こんばんは。ひとりです。
新型肺炎の拡大が続き、治療法は見つかっていません。
日経平均株価はこの1ヶ月間で451円44銭(1.9%)安です。2万3000円を約3ヶ月振りに下回る場面があった中で、私の持ち株の評価損益比率は昨年末比、-5.77%です。
感染症リスクにも通用する、有事は買い向かえ
持ち株の下落理由が全て新型肺炎のせいではありませんが、感染症リスクで連れ安した銘柄があるのも事実です。
米中貿易摩擦、自然災害などで引き合いに出される相場格言に「有事は買い向かえ」があります。
今回の新型肺炎騒ぎで世界市場が潰れるわけではありません。経済活動は停滞するでしょうが、それも一時的。いずれ市場の回復が予想できます。
ではその回復の期はいつになるのでしょうか。
感染拡大が深刻化した後の株価の騰落率は
2003年のSARS(サーズ、重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザ、デング熱、エボラ熱など、世界の株価は1980年代以降の感染症拡大の局面の平均で、1ヶ月後には0.4%高とほぼ横ばいに、3ヶ月後には3.1%高、半年後には8.5%高になったといいます。株価は先のSARSの場合、半年で2割上昇しています。※米ネット証券チャールズ・シュワブ
SARS感染拡大後の株価騰落率
- 1ヶ月後 … 8.6%
- 3ヶ月後 … 16.4%
- 半年後 … 21.5%
つまり過去の経験値に従うなら、有事は買い向かえです。
私の積読本棚に感染症を扱った本があります。

2006年に購入したもので、SARSの拡大も納まり、もっというと忘れ去られたころでしょうか。

この機会に読み終えました。
- 第一章 … 病原体の伝播経路を知る
- 第二章 … 清潔化の歴史
- 第三章 … 清潔社会で起こる感染症
- 第四章 … 世界のなかの感染症
- 第五章 … 新型インフルエンザ
- 第六章 … エイズ/性感染症
本は買った時が読み時です。それを逃すと、何年も本棚に積んだままになります。