2020年1月15日水曜日

世間の中年層の現実は。先進国では47歳が、幸福カーブの底に


おはようございます。ひとりです。

図書館の自習室で学習していると、中年、高齢男性のくたびれた様子が嫌でも目に入ります。周囲を気にしない独り言や咳払いを始め、見た目にも清潔感を欠きます。

受験前のこの時期、学生は特に咳払いには敏感なようで、嫌悪の目を向けています。


中年層の悲劇。47.2歳が憂鬱のピーク


「中年層は惨め、先進国で47.2歳が憂鬱のピークに」という見出しがネットニュースに挙がっています。

原題は「Middle Age Misery Peaks at Age of 47.2, Economist Says(抜粋)」で、Bloomberg(ブルームバーグ)に2020年1月13日に掲載されたものです。

先進国では憂鬱さのピークが47.2歳と、中年層が最も惨めに感じていることが分かったそうです。

調査は、デービッド・ブランチフラワー氏(米ダートマス大学教授、英中銀金融政策委員会=MPC=元メンバー)が、132ヶ国のデータを基に生活の充足度と年齢の関係を測ったものです。

研究によれば、一生の間にU字型の「幸福カーブ」が見られることが分かり、その憂鬱のピーク(U字型の底)が47.2歳ということです。

47歳といえば、私はまだ10年以上も先のことです。世間の47歳といえば、どんなイメージでしょうか。

夫婦、子どもとの関係、健康、教育費や家のローンなど、悩みが多そうです。ただそれらは、自身で選択したことが積み重なってできたものであって、幸せな時間もあったはず。

お金があれば解決する悩みばかりではないでしょうが、お金と時間があれば気持ちに余裕ができることは間違いありません。

この記事の出元であるブルームバーグ。その創業者が今、米国で注目されています。米大統領選挙、民主党候補の一人だからです。

マイケル・ブルームバーグ氏(77歳)。ブルームバーグ通信の創業者であって、元ニューヨーク市長。世界長者番付で9位の大富豪です。

私の47歳はいずれやってきます。今は他人事かも知れませんが、いずれ自身の課題になります。それまでに、いかにもがき続けられるか。今が踏ん張り時です。