2020年1月3日金曜日

郵便局でもキャッシュレス決済が。直営2万局、2024年までに


こんにちは。ひとりです。

年始ドラマ「きのう何食べた?」で、ひと月の食費が話題になっていました。男性二人で25,000円です。ちなみに私の昨年末の食費を確認してみました。一人暮らしです。

  • 11月 … 16,431円(3,286円/週)
  • 12月 … 12,869円(2,573円/週)

11月、12月の週平均は、約3,000円です。週単位の金額は、ひと月5週間で算出しました。今年は、この金額を基準にして食費をやり繰りしていこうと思います。そうすると、年間180,000円(15,000×12ヶ月)で済みます。


郵便局でも今年から、キャッシュレス決済を導入


普通郵便を投函しに先日郵便局を訪れました。切手を窓口で求めると、現金のみの支払いです。

巷でこれだけキャッシュレスが謳われる中にあって、未だに現金のみです。切手や葉書、宅配便「ゆうパック」など少額の支払いが多いこと、また客層の高齢化もキャッスレス決済が進まない要因でしょうか。

その郵便局でも今年から順次キャッシュレス決済が導入され始めます。

今年2月に約50局に導入され、5月までに約1万局に拡大する予定です。4年後の2024年までには全ての直営郵便局(約2万局)に整備される計画です。


セキュリティー確保の大敵は、人間の脆弱性


キャッシュレス決済の浸透に欠かせないのが、セキュリティーの確保です。セキュリティーといえば、ID、パスワードの不正利用やシステム改ざんが頭に浮かびますが、ここではキャッシュレス決済を利用する“人間の脆弱性(弱さ)”を見てみます。

セキュリティーを脅かすサイバー攻撃はそもそも、人間の脆弱性(弱さ)を突いたものです。

人間には6つの脆弱性があると、ハッカーのケビン・ミトニックが指摘しています。人間の弱さを突いた攻撃は、ソーシャルエンジニアリングと呼ばれます。

人間の脆弱性

  • 権威
権威のある人に弱く、その要求に応えてしまうこと

  • 好意
好きな相手からの要求に応えてしまうこと

  • 謝礼
「お礼に○○をあげる、○○をしてあげる」と言われると、その要求に応えてしまう

  • 約束、合意形成
一旦肯定した事柄を、後から拒否するのは困難なこと

  • 横並び社会
「他の人もしている」と言われると、要求に応えてしまう。 ※日本人に当てはまるが、諸外国では人と同じことを避ける傾向も

  • 希少性
販売数や販売期間が限定されているものに希少性を感じて手に入れようとすること

人間の脆弱性は何も、キャッシュレス決済時だけに気を付けるものではありませんが、自身の弱さや過去の過ちを認識しておくだけでも、あわずに済む危険があるかも知れません。