2018年9月19日水曜日

日経平均の上昇に乗じて、持ち株比率の高い機械銘柄を売却


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の先週末から今週にかけての上昇は、目を見張るものがあります。私の持ち株もその恩恵を受けています。


日経平均の上昇に乗じて、持ち株比率の高い機械銘柄を売却


国内証券ストラテジストのなかには、こんな声も挙がります。「20日投開票の自民党総裁選で安倍晋三首相の3選が決まれば一段と株価上昇を後押しする」。

この機に乗じて、8月末の権利獲得のために購入した銘柄を、薄利ですが全て売り切りました。いずれも1単元ずつしか購入しておらず、株価が上がっても得られる利益は限られたものです。

加えて前場で持ち株比率の高い機会銘柄を売却しました。この銘柄は、先週の同じ曜日には -8%近くの損失がありましたが、あれよあれよという内にプラス圏に復帰です。

価格変動(ボラティリティー)が大きい銘柄ですので、売却の機会を何度逃したことか。今回は逃さずに持ち株の全てを利益確定しました。近々また下がると、これまでの株価の癖から想像できます。その時はまた、買いたいと思います。

利益確定した分、買付余力が確保できましたが下手に個別株に手を出すことは避けたいです。一方で、9月の配当権獲得の最終売買日は25日(火)です。

2018年9月18日火曜日

リクルートにも好影響、化粧品会社ポーラのリブランディング


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は18日、前週末比325円87銭(1.41%)高の2万3420円54銭でした。これで3日続伸です。


日経平均株価は3日間で3.6%(合計815円)上昇し、2月1日以来の高値です。私の持ち株の評価損益比率は、先週末比 2.26%です。持ち株は8月末にも一時、盛り上がりましたが、それも1週間で元の木阿弥です。


今回はどうでしょうか。


POLA Dots(ポーラ ドッツ)でリブランディング


電車に先日乗っていると、車内広告が一時的に全て入れ替わっていました。ポーラのリクルート・フォーラム開催に向けた告知のようです。

ポーラは2017年、「Pola Dots(ポーラ ドッツ)」で交通広告グランプリを受賞しています。その際のポーラのADトレインジャックが印象に残っています。



ポーラは2016年1月、コーポレートロゴの色をブルーから黒に変更しました。コーポレートロゴで使用していたブルーは、色合いを変えて「POLA Dots(ポーラ ドッツ)」とドット模様で引き続き使用されています。またブランディング推進室を同年、新たに設けています。

この頃からでしょうか、ポーラのイメージが変わったのは。

ポーラはそれまで、50歳代、60歳代向けの化粧品というイメージがありました。それも街なかに複数ある代理店からきたものでしょうか。

文房具店や保険代理店の隣に軒を連ねるようにして看板を掲げ、店内で接客するのは来店客と同年代の中年のご婦人といった印象がありました。

商品構成が特段変わったということはないのでしょうが、与える印象はガラリと変わりました。顧客層は20歳代、30歳代が増えたのではないでしょうか。

ブランドイメージは、リクルートにも直結します。株価の調子は6月頃から芳しくありませんが、リクルート・フォーラムの賑わいはいかがでしょうか。


POLA Dots(ポーラ ドッツ)のデザインは、服部一成さんです。服部さんは他にも「キユーピーハーフ」の広告ディレクションを担当されています。

2018年9月17日月曜日

老後の備えが何歳になっても、保有資産から2千万円足りない


こんにちは。ひとりです。

敬老の日とあって、今日の新聞にはその手の話題が豊富です。

  • 70歳以上の人口は前年比100万人増の2618万人
  • 総人口に占める割合は20.7%で、初めて2割を超えた
  • 65歳以上の高齢者も44万人増の3557万人で、全体の28.1%と過去最多
  • 超高齢化社会への早急な対応が迫られる
(総務省が16日に発表)

人が100年近くも生きるということは、必ずしも良いことだけではないように思います。健康ならまだしも、決してそうとは限らないのですから。

老後において健康の次に、もしくは同列に考えられるのがお金です。


いくつになっても老後の備えが2千万円足りない


老後の備えについて、メットライフ生命保険が意識調査を公表しました。

  • 現在保有している金融資産
  • 老後に十分と考える金融資産
(全国47都道府県の20~79歳の男女1万4100人を対象に2018年6月、インターネットで調査)

現在保有する金融資産については、年齢が上がるにつれて増えています。

  • 20歳代 … 平均244万円
  • 30歳代 … 平均494万円
  • 60~70歳代 … 平均1830万円

一方で老後に十分と考える金融資産を見ると、現在保有する金融資産との差額で2千万円前後の不足を感じていることが分かります。

  • 20歳代 … 平均2333万円(保有資産との差額 2089万円)
  • 40歳代 … 平均3千万円超(保有資産との差額 2千万円超)
  • 60~70歳代 … 平均3553万円(保有資産との差額 1724万円)

「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り」でしょうか。

ちなみに都道府県別に老後への金銭的な備えをみると、鳥取県民が備えに計画的だそうです。次いで東京都、茨城県が挙がります。

東京都については各地から集っている人も多く、参考にはならないかもしれませんが、鳥取県や茨城県などは地域性があるのでしょうか。

何れにせよ、若い時分から準備しておくに越したことはありません。例えば、節約する、貯めるだけでなく、楽しみながら資産運用することも方法の1つだと思います。

2018年9月16日日曜日

セミリタイア後の楽しみ。株主総会に参加がてら、国内観光を


こんばんは。ひとりです。

私は、海外はおろか国内旅行もほぼしたことがありません。乗り物酔いが小さい頃から酷かったせいもあって、長時間の移動は極力避けてきました。ですので、泊りがけの家族旅行にも出かけた記憶がありません。

大人になって乗り物酔いすることも少なくなりました。仕事ではたまに遠方に出かけることがありますが、その場合でも現地の美味しいものを食べるわけではなく、用が済めばそそくさと帰路につきます。

旅行好きの人からすれば、なんともつまらないかもしれませんが、そんな性分なので仕様がありません。

そんな私にも、セミリタイア後には国内をまわってみたいという思いがあります。


セミリタイア後には、株主総会に参加がてら、観光を


例えば、全国で催される株主総会がその1つです。現在保有している銘柄には、株主総会が東京はもちろん、鳥取や長野、岐阜で開催されるものがあります。

株主総会の前日に現地入りして観光を楽しみ、翌日に株主総会に参加します。仕事ではないので、株主総会に向けて準備することもなく、気持ちにもゆとりが持てます。現地のスーパーに寄って、並ぶ商品の違いを見て回るのも面白そうですね。

時間やお金に余裕があってこその楽しみ方ですが、セミリタイア後に描く私の楽しみの1つです。

2018年9月15日土曜日

村上世彰さんの新刊から考える、家族でお金の話をする大切さ


こんにちは。ひとりです。

村上世彰さんの本を先日、Kindle(キンドル)版で購入しました。

・いま君に伝えたいお金の話

読み終えましたので、感想を紹介します。


お金の増やし方ではなく、お金への向き合い方を紹介


村上世彰さんと聞くとつい、いかに投資でお金を増やすか、と安直に結びつけてしまう方も少なくないと思います。実際に私もそうでした。

それが前著の「生涯投資家」や本作「いま君に伝えたいお金の話」を読むと、先のような印象だけを与える人ではないと感じました。もちろん著書を2冊読んだだけですので、良悪どちらへも印象は簡単に転びます。

「いかに投資でお金を増やすか」といった印象を与える一面も村上さんにはあると思いますが、本作からは「いかにお金を使うか」といった、お金に向き合う時間が他の人よりも長い印象を受けました。それがお金への執着が強い人と、メディアを通して映ったのかもしれません。


お金に特化した「13歳のハローワーク」


本書でも引用されていますが、村上龍さんと、はまのゆかさんの「13歳のハローワーク」に通じる内容があると感じました。

2017/10/06
世の中にはどんな職業があるのか、13歳の私に伝えたいこと
生きるためにはお金が必要で、稼がないといけません。稼ぐためには仕事が必要です。何を生業とするかを考えた時、世の中にはどれだけの職業があるのかを知っておくことが大事だと思います。それもできるだけ若いうちに。

13歳のハローワークは、職業を紹介するいわば職業事典であり、生き方(働き方)を紹介しています。本書も生き方(お金の使い方)を紹介するという点では同じです。

30歳代の私が読むのと、13歳の中学生が読むのとでは感じることが違うと思います。

本書では、村上さんの家族についても話題が挙がります。それは村上さんの父親の仕事であり、村上さんの子どもたちとの関わり方です。


お金のこと。子どもと何を話せば良いのか…、そんな時に


「生涯投資家」にも触れられている内容で、お金を家族で考える機会、子どもたちに考えさせる、伝える必要性を感じました。

偶然にも今朝の新聞にこんな記事があります。

小中から投資教育求める声も
日本経済新聞 朝刊 2018年9月15日

記事には貯蓄から投資への動きが進まないなかで、金融リテラシーの低さがその一因として説かれています。また金融リテラシー向上のための政策として、義務教育からの投資教育の導入が挙げられています。

そもそもなぜ、投資しないといけないのか、貯蓄だけではだめなのかを説かなければいけません。

そのうえで、私は教育現場での金融教育はもちろん賛成ですが、その前に家族のなかでお金の話ができれば良いと思います。それができるかできないかで、子どもの金融リテラシーに大きく差がつくと思います。

2018/03/13
お金のこと。子どもと何を話せば良いのか…、そんな時に
日経マネーに連載中の記事に「野尻哲史の子供にお金の話をしよう」があります。野尻哲史さん(フィデリティ退職・投資教育研究所長)は、逆算の資産形成術や使いながらの資産運用の大切さを説かれている方です。自分が子どもの頃に知っていれば良かったという、お金の知識がたくさんあります。もちろん親がきちんとお金のことを考えて、理解していなければ話しが進みませんが、そこは子どもと一緒に勉強すれば良いと思います。

また子どもとお金の話をする前に、夫婦でお金の話ができていないことも課題です。夫婦で互いの収入や貯金、お金の使い方が話せていれば、子どもにも自然とお金の話ができると思います。

結婚もしていない私が、こんなことを言うのは不相応ですが…… 。