こんばんは。ひとりです。
日経平均株価の4月〜9月までの上昇幅が21.1%と、1987年以来33年ぶりの大きさとなりました。コロナの影響で株価が大幅に下落した後の回復とあって、その上げ幅は4268円11銭です。また東証マザーズ指数も2倍近く上昇しています。
具体的に数字を見てみます。()内は、私が保有する“恥株”キヤノンのものです。
2020年4月〜9月 … 21.1(-26.8)
- 9月 … 0.2(-4.7)
- 8月 … 6.6(9.3)
- 7月 … -2.6(-21.5)
- 6月 … 1.9(-3.8)
- 5月 … 8.3(-2.9)
- 4月 … 6.7(-3.2)
日経平均株価が21%上昇しているのに対して、キヤノンは26%下落しています。
上昇したのは8月のみという悲惨な状況です。
キヤノンの企業価値を示す時価総額は現在、2,265,397百万円です。3月末の時価総額は3,602,495百万円でしたので、その減少額は1,337,098百万円、減少率は37%です。(株価に発行済み株式数1,333,763,464を掛けて算出)
他社の時価総額の増減率を見ると、例えば日本電産は2,503,200百万円、75%の増加。MonotaROは589,400百万円、82%の増加です。またコロナの影響を直に受けた銘柄としてJR西日本を見ても30%の下落(4千億円強)に留まっています。これからもキヤノンの下落幅がいかに大きいかが分かります。
- 日本電産 … 75%増加
- MonotaRO … 82%増加
- JR西日本 … 30%下落
- キヤノン … 37%下落
またここにきてデジカメの出荷が8月、前年同月比55%減と報じられています。(カメラ映像機器工業会、CIPA)
キヤノンの経営陣はいつまでもだんまりを決め込み、寝ているのか起きているのか分かりません。株価が上がる要素はなく、このままの体たらくで年末を新安値で終えるのでしょうか。
※ 追記(2020/10/03)
雑誌BRUTUS(ブルータス)の「お金」特集号を読んでいます。
思わず問いかけたくなります。キヤノンさん、「お金、ちゃんと使えてる?」と。