2018年1月17日水曜日

映画予告。上映前のスクリーンに流れる魅力あふれる90秒


こんにちは。ひとりです。

私は映画が好きで、毎週1本は観たいと思っています。ブログで紹介したものといえば下記の投稿が挙げられます。

2018/1/5
映画 キングスマン。マシュー・ボーン監督の過激アクション


2017/12/3
“それ”が見えたら… 。ホラー版 スタンド・バイ・ミー

2017/11/27
京大塗れの週末。こうして出逢ったのも、何かのご縁


2017/11/24
映画 ギフテッド。温かみのある音楽が物語に彩りを



映画のチケットはネットで購入か、映画館で購入か


映画観賞についての調査結果をネット広告会社が16日、発表しました。それによると、インターネットで映画チケットを購入する人は57.3%と、映画館で購入する42.7%を上回ったそうです。(2017年10~11月、男女3,939人を対象にアンケート)

映画チケットを購入する比率は、2016年の調査よりも10.1ポイント上昇しています。鑑賞当日より前にネット予約するとの回答は41.9%で、ネット予約者の3人に2人は前日までにチケットを手に入れています。

また映画情報をネットから収集する比率は4割を超え、劇場予告(21.8%)やテレビ(15.7%)などからの情報を上回っています。


映画予告。魅力あふれる90秒


上映前のスクリーンには公開予定の映画予告が流れています。時間にして30秒から90秒程度のもので、映画の公式サイトには必ず掲載されています。私はこの予告が好きです。

予告編も映画を観る人の趣向に応じて変わってきているといいます。例えば劇場側の要請で、30秒、60秒といった短めの予告編を求められることが増えているそうです。制作者と劇場側の要請。その間にいいとこ取りで、原形をとどめなくなってしまうこともしばしば。ストーリーの説明が多く、内容の分かりやすい予告編が好まれるようになったともいわれます。

予告編では映画本編では記憶に残らないような何げない場面が印象的に用いられていることも多く、私は映画本編を観た後で、もう1度予告を観ることもよくあります。

フィルムの1コマは、時間にすると24分の1秒。流れてしまえばほんの一瞬ですが、その1コマがあるかないかで胸が高鳴ったり、違和感を覚えたりします。不思議ですね。

2018年1月16日火曜日

相性のズレ、調整余地乏しく。中小企業、高離職率のウラ


こんばんは。ひとりです。

私が働いている会社では昨年末、1人退社しました。出入りが激しい業界、会社ですが、ここ3年は特にそれを感じます。長く働けばよいかといえばそうではありませんが、中小企業の採用の仕方、入社してからにも課題があると思います。


相性のズレ、調整余地乏しく。中小企業、高離職率のウラ


中小企業の採用、離職率の高さについて目に止まった記事があります。

中小企業、高離職率のウラ
― 相性のズレ、調整余地乏しく(就活のリアル)
日本経済新聞 夕刊 2018/1/16

一部省略のうえで引用
就活において、企業は社員を採用するときに、たった2つのことしか見ていない。その2つとは「わが社の仕事をうまくやっていけるか」と「わが社の仲間とうまくやっていけるか」だ。2つのこととは、すなわち「相性」という言葉に置き換えることができるだろう。

大企業は数万人の応募者の中から、一般に100人規模の学生を採用する。たとえ入社後、「相性」に問題があっても、上司部下の関係は人事異動でシャッフルできる。

また合わない顧客がいても、配転でそれも解消できる。合わない仕事があっても、職務変更さえ可能だ。だから、辞めずに済む。それが大企業の入社3年離職率が低い真実の理由だろう。

一方、中小企業は、そもそも入社したいという応募者が少ない。相性の合う人ばかりを選ぶことはできず、エイヤ、で採用するしかない。

しかも、入社後は小さな世帯だから、人事異動で上下関係の解消は難しい。職務チェンジするほどの空席も社内にはない。

中小企業の場合、そもそも入り口で相性合わせができず、入社後の調整も難しい。だから、退職せざるをえなくなる。給与や待遇や環境が悪い、ということよりも、この「相性不適合」の方が、中小企業の入社3年離職率が高い本当の原因なのだろう。

中小企業の採用、離職率の高さについて、実際に働いている者として納得の内容です。新卒で大企業へ挑戦できるなら、中小よりもそちらをお勧めします。もちろん入社してからは努力がものをいいますが。

セルフメディケーション税制。健康を望む人が得する仕組み


こんにちは。ひとりです。

源泉徴収票が先日、会社から配布されました。4年前までは支払金額欄のみを確認して大事に取っておく程度のものでした。源泉徴収票を提出するといっても収入を証明するために数年に1度あるかないかです。それが自分で確定申告をし始めた4年前からは、源泉徴収票に記載されている項目を、数字を注意深く見るようになりました。


確定申告は、国税庁ウェブサイトで


確定申告は例年、国税庁ウェブサイトの確定申告書等作成コーナーを利用しています。


パソコン上で数字を入力していき、完成したものを印刷して最寄りの税務署に郵送する流れです。

ダイヤモンド社が発行する株情報誌「ダイヤモンドZAI(ザイ)」の3月号では毎年、確定申告が特集されます。特集では先に紹介した確定申告書等作成コーナーを例に出して、入力方法が分かりやすく解説されています。私が確定申告を始めた頃から参考にしている1冊です。

今年はふるさと納税やイデコの申告があります。また他に気になっている項目があります。セルフメディケーション税制です。


目薬や胃腸薬もOK。年間12,000円超が所得控除に


セルフメディケーション税制は2017年から導入された医療費控除の特例です。該当する市販薬を購入した金額が世帯で年間12,000円を超えると、超過分が所得から控除される仕組みで、対象となる医薬品なら目薬や胃腸薬でもOKです。

対象となる医薬品のパッケージにはセルフメディケーションの識別マークが付いています。また購入したレシートにも商品名の横に星マークが掲載されています。


商品を買うだけではダメ。健康の保持増進を証明


健康の保持増進と疾病の予防に取り組んでいることが、セルフメディケーション税制を利用する条件となります。確定申告書をする際には、健康の保持増進と疾病の予防に取り組んでいることが分かる書類を添付する必要があります。

提出書類には次の3点が必要です。

1)氏名

2)取組を行った年(2017年1月1日以降に受診し、確定申告の対象となる年と同一の年に受診したものであること)

3)領収書や結果通知書には「定期健康診断」や「勤務先名」の記載、「特定健康診査」や「保険者名」、または診察を行った「医療機関の名称」、もしくは「医師の氏名」が記載されていること

領収書の場合は原本を、結果通知表を使用する場合はコピーでの提出が可となっています。その際、健診結果部分は不要なため、結果部分を黒塗りまたは切り取って提出します。

セルフメディケーション税制の適用を受けるための手続き方法については、国税庁のウェブサイトが詳しいです。

特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】|国税庁


こちらの投稿もぜひご覧ください。
2018/1/6
健康格差。低所得者の死亡率は、高所得者のおよそ3倍



※ 追記(2018/1/25)
確定申告を管轄の税務署に本日、郵送しました。国税庁のウェブサイト経由で例年通り作成したものです。どこに何を記入するのか、4年目となると勝手も分かってくるものですね。

ダイヤモンドZAi では今年も確定申告を特集しています。
「新制度・新画面に完全対応! ネットでラクラク確定申告! 提出期間は2月16日~3月15日!」
2018/3/1

昨年の特集内容と異なる点は、ビットコインなどの仮想通貨のページが設けられたことでしょうか。仮想通貨で得た利益は「雑所得」に分類され、他の金融商品とは損益通算できない点など注意が必要です。またセルフメディケーション税制の案内も詳しいです。

2018年1月15日月曜日

30代ひとり暮らし、2017年の電気代、ガス代、水道代は


こんにちは。ひとりです。

夜間や早朝の気温がここ数日、マイナスになることも多く、出勤時間帯には近所の池に薄氷が見えます。


30代ひとり暮らし、2017年の電気代、ガス代、水道代は


2017年の電気代、ガス代、水道代が確定しましたのでご紹介します。私は30代ひとり暮らしです。

2017年
1月
・電気代 1,486円
・ガス代 1,024円
・水道代 ―(請求は2ヶ月に1度)

2月
・電気代 1,007円
・ガス代 1,731円
・水道代 3,741円

3月
・電気代 1,086円
・ガス代 1,457円
・水道代 ―

4月
・電気代 1,241円
・ガス代 1,466円
・水道代 3,644円

5月
・電気代 1,191円
・ガス代 1,183円
・水道代 ―

6月
・電気代 1,042円
・ガス代 1,041円
・水道代 3,790円

7月
・電気代 1,665円
・ガス代 894円
・水道代 ―

8月
・電気代 1,713円
・ガス代 895円
・水道代 3,790円

9月
・電気代 1,919円
・ガス代 745円
・水道代 ―

10月
・電気代 1,604円
・ガス代 896円
・水道代 3,838円

11月
・電気代 1,485円
・ガス代 1,197円
・水道代 ―

12月
・電気代 1,265円
・ガス代 1,490円
・水道代 3,790円


2017年 小計
・電気代 16,704円(1,392円/月平均)
・ガス代 14,019円(約1,169円/月平均)
・水道代 22,593円(約1,883円/月平均)


例えば電気代、ひとり暮らし世帯(34歳以下)の年間電気代は約39,000円といわれています。ひと月あたりの平均は約3,250円です。(総務省統計局 家計調査2015より)

こちらの平均と比較すると、約43%に私の電気代は納まっています。またガス代、水道代も同様に平均を下回っています。

棒グラフにしてみると、水道代は毎月ほぼ一定です。一方で電気代とガス代には一定の基準が見えます。例えば6月のガス代と電気代がほぼ同額です。6月を軸にして見ると、年の前半はガス代が電気代よりも高く、年の後半は電気代がガス代よりも上がっています。

・水道代/年間を通じてほぼ一定(約1,900円/月)
・ガス代/1月〜5月までが高くなる傾向(電気代比、約1,169円/月)
・電気代/7月〜12月までが高くなる傾向(ガス代比、1,392円/月)

電気代の掛かるオーブンレンジを多用したから、長時間のシャワーでガスを使ったからなど理由はいくつか挙げられます。この様に棒グラフで光熱費を可視化すると生活の具合が分かりやすいですね。


電力自由化。他社の電気代と比較してみると


電力自由化が2016年4月に始まり、電力会社を自由に選択できるようになりました。私が住む地域でも複数の会社から選べるようになりました。

もともと平均以下に抑えられている電気代。電気代が高いという意識はなく、従来の電力会社のままでしたが、比較見積もりを今回取ってみました。

電力会社のウェブサイトには便利なもので、電気料金がシミュレーションできるコンテンツがあります。過去12ヶ月分の使用量(kWh)を入力すれば、おおよその結果が表示されます。

私の場合、年間約60円の節約に。月60円の節約ならまだ考えものですが、残念ながら年間60円だと、電力会社を変更する手間賃にもなりません。

価格.comの電気・ガス料金比較ページでは住所から該当する電力会社を選べます。
http://kakaku.com/electricity-gas/

ぜひご参照ください。

2018年1月14日日曜日

生物学者、福岡伸一さんの公演。キーワードは動的平衡


こんにちは。ひとりです。

昨年から株式のセミナーに参加するようになりました。主に日本取引所グループが主催するものです。セミナーに参加すると、興味の幅が広がるのは勿論ですが、セミナーに参加している方の顔が見えるのも良いです。


興味のあるテーマなら株式投資を問わずに参加


セミナーで語られる情報は、ともすれば雑誌や新聞、インターネットから手に入るものかも知れません。一方でセミナーに参加している方の様子は、参加してみないと分かりません。参加者の年齢層は、男女比は、また服装は…、セミナーのテーマに関心を寄せる人がどんな人なのかが瞭然です。

興味のある分野のセミナーなら今年から、株式投資に限らずに参加してみようと考えています。その1つが2月に開催予定の講演です。

・動的平衡から生命を読む
福岡伸一さん(生物学者)


福岡伸一さんのキーワードは “動的平衡”


福岡伸一さんといえば、私が目にしている新聞や雑誌にも連載があります。

福岡伸一の動的平衡
朝日新聞 連載中

福岡伸一の生命探検
AERA 連載中

また本も2冊持っています。この2冊は読み切っておらず、積ん読状態です。

世界は分けてもわからない
出版社: 講談社
発売日: 2009年7月17日

生物と無生物のあいだ
出版社: 講談社
発売日: 2007年5月18日


今回の公演のテーマは「動的平衡から生命を読む」です。動的平衡は福岡さんがよく使われる言葉であり、キーワードです。動的平衡とは何か。朝日新聞に連載中の「福岡伸一の動的平衡」でこの様に説かれています。

(福岡伸一の動的平衡:1)生命の惜しみない利他性
2015/12/3 朝日新聞 

一部引用
 一次生産者としての植物が、太陽のエネルギーを過剰なまでに固定し、惜しみなく虫や鳥に与え、水と土を豊かにしてくれたからこそ今の私たちがある。生命の循環の核心をここまで過不足なく捉えた言葉を私は知らない。生命は利己的ではなく、本質的に利他的なのだ。その利他性を絶えず他の生命に手渡すことで、私たちは地球の上に共存している。動的平衡とは、この営みを指す言葉である。

動的平衡は福岡さんによると、1930年代後半にユダヤ人科学者ルドルフ・シェーンハイマーが発見したそうです。

彼が、ある標識を付けたアミノ酸を含む餌をネズミに食べさせたところ、そのアミノ酸はネズミの全身に散らばり、多くが脳や肝臓、腎臓などあらゆる臓器や組織を構成するたんぱく質の一部になっていました。

ネズミの体重は増えていなかったことから、食事で取られたアミノ酸によって体内のたんぱく質が置き換えられたことが証明されたそうです。

つまり、生命体は常に分子の分解と再構成を繰り返しながら秩序を保っているということ。福岡さんは動的平衡を「構成要素が絶え間なく交換、変化しているにもかかわらず、全体として一定のバランスが保たれること」と定義されています。

今回の公演は子どもから受講できるもので、内容は興味が持てるように噛み砕かれたものになると思います。公演までに著書も含めて福岡伸一さんの記事を読み返してみます。楽しみですね。