検索キーワード「キヤノン」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「キヤノン」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2023年9月30日土曜日

投資成績は順調。年初来投資元本比で現在、8%の利益確定


こんにちは。ひとりです。

ブログの更新が滞りました。
1月31日以来です。

このブログは、株式投資の話題をメインに更新していましたので、再開テーマはもちろん株式投資の話題です。

市場の動向云々よりもまず、私の投資状況をご紹介します。


個別株投資に懲りて、ETF商品と投資信託で資産を運用


特定口座
(1)ETF投資(日本市場)
(2)ETF投資(米国市場)
(3)投資信託

一般NISA口座
(1)ETF投資(米国市場)
(2)投資信託

iDeCo口座
(1)投資信託
(2)元本保証型商品

特定口座と、一般NISA口座では以前、個別株式へ投資していました。ある個別銘柄の運用で懲りたため、投資方法を見直して現在は、指数連動のETFと投資信託で運用しています。

個別銘柄への投資過ちをこのブログに記録しています。
ブログ内を検索

キヤノンは、2023年の上昇相場に合わせて、利益確定しました。3,445円の買値に対して3,545円〜3,790円で、6月5日〜16日にかけて売却しました。

キヤノンは3年以上、上がらない状況でしたのでようやくです。もう手を出しません。高い勉強代、もとい、長い勉強時間になりました。

ビーロットは言わずもがな、2022年の内に損切りしました。

指数連動のETF、投資信託に投資するのが結局、一番だと気がつきました。ETFを短期、中期で運用しているため、退屈さはありません。

早いうちに、失敗を経て気がつけたのは良かったです。あとは、これを忘れずに続けることです。


下手に触っていない一般NISA口座と、iDeCo口座は順調


一般NISA口座と、iDeCo口座の運用成績は順調です。なにしろ、指数連動商品に投資するのみで、私の下手な投資の影響を受けていませんから。

NISA運用成績
損益率 27.22%(投資中の商品合計)

iDeCo運用成績
損益率 39.7%(2017年〜)

一般NISAやiDeCo口座で、穏やかに(退屈に)投資が継続できるのは、個別銘柄への試行錯誤を、特定口座で繰り返した結果です。

全世界株式に分散投資する投資信託1本で充分と、新聞や雑誌では単純明快な助言が繰り返されます。分かってはいますが、それができないのが欲のある私です。

一日でも早く、経済的な独立ができるようにお金持ちになりたいという、欲の危うさを知り、欲の限度を知り、単純明快な投資方法の賢さを知った今、これまでのような下手な投資方法には手を出しません。

これが私の、10年目の投資方法です。
この下落局面にあっても安定して持ち続けられる商品を揃えています。

投資成績は順調で、年初来の投資元本比で現在、8%の確定利益です。一方、日経平均株価の年足は前年比で22.1%です。比較して卑下する必要はありません。そんな気持ちの余裕が今、あります。

2020年9月7日月曜日

固有の成長ストーリー無し。キヤノンは波が来ないと進めない


こんにちは。ひとりです。

キヤノンの成長ストーリーが見えません(そもそも存在するかどうか懐疑)。

開示資料を改めて見返すと、良くも悪くも外部環境次第という印象です。つまり波が来ないと前に進めない、自走できる原動力がないということです。兎にも角にも外部環境を言い訳に業績悪化に対する御託が並びます。

固有の成長ストーリーが見えない(もしくは無い)ため、事務機器の需要が減ったとなるとリコーやコニカミノルタと一緒に株価を下げ、カメラの需要が減ったとなるとニコンと一緒に株価を下げる。

公表できるほど確固とした成長ストーリーがあれば、仮に外部環境が落ち込んだとしても、製品競争力を強みに競合他社を上回るパフォーマンスが期待できます。公表できないということは、無いものと同じことです。

連結決算概要(2020年12月期 第2四半期)にある通期の見通しを見ます。 
第3四半期以降の世界経済を展望しますと、新型コロナウイルスの感染拡大が継続し、経済活動の停滞が続く見通しです。 
各国・各地域はさまざまな景気対策や金融政策を講じておりますが、依然として景気の先行きは不透明であります。 
感染の拡大を抑え込み、世界経済が本格的に回復するには時間を要するものの、年後半には悪化幅は縮小し、緩やかな回復を辿るものと想定しております。

どこの企業が発している言葉か分かりません。コロナテンプレートでも出回っているのでしょうか。まさに良くも悪くも外部環境次第です。経営の衰退が端々に見えます。

キヤノン 30年月足チャート

景気に寄り添うように波打つチャート。良いときも悪いときも、景気の赴くままに。ここからは企業として自走できる、固有の成長ストーリーが見えません。

2020年11月13日金曜日

投資家が重視する純利益。財務3表と時間軸を掛け合せて見る


こんにちは。ひとりです。

上場企業の4〜9月期の決算発表が終盤を迎えています。その決算発表時に、2021年3月期の純利益見通しを上方修正する企業が3割を超えているといいます。

上方修正が多いのは、下期に大きな回復を見込んでいるという証で、現に株式市場では企業の業績回復を見込んだ上昇が続いています。下落続きの私の持ち株ですら、3月以降の高値を付けるのですから。ただそれも一時のことで、他社の上方修正に“便乗”した値上がりです。下落の兆候がすでに見え始めています。

2020/11/12


純利益は投資家が最も重視する数字


純利益とは、売上から製造や販売にかかった費用、税金などを差し引いた企業の最終的な儲けのことです。本業で稼いだ営業利益とは別に、企業の収益力を示す数字として投資家がもっとも重視するものです。

  • 営業利益 … 本業の儲けを示す
  • 経常利益 … 営業利益から利息、金利など本業以外の損益を加味する
  • 純利益 … 経常利益から特別損益を足し引きし、利益に応じた法人税を差し引いた残りで、配当の原資になる

資生堂の損益計算書(第3四半期決算短、2020/11/10)を見ると、特別損失に「新型コロナウイルス感染症による損失」として18,119百万円(181億1900万円)が計上されています。 

資生堂 第3四半期決算短信

企業の純利益だけを抜き出して見ると味気ないですが、純利益を出す(儲ける)までの流れを財務3表と時間軸を掛け合わせて見ると、儲けの仕組みに興味がわきます。


全ての企業はお金を集めて、投資して、利益を上げるという3つの活動の上に成り立っています。社会貢献などはその次にくるもので、まずは儲けなければ行動できません。


追記(2020/11/13)

 本を読んでいます。

  • ドラえもん 国語力をきたえるカタカナ語
  • ビジョナリーカンパニー(3)衰退の5段階




私が保有する“恥株”キヤノンは、この衰退の5段階のどこに今位置するのでしょうか。

  1. 成功から生まれる傲慢
  2. 規律なき拡大路線
  3. リスクと問題の否認
  4. 一発逆転策の追求
  5. 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

新型コロナウイルスという変革者は想定外の早さで感染を広げ、時代を根本から変えようと暴れ回ります。製品の品質、性能を少しずつ高めていけば優位性を保て、産業秩序も揺るがないという既存企業優位な考え方が通じないと分かりました。キヤノンは失いつつある企業価値をどのような形で取り戻すのでしょうか。

2020年12月14日月曜日

経営陣の若返りにファンドの買い。キヤノンは未だ先を示せず


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は14日、前週末比79円92銭(0.30%)高の2万6732円44銭でした。私の持ち株の評価損益率は、同比1.11%高です。


トラスコ中山(9830)を今日の高値付近で薄利確定しました。当銘柄の年足は、2.1%高と日経平均株価の13%高と比べると見劣りします。株価軟調の要因は、株主優待を廃止して個人投資家が離れたのもひとつでしょうか。

また固定資産が年々積み上がっています。すべての物流センター、支店の土地、建物は自社保有で、情報システムや車両もそうです。利益が伸びている分にはまかなえるでしょうが、この時勢にあっても固定費用を変動費用に切り替えず、費用過多に陥らないとよいですが。その対策の一環としての株主優待廃止でしょう。2017年までの株価の勢いはどこへやら、ここ2年は軟調に推移しています。

定時株主総会の招集通知には、いかに社員が働きやすい環境を整えているかを訴求していますが、一方で個人株主が長期で保有しやすい環境を崩してしまいました。

上がらない銘柄をいつまでも保有していても資金効率が悪いので売却しました。また買うかといえばそうでもなく、他に目を引く銘柄がたくさんあります。株主優待を目当てに保有してきましたが、それも今年までです。



経営陣の若返りに、海外ファンドの買い


兵庫県の井戸敏三知事が11日、2021年7月の任期満了で退任する意向を表明しています。在職期間は、2001年の初当選から19年に渡ります。自身の年齢(75歳)を考慮したうえで、「長く続けていると発想と行動がパターン化してくる可能性がある。この際、交代すべきだ」と述べています。

政治に限らず、企業経営にも若返りが求められており、またそれが結果に現れています。海外ファンドがここに来て、経営陣の若返りを進める企業への投資に動いています。凝り固まった企業体質が人材の登用で変革し、業績が伸びるとの見方からです。経験則やデータからも取締役が若いほど株価や業績の伸びが見えます。

例えば年足30%超安のキヤノン。90歳近くにもなって未だ経営トップに就いているのはそれ相応の理由があってでしょうが、その理由を市場が理解して、納得しているのかどうか。年齢が業績後退のリスクになるとは必ずしも言えませんが、そうでないと言えるだけの情報発信や後継者の有無を早々に示して欲しいものです。

2022年12月20日火曜日

損切りで日本株から撤退。底辺株 ビーロット、恥株 キヤノン


こんにちは。ひとりです。

NISAの恒久化、投資枠1800万円に拡大で改革の機運が熱する株式市場ですが、今日の日経平均株価は、前日比2.46%と大きく下げています。また円高に振れたことで、東証上場の米指数に連動するETF(ヘッジなし)はいずれも4%超の下落です。

私は年末に向けて持ち株の損切りを進めています。例えば上がらない「底辺株」ビーロット(3452)。上がらない株をいつまでも持ち続けていては、資金効率が悪いです。この底辺株はコロナ直前に買い始め、買値から50%付近まで下落しました。それから2年が経過しますが、上昇の気配はありません。

今年の譲渡損益は12月に入って、この底辺株ビーロットの損切りで既にマイナスの状態。分配金との損益通算を当て込んで、マイナスにならないラインまで損切りを進めようと思います。

またこの底辺株を損切りしてもまだ残っているのが「恥株」キヤノン(7751)です。こちらは8月末に一時、3500円まで上がりましたが、その後は恥株の名の通り、下落する一途。今日の終値はついに3000円を割りました。3500円の時に売っておけばよかったとは、投資下手の言い訳です。

ビーロットなど、キャノンなど買わなければよかった。早く売ればよかった。心からの声です。「底辺株」「恥株」を全て売りさって、日本株から来年中に撤退します。長期投資なら先進国(日本除く)でしょうか。

2020年10月19日月曜日

キヤノン、最下位。ディスクロージャー優良企業選定 2020


こんばんは。ひとりです。

日本証券アナリスト協会では「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」制度を設けています。(1995年から毎年実施)

今年の優良企業が選定されていますのでご紹介します。 


日経新聞広告(2020年10月15日)

ディスクロージャーとは、企業が株主や債権者に対して経営内容などの情報を開示することです。法令諸規則に基づいて開示される財務諸表や有価証券報告書、アニュアルレポートがそれで、日本には金融商品取引法で規定されているものと、会社法で規定されているものとがあります。

日本証券アナリスト協会のディスクロージャー優良企業選定にあたっての評価基準は5つです。

  • 経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス
  • 説明会、インタビュー、説明資料等における開示
  • フェア・ディスクロージャー
  • コーポレート・ガバナンスに関連する情報の開示
  • 各業種の状況に即した自主的な情報開示

私が保有する“恥株”キヤノンは「電気・精密機器」部門の審査対象企業です。評価対象企業は23社あり、結果は最下位(23位)です。

評価基準ごとの順位を確認します。なるほど、現在の株価水準に比例する酷い有様です。

  • 経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス(23位、最下位)
  • 説明会、インタビュー、説明資料等における開示(19位
  • フェア・ディスクロージャー(16位
  • コーポレート・ガバナンスに関連する情報の開示(23位、最下位)
  • 各業種の状況に即した自主的な情報開示(23位、最下位)

評価基準5つの内、3つで最下位です。ちなみに前回の順位は19位(審査対象企業23社)でした。

「精密機器」部門に絞ると評価対象企業は9社となりますが、もちろん最下位(9位)です。

  • 経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス(9位、最下位)
  • 説明会、インタビュー、説明資料等における開示(9位、最下位)
  • フェア・ディスクロージャー(9位、最下位)
  • コーポレート・ガバナンスに関連する情報の開示(9位、最下位)
  • 各業種の状況に即した自主的な情報開示(9位、最下位)

ちなみに前回の順位も最下位(審査対象企業9社)です。経営陣のIRに対する考え方、IR部門が機能していないことがよく分かります。早々に経営陣の意識改革、入れ替えが必要です。株価軟調の原因の一つがここに見えます。

2020年9月25日金曜日

経営トップが75歳以上、交代リスクに触れるのは4社のみ


おはようございます。ひとりです。

経営者交代のリスクについて日経新聞(2020/09/25)に掲載があります。

予期せぬ経営者交代、リスク明記わずか2% — 75歳以上の「カリスマ経営者」がいる会社も交代リスクに触れる例はわずか

「事業等のリスク」は、有価証券報告書で開示が義務付けられています。リスクとして景気や為替の変動、自然災害等で業績が悪化する恐れが記載されていますが、経営者の交代リスクを挙げる企業は稀です。

在任中の突然の体調不良などの場合、企業はリスクに晒されます。有価証券報告書を用意する側が、経営者に配慮して記載するのを控えているのでしょうか。そういった社内の雰囲気が、経営に悪影響を与えているのは容易に想像できます。

経営トップが75歳以上の169社に絞っても、交代リスクに触れたのは4社のみ。(日経新聞)

日本電産は有価証券報告書(2020年6月18日)で、ガバナンスリスクとして「永守重信(氏)への依存に係るリスク」を挙げています。

永守氏の突然の離脱があった場合、そのことがNIDECの事業、経営成績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 

永守氏に依存してきた事実を認めつつ、一方で後継プランを用意して投資家に説明しています。

関潤氏が永守氏の有力な後継者候補として社長執行役員(2020年6月17日付で代表取締役社長執行役員に就任)に就任すると同時に、永守氏と関氏が経営を主導する体制に移行し、後継者の育成に注力しております。

事故や災害、病気など予期せぬ事態によるトップ交代はどんな企業にもあり得ることです。年齢に限っていえば、高齢がリスクに直結するわけではありませんが、リスクではないと判断できるだけの後継プランの説明が日本電産のように求められます。

私が保有する“恥株”キヤノンにはそれがなく、株価の下落にも市場の落胆が表れています。キヤノンの場合、経営陣の高齢がリスクではないと判断できません。なにしろ後継プランが表明されていないのですから。


2020/01/31
興味深いのが経営者の交代をリスクに挙げている企業です。ソフトバンクグループでは「孫正義会長兼社長に不測の事態が発生した場合、グループの事業展開に支障が生じる」とあります。

2019年8月18日日曜日

X線撮影はキャノン、聴力検査はリオン。健診中にも株脳が


こんにちは。ひとりです。

健康診断を先日受診しました。年齢相応の衰えはあるものの、至りて健康です。“年齢相応”というものは、気の持ちようからくるもので、実際は20歳代の頃とさほど変わりません。

伺った診療所は健康診断に特化した施設のようで、ワンフロアを移動するだけで、全ての検査が完了します。また受診時間帯や診療フロアを男女で区別していません。そのせいもあってか、医師や看護師、事務員は9割以上が女性です。

名前で昨年までは呼ばれましたが、今回からは番号になりました。個人情報云々の配慮でしょうか。私は番号のほうが良いです。

何なら人生全てにおいても名前という概念をなくして、番号で済ませてしまっても良いとすら考えています。名前なんて所詮その程度です。

話がずれましたが、受診中にも株脳が働き、医療機器に刻印されている企業名に目がいきます。例えば昨今ではキャノン(キヤノンメディカルシステムズ)が医療機器分野に力を入れています。CT検査やX線撮影システム、マンモグラフィもキヤノンの製品群の1つです。検査技師には馴染みのあるメーカーではないでしょうか。

この検査機はどこのメーカーだろうと気にかける受診者は圧倒的少数でしょうが。

当のキャノンの株価は下落を続けています。貿易戦争や円高の影響もあってか、また従来の稼ぎ頭であった事務機器や一眼カメラの訴求力が落ちてきているからでしょうか。それを補うだけの力がまだ、医療機器分野にはなさそうです。今後の成長に期待大です。

また聴力検査の機械には「RION(リオン)」がしっかりと。リオンは補聴器でもトップシェアのメーカーです。

リオンの株価は2018年の頭を高値に下落を続けていましたが、今年に入ってからは上昇基調です。老人が目に見えて増えるなかで、注目の分野かもしれません。

また子ども用の補聴器にも力を入れています。補聴器は隠すものという考えからでしょうか、従来のカラーバリエーションは肌の色に近いものや透明なものが多い印象でしたが、最近はオレンジや黄色、青や黒と選べる自由があります。

株式投資を始めてから、視野が広がりました。

2021年2月18日木曜日

3万超えの日経平均を今から買い向かうなら、ラッセル2000を


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価が1990年8月以来、30年半ぶりに3万円の大台に乗せてから2日。下落はしても3万円台を維持しています。私の持ち株の日本個別株はというと、日経平均の3万円などお構いなしの“下落維持”です。

持ち株の一つキヤノンの株価にいたっては、相も変わらず見栄えがしません。同社の代表に至っては、本業の企業経営よりもオリンピック関連の話題で名前が新聞に載ることが増えました。そもそも企業経営に関する話題で新聞に名前が載ることは年に1度や2度程度でしたので、以前と変わらないといえばそうですが。

オリンピックはトップセールスの一環と捉えればよいのでしょうか。企業経営もオリンピックも片手間の仕事ではどうにもならないことは明らかで、年間騰落率を見ても市場はそれを理解しているようです。

  • 日経平均株価 … 10.2%
  • ソニー … 16.7%
  • キヤノン … 18.3%
  • ニコン  … 41.5%
  • コニカミノルタ … 45.7%
  • リコー  … 38.7%

株価を2020年にあれだけ下げておいて、今年は同業のプリンター屋やカメラ屋にも早々においてけぼりです。


日経平均株価を買うならラッセル2000を


日経平均株価とラッセル2000の値動きが昨年末以来、類似していると日経CNBCで紹介されています。

(C)日経CNBC

ラッセル2000は米ラッセルインベストメント社が1984年に開発した小型株指数です。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する銘柄のうち、時価総額が上位1001位〜3000位までの加重平均型です。

そのラッセル2000指数と日経平均株価の1年間のチャート(2020年2月〜現在)を重ね合わせると、なるほどよく似ています。(ラッセル2000はETF「IWM」の値動きを使用)

  • 日経平均:オレンジ色
  • ラッセル2000:青色

(C)2021 Bloomberg L.P. All Rights Reserved

これにダウ工業株30種平均を重ね合わせると、日経平均とラッセル2000の2020年11月ごろからの動きが特に似ていることが分かります。(ダウはETF「DIA」の値動きを使用)

  • 日経平均:オレンジ色
  • ラッセル2000:青色
  • ダウ:赤色

(C)2021 Bloomberg L.P. All Rights Reserved

3万円を超えた日経平均を今から買うとなれば、いっときの値上がりは期待できたとしても、長期保有は難しいのではないでしょうか。それはこれまでの結果(30年間停滞)がそう思わせるのであって、いずれまた下落するだろうと勘ぐってしまいます。そんなことは杞憂に過ぎないと一蹴されるかもしれませんが、株式投資においては、心配しないでいい事を心配するのが何よりも大切です。

そんなこんなで、日経平均株価を買うなら、ラッセル2000やダウ指数に連動するETFが良いと思います。私はラッセル2000の代わりに、同じ中・小型株指数に連動するIJRやVXFにつみたて投資しています。両ETFの2021年分の運用成績はちなみに、IJRが7.97%、VXFが8.87%です。

  • IJR … 7.97%
  • VXF … 8.87%

2021/02/19

IJRの運用成績は2019年が30.13%、2020年が44.01%です。同年に投資した分は現在も保有しているため、日々変動しています。


※ 追記(2021/02/18)

Ark's Cathie Wood on 'deep value' stocks 
(2021/02/18)


2019年2月22日金曜日

健康経営銘柄。選ばれても、肝心の株価は青ざめて不健康です


こんにちは。ひとりです。

健康経営という言い回しを、ここ3、4年でよく聞くようになりました。従業員の健康増進に取り組むことが士気を高め、ひいては生産性、業績の向上につながるというものです。

対外的な効果や目的は、働きやすさや活気がある姿を通じた企業ブランドの浸透、人手不足の昨今にあっても優秀な人材を確保したいというものでしょう。


キャノンやオムロンも。経産省主催、健康経営アワード2019


「健康経営アワード2019」(経済産業省が主催)の表彰式が21日、都内で開催され、「健康経営銘柄」と「健康経営優良法人」が認定されました。

健康経営銘柄は、東京証券取引所に上場する企業の中から従業員の健康増進に取り組む企業を評価する制度です。

2019/2/21
・「健康経営銘柄2019」の公表について - 日本取引所グループ

花王やテルモ、大和証券グループ本社など6社は5年連続の認定で、いずれの企業もブランドの向上に積極的な印象を受けます。

キヤノンやオムロン、古河電気工業など16社は初認定です。

日本取引所グループのウェブサイトにある選定企業の紹介レポートを見ると、銘柄の紹介とともに健康経営の現場からとして社員の写真が掲載されています。

投資先銘柄を選定する際の材料の1つにはなりますが、社員が健康だからといって、株価もそうかと問えば、現実は違います。不健康で青ざめた株価も見受けられます。従業員と同様に株価も早く健康になって欲しいです。