45%

さらに上位銘柄の今年の株価の推移です。

Microsoft Corp.(MSFT)

Walmart Inc.(WMT)

Johnson & Johnson(JNJ)

Procter & Gamble Co.(PG)

UnitedHealth Group Inc.(UNH)

大半の株価は軟調で、ただWalt Disney Co.(DIS)の2月からの上昇に、同ETF株価の上昇期待が持てます。 

Walt Disney Co.(DIS)

個別株に投資していれば今、上下の変動が激しく市場に留まるのがやっとですが、そこは分散が効いたETF。長期で投資し続けられる安心感があります。