2021年3月16日火曜日

投資における「タラ」「レバ」は、ミスリードにもなりえる


こんばんは。ひとりです。

個人の資産形成や資産運用について、株式投資が主ですが新聞記事や雑誌、または個人のブログで目にすることが増えました。

記事の目的によりますが、株式投資で資産形成を促す場合によく利用されるのが「タラ」「レバ」を用いた紹介、誘い文句です。

例えば「3年前から毎月、1万円ずつ積立投資を続けてい“タラ”、今ごろ◯◯◯万円になっています」というもの。これまで投資してこなかったことへの後悔を煽り、投資を始めれば今後、儲けられるかもしれないという欲を上手く引き出します。

投資において、この「タラ」「レバ」を語るほど意味がないものはありません。これから先の投資方針を決める際に、過去のデータを利用することは有用ですが、過去にこれだけ上昇してきたから、同様に今後も上昇するとも捉えられかねないミスリードになりえます。

同じ情報であっても捉え方は人によって様々で、情報を解釈する角度はその人の持つ知識やそれまでの経験に左右されます。