2021年7月15日木曜日

新聞の○○エディターから見る、人を、仕事を引っかける工夫


おはようございます。ひとりです。

日経新聞の署名記事に最近、「○○エディター」を見かけるようになりました。


今年に入って特にそうです。今朝(2021/07/15)の新聞だと例えば「企業財務エディター」「マクロ経済エディター」「DXエディター」「サイバーセキュリティーエディター」などが挙げられます。

企業財務エディター

マクロ経済エディター

DXエディター

サイバーセキュリティーエディター

会社組織の取り組みを見ても最近は、スキルマトリックスを使って取締役が持つ能力や経験、実績を一覧表で公表して、知識や経験が経営陣内で偏らないようにする取り組みが進んでいます。この○○エディターもその一種でしょうか。

自分が何の専門家で、何ができて、会社またはチームにどう貢献できるか、価値を提供できるか。自分の強みを言葉(肩書き)であえて可視化して周知し、自身の責任と自覚を高めることもスキルアップにつなげる動機のひとつです。

役割分担、スキルや知見の在り処を明確にして、メンバー同士の信頼関係を築きながら目的達成を目指す。誰にどの仕事を任せて、どう仕事を進めるか、困った時に誰を頼ればよいか。

何でもやる、何でもできるは結局、何もできないと同程度の“引っかかり(フック)”でしかありません。人を、仕事を引っかける(惹きつける)うえで今後、自分の専門(強み)を尖らせることがますます必要になります。