2020年2月28日金曜日

トラスコの株主総会。お土産配布、老人…。参加リスク大か


おはようございます。ひとりです。

新型コロナの影響か、株式市場の急落が続きます。もちろん私が保有する日米両銘柄も大きく下落しています。

こんな時に思い返すのが、2016年の株式市場です。保有株は軒並み20%超下落し、それが年末まで続きました。

当時と比べると私の投資額が増え、評価損益だけを見ると損失が大きく感じます。一方で損益率を見ると、本当の下落はこれからかと構えてしまいます。

2016年の市場を経験した上で、今回の急落に生かせることをまとめました。

(1)分からないものには手を出さない

つい先日と比べると、割安になったように感じる銘柄も多々あります。株主優待を、高配当を狙って、今回の急落に乗じて事業内容や業績を調べもせずに勢いだけで投資すると後々痛い目に合います。この後々というのは、新型コロナが落ち着き始め、市場が上向きになった時です。手を出した銘柄の値だけが戻って来ないということも想定できます。

(2)市場が上がり始めてから買い始める

一時的なリバウンドも想定できますが、それはあくまで一時的なもの。上がったところで利益確定できればよいですが、そうは上手く行きません。売り買いを控えて、しばらく市場から離れるのも手です。私はそうします。

(3)他人の成績と比べない

こんな時には、他人の成績が気になります。市場全体が下落しているのに、どうしてあの個人投資家は儲かっているのかと気になります。そんなノイズは気にかけず、最終的に自分が損をせずに、儲かれば良いのです。今回の急落をどう分析するかが大切で、急落前の市場とその時期の新聞記事を振り返ることが今後の投資に生かせます。

(4)現物保有なので損失を確定せず

業績が悪かった場合は別にして、今回は市場全体が下がっています。そこには個別銘柄の業績は考慮されていません。こんな時は損切りせずに、市場が落ち着くまでじっと我慢です。


※ 追記(2020/02/28)

トラスコ中山から定時株主総会の招集通知が届きました。開催は3月13日(金)です。

イベントの中止が広がる中で株主総会の開催も各社苦慮しています。会社法上、株主総会は株主が集まる場を設ける必要があり、ネット中継だけの開催は難しいとされます。

そんな中でトラスコ中山の対応は、効果云々は別にしてサーモグラフィーを設置して、高温の株主がいれば検温ということです。

同社の株主総会は例年、お土産の配布が予定されています。それを目当てに集まる人も多いでしょう。また平日開催とあって、老人が大半でしょう。そんな場に長時間留まることは得策ではありません。ポートフォリオのリスク管理も大切ですが、自己管理はもっと大切です。