自転車のペダルを交換しました。三ヶ島製作所(MKS)の「SYLVAN STREAM」です。

交換は、右(R)ペダルにガタツキが出始めたためです。乗車中に何度かカチッ、カチッと異音がしており、事故を起こしてからでは遅いため予防保全です。タイヤを先日交換したところで、自転車回りの出費が重なります。
2021/06/28
自転車のタイヤをパナレーサーのMinits Sに交換しました。店に依頼するのではなく、自分で作業をしました。

交換前は同じ三ヶ島製作所(MKS)の折りたたみアルミペダル「FD-7」を利用していました。購入時に付いていたものです。


ペダルを折りたたんで運ぶことは、通勤、日常の買い物用に買った自転車のため少なく、結果的に使わない機能でした。ペダルを構成する部品の数や構造が、折りたたまないペダルよりも多く複雑になったため強度や耐久性が劣るのでしょうか。それでも約6年、7000km以上の走行にも問題なく機能していました。
交換したペダルはシンプルなもので、耐久性やメンテナンスのしやすさを考慮して選びました。

ペダルを装着する際にはネジ部分にグリスを塗って固着を防ぎます。

自転車用のグリスも市販されていますが、私はゴムやプラスチックにも使える呉工業株式会社(KURE)のシリコングリースメイト
ペーストを選んで使っています。

ペダルの交換に使った道具はPARK TOOL(ホーザン株式会社)の「IB-2
アイビームフォールディングツール」です。

六角レンチ8サイズ(1.5 / 2 / 2.5 / 3 / 4 / 5 / 6 /
8mm)、トルクスタイプレンチ(T25)、マイナスドライバーがセットになっています。交換に使ったのは8mmと6mmの六角レンチです。


取り外すFD-7と、取り付けるSYLVAN
STREAMでネジを回すための穴のサイズが異なりました。

ペダルのネジを回すための穴のサイズは上記の通り異なりますが、ペダルと自転車(クランクアーム)をつなぐ箇所のネジ穴のサイズは共通で、9/16インチ(ネジ径
約14.3mm)です。
ペダルのネジは2種類のサイズがあります。
・9/16インチ(ネジ径 約14.3mm)
一般車、電動アシスト車、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクなどの自転車に採用されています。
・1/2インチ(ネジ径 約12.7mm)
9/16インチと比べると細口です。ビーチクルーザーやBMXに使われています。「米芯」とよばれています。
ペダルは六角レンチで軽く留めて、仕上げにモンキーレンチ(アジャスタブルレンチ)で締め付けると安心です。

自転車の構造や消耗箇所が分かると自分でメンテナンスしやすく、長く快適に乗れます。