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2020年5月22日金曜日

掛金を一括拠出。iDeCo(イデコ)の手数料削減方法を紹介


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)、月別掛金額の変更完了通知が届きました。


年間の掛金額(276,000円)は変更せずに、毎月の掛金額(23,000円)を変更しました。毎月の定額拠出から、毎年12月に一括拠出します。

変更した理由は、拠出の度にかかる手数料を削減するためで、詳細は以前投稿した記事で紹介しています。

2020/03/12
こんな市場環境だから…。iDeCo(イデコ)の手数料削減方法
こんな時だからこそ個別株投資から離れた話題を1つ。それはiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の手数料です。

iDeCoに関する情報が日々発信されていますが、この手数料削減の情報を発信するメディアや証券会社は少ないです。

まずはiDeCoに加入してもらえるような情報発信を優先しているのでしょう。ただ一旦加入すると変更するのに書類を請求したり、手続きが完了するまでに数ヶ月必要だったり。

加入後に変更する必要がないよう、情報は加入時に整理、理解しておきたいものです。


※ 追記(2020/05/23)

本を図書館で借りてきました。



いずれの本も、iDeCoやつみたてNISA未加入者に対して、加入を促す情報が大半です。そのなかでも、既に加入している人に対して、制度変更や投資商品の追加、また証券各社のプラン変更など、メリットがある情報も含まれます。







2020年5月18日月曜日

コロナはきっかけ。お金について平時からの学び、行動が大切


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は18日(月)、前週末比96円26銭(0.48%)高の2万0133円73銭でした。私の持ち株の評価損益率は、同比0.52%高です。

お金にまつわる準備不足が世間で、コロナショックをきっかけに露呈しています。コロナショックはきっかけに過ぎず、お金について、平時からの継続した学び、行動の大切さを実感します。


2017/12/22
子どもとお金の話を。もし10代で“投資”を学んでいれば…
投資をしている人は3割程度で、まだまだ一般的ではないのが現状です。一方で、20代サラリーマンの7%強が金融資産1,000万円以上と回答しています。その人たちはどこから、どのようなお金の情報を得ているのでしょうか。

2017/09/29
定額貯金の満期通知から考える、一人暮らしの株式投資
10年間預けて1,000円にも満たない利息を見ると、このまま貯金や預金でいいのかと不安を感じます。当時からお金について何も考えてないことはなく、投資とか始めるべきかなと、投資信託に薄っすらと興味を持っていましたが、でも何か行動していたかといえば何もしていませんでした。

2020年5月16日土曜日

元本が10年で2倍になる利子率は。“ドラえもん” で金利を学ぶ


こんばんは。ひとりです。

ドラえもんを読んでいると、定期預金の話が出てきました。

「ボーナス1024倍」(第3巻 収録)

(C)藤子プロ

(C)藤子プロ

(C)藤子プロ

「定期預金だと、十年で倍くらいになる。」

本の奥付を確認すると、初版は1974年(昭和49年)10月1日に発行されています。

(C)藤子プロ

元本が10年で2倍になる、当時の定期預金の金利は何%だったのでしょうか。


年利 約7.18%の10年運用で、元本が2倍に


10年預ければ複利計算で元利合計(税引き前)が2倍になるような金利を導き出すと、年利で約7.18%です(実質金利)。

例えば元本100万円を定期預金に預けると、
  • 年利 7.18%(実質金利)
  • 元本 1,000,000円
  • 経過年数 10年
  • 複利周期 1年

10年目にはこのように。
  • 元利合計 2,000,495円
  • 利息 1,000,495円
  • 実質金利 100.0495%

また税引き後なら、
  • 元利合計 1,797,244円
  • 利息 797,244円

ちなみに現在の金利0.02%(住信SBIネット銀行の場合)で計算すると
  • 年利 0.02%(実質金利)
  • 元本 1,000,000円
  • 経過年数 10年
  • 複利周期 1年

10年目にはこのように。
  • 元利合計(税引き後)1,001,594円
  • 利息(税引き前)2,001円
  • 利息(税引き後)1,594円

では現在の金利で、元利合計を2倍に増やすには何年かかるでしょうか。「72の法則」に当てはめてみます。

72 ÷ 0.02(利子率、rate)= 3600年(おおよそ)

また算式を変形すると、例えば5年で元本を2倍に増やしたいなら、何%の金利で運用すればよいかが分かります。

72 ÷ 5年 = 14.4%/年

そもそも銀行の金利が低い(下げる)のは、投資にお金を回してほしいからでもあります。銀行の金利が7%もあれば、元本が減るかもしれないリスクを冒してまで、誰も投資しませんから。


2017/09/29
定額貯金の満期通知から考える、一人暮らしの株式投資
10年間預けて1,000円にも満たない利息を見ると、このまま貯金や預金でいいのかと不安を感じます。 
当時からお金について何も考えてないことはなく、投資とか始めるべきかなと、投資信託に薄っすらと興味を持っていましたが、でも何か行動していたかといえば何もしていませんでした。

100万円を、年利率0.4%で10年間預けた結果は


参考ウェブサイト

・複利計算(元利合計) - 高精度計算サイト

・円定期計算|シミュレーション|MONEYKit - ソニー銀行

2020年4月16日木曜日

30代、投資7年目。iDeCo(イデコ)運用4年目の含み損益は


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は16日(木)、前日比259円89銭(1.33%)安の1万9290円20銭でした。私の持ち株の評価損益率は0.08%安です。

年始からの評価損益率の推移です。1月6日の評価損益率を0(ゼロ)として、4月16日までの記録です。


日経225(2020年1月6日〜4月16日=Google Finance)

私は投資7年目です。投資は今後も続けたいと考えています。そのなかで今回の経験が生かされると思います。

市場の暴落は、そんな事があったと聞き伝えられるよりも、自分で経験することが何よりも糧になります。


※ 追記(2020/04/16)

運用4年目のiDeCo(イデコ)口座の損益率は、-1.8%です。投資先は海外株式への一辺倒です。


2020年4月7日火曜日

私の含み損益率。特定口座は-37%弱、iDeCo口座は-4.5%


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は7日、前日比373円88銭(2.01%)高の1万8950円18銭でした。私の持ち株の評価損益率は-36.92%(前日比2.58%高)です。


評価損益率は5月頭まで、このラインをまたいで上下しそうです。

また保有するiDeCo(イデコ)口座の運用成績は変わらず、4.5%の含み損です。


2020年3月27日金曜日

上場株式の配当、譲渡所得の申告不要制度で納税負担を回避


こんにちは。ひとりです。

確定申告の申告・納付期限が、4月16日まで延長されています。新型コロナウイルス(COVID-19)による影響です。

延長されるのを良いことに、先延ばしにすることは避けたいもの。何事もできることはその日のうちに、が大切です。

私は還付申告のみですが、既に済ませて還付金を受け取っています。また住民税の申告も済ませました。上場株式の配当所得を、所得税と住民税で異なる申告方法にするためです。

その住民税の申告にあたって先日、役所から確認の連絡がありました。提出した申告書に不備があったためです。


上場株式の譲渡所得も申告不要制度が利用できる


上場株式の配当所得については、所得税は総合課税、住民税は申告不要制度を選択しました。昨年は不備なく通ったのですが、役所の様式が今年から一部変更されたため、記載不備が出てしまったようです。

確認されたことは1点。上場株式の“譲渡所得”の申告不要申請を利用するかどうかというもの。

上場株式の“配当所得”のみの申告不要申請だけで良いと思っていましたが、上場株式の“譲渡所得”も配当所得と同様に申告不要制度が利用できるということです。

  • 上場株式の配当所得
  • 上場株式の譲渡所得

譲渡所得を税負担だけで考えると、所得税と住民税で課税方式を分けることにメリットはありません。ただ社会保険料負担を考えるとメリットがあります。


税と社会保険料を合わせた負担額を最も少なくする方法


住民税においては、配当所得と譲渡所得を申告不要申請することで、税と社会保険料を合わせた負担額を、最も少なくする課税方法にできる場合があります。その点を踏まえて役所から、譲渡所得の申告不要制度の利用有無を確認されました。

会社員や公務員(協会けんぽ、健保組合、共済組合のいずれかに加入)の場合は、給与や賞与の水準をもとに社会保険料が決定されるため、先の上場株式の所得によって社会保険料が変わることはありません。

一方で私のように確定申告、還付申告をした場合は、国民健康保険料などの社会保障制度の算定基礎に含まれます。そのため税額控除しても、保険料の賦課額(ふかがく)が税額の還付額を上回る場合があります。

住民税において、上場株式の譲渡所得に申告不要制度を適用すれば、国民健康保険料所得割の算定対象に含まれません。つまり、国民健康保険料などの社会補償制度への影響を避けられるというのです。

もちろんこの仕組みを使わない手はなく、上場株式の配当所得、譲渡所得ともに私は、住民税では申告不要制度を利用します。悔やまれるのは昨年、配当所得分のみの申請で終わらせ、譲渡所得分を申請しなかったことです。

まあ来年からは改善できると、勉強代として納めておきます。

2020年3月12日木曜日

こんな市場環境だから…。iDeCo(イデコ)の手数料削減方法


こんにちは。ひとりです。

株式市場の荒れはしばらく続きそうです。この「しばらく」がいつまでを表すか分かりません。だから「しばらく」と曖昧に濁すしかありません。

「老後資金に2000万円が不足する」という言葉につられて、資産運用(株式投資)を始めた人の大半が現在、含み損、もしくは損失を早々に確定して株式市場から退場という結果でしょうか。

かく言う下落前の私の持ち株も、ここ1、2年に購入したものばかり。つまり含み損を抱えているということです。

今回の急落の場合、投資経験、投資知識の有無はなかなか結果に反映されにくいと思います。分かりやすいものとして買付余力をいかに確保していたか、また買い向かう今後のタイミングの判断、決断にこそ、これまでの投資経験が生かされると思います。

買い向かうにしても“しばらく”は市場の様子を見るほうが得策です。

こんな時だからこそ個別株投資から離れた話題を1つ。それはiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の手数料削減方法です。


20年で23,100円に。経費を年間1,155円減らす方法


iDeCoの基本は、関連書籍や証券各社のウェブページに詳細がありますので、ここでは控えます。今回はそこでは紹介していないiDeCoの手数料を抑える方法をご紹介します。

iDeCo口座は、開設する証券会社等によってその諸経費は様々です。例えばSBI証券の場合は下記のように。

・iDeCo(個人型確定拠出年金)の必要諸経費|SBI証券

経費の内訳は主に3つです。
  • 加入時・移換時にかかる費用
  • 運用期間中にかかる費用
  • 積立てた年金資産の受取時にかかる費用

他にはiDeCo口座を別会社に移換する際や、一旦拠出した掛金が還付される際に必要な事務手数料などがありますが、これらは誰しもに必要となるものではありません。

ここでは運用期間中にかかる費用を抑える方法をご紹介します。

毎月拠出する場合は、171円(税込み)がかかります。
  • 国民年金基金連合会 105円
  • 事務委託先金融機関(資産管理サービス信託銀行) 66円

口座管理手数料はSBI証券の場合、年金資産残高にかかわらず無料ですが、その他上記の費用を鑑みると、年間2,052円(171円×12ヶ月)がかかります。

ここで着目するのが国民年金基金連合会への手数料(105円)です。掛金の拠出がない月は、国民年金基金連合会への手数料は必要ありません。

つまり拠出回数を年1回にまとめることで、費用は年間897円に抑えることができます。

  • 毎月拠出した場合 2,052円
  • 年1回拠出した場合 897円

毎月拠出比で年間1,155円の削減に(約56%)、20年で23,100円になります。

私は年間276,000円(毎月23,000円分)拠出していますので、拠出額比にすると約0.42%の経費削減になります。


一括拠出でもドルコスト平均法が可能


さらに深掘りはここから。毎月定額を拠出することで、今回のような急落相場にも立ち向かえることをiDeCoや、つみたてNISAでは謳っています。

それは投資の時間分散(ドルコスト平均法)を利用したもので、現にその通りだと思います。紹介したように、手数料を抑えるために年1回、一括拠出にしてしまうと投資の時間分散の効果がなくなってしまうのではという心配も。

ただ一括拠出した場合でも、投資の時間分散は可能です。一括拠出=(イコール)、投資の時間分散ができないというわけではありません。

そこで使うのが「元本保証型商品」と「スイッチング(買付け商品の切り替え)」です。

  • 元本保証型商品
  • スイッチング(買付け商品の預け替え)

元本保証型商品に投資するということは、iDeCo口座内で買付余力を蓄えるということです。同口座内では現金のまま保有することができません。そのためいずれかの商品に投資して保有する必要があります。

元本保証型商品に一括拠出した後に、スイッチングを使います。スイッチングは買付け商品の預け替えです。

先に紹介したとおり、iDeCo口座内では現金のまま保有することはできません。そのため商品を預け替える際は、保有する商品を売って、その分を新たな商品に回します。これがスイッチング(買付け商品の預け替え)です。

このiDeCo口座内で行うスイッチングの手数料は無料です。そのため何時、何度でも実施できますが、スイッチングを頻繁に繰り返すのは得策ではありません。毎月1度、もしくは3ヶ月に1度程度が良いのでは。

例えば毎月1度スイッチングすると、得られる効果は冒頭の「毎月拠出」した場合と同じです。違うのは手間がかかる点と、手数料が抑えられることです。この手間と手数料、どちらを優先するかは人それぞれです。

ちなみに拠出を月単位から年単位に変更するにはSBI証券の場合、「加入者別掛金登録・変更届」の提出が必要です。

・iDeCo(個人型確定拠出年金)の各種変更手続きのご案内(加入者向け)|SBI証券

希望されるお手続き
 ・掛金の拠出を年単位へ変更


※ 追記(2020/03/12)

つみたてNISAとiDeCoの認知率が大幅に上昇していると投資信託協会が11日に公表しました。

この市場環境では、新たに投資を始めるにも決断が必要です。その決断が数年後にどう出るかは誰にも分かりません。ただ、現状を変えたければ、決断と行動が欠かせません。

iDeCoの資産状況です。

2020/03/12

2020年1月21日火曜日

令和元年分の還付申告が完了。自治体への節税申告を残すのみ


こんばんは。ひとりです。

還付申告書類を月曜日、税務署に郵送しました。

還付申告は確定申告と異なり、1月からでも受け付けています。そのため、証券会社から特定口座年間取引報告書が届いた先週末に申告書類を作成しました。

昨年の例だと、確定申告の受付が始まる2月17日には還付金が指定口座に振り込まれていました。


配当金の節税を。所得税と住民税で使い分け


確定申告にあたってはもう一つ、自治体(市区町村)への申告を予定しています。

2018/4/22
配当金もらったら節税を 所得税と住民税で使い分け|マネー研究所|NIKKEI STYLE
上場株式の配当にかかる所得税と住民税で、異なる課税方式を選択することにより節税する方法が注目されている。 
2017年度の税制改正を受けて事実上、可能になった方法だ。税務署への確定申告と自治体への届け出が必要だが、ひと手間かければ、税金を減らせるケースは多い。

ひと手間掛ければ、お金が戻ってきます。


※ 追記(2020/01/21)

「日経マネー」と「ダイヤモンドZAi」3月号が、確定申告を特集しています。確定申告書類の作成方法ならダイヤモンドZAiの方が分かりやすいです。

2019年12月22日日曜日

マイキーIDの面倒臭さ。マイナンバーカード保有者は14%のみ


こんばんは。ひとりです。

キャッシュレス還元の次に導入されるマイナンバーカードのポイント制度。政府の2020年度予算案では、この制度に2458億円を充てることを決めました。

具体的にはマイナンバーカードを介した2万円分の前払いで、5000ポイントがもらえる仕組みです。1ポイントが1円相当なので、還元率は25%です。ただマイナンバーカードの取得はもちろんですが、「マイキーID」というIDを取得しておくことが条件です。

この聞き慣れないID、取得方法を調べてみると、どうも厄介なようです。ICカードリーダーが必要な上に、専用ソフトのインストールが必要です。このソフトの動作環境は、ウィンドウズのみです。マックでは使えません。

他にマイキーIDを取得する方法を調べてみると、市役所でもできるようです。必要なものは2点、マイナンバーカードとマイナンバーカード取得時に設定した「利用者証明用電子証明書パスワード(4桁)」です。

ただ、管轄の市役所のウェブサイトを確認してもその案内はありません。マイナンバーカードのポイント制度を進めるなら、まず足元の情報発信が優先です。

マイナンバーカードの保有者は14%に留まります。

2019年12月7日土曜日

30代、独身のiDeCo運用状況。SBIセレクトプランに変更済み


こんばんは。ひとりです。

iDeCoの運用状況を確認しました。


2017年1月から利用し始めて、拠出金累計額は784,232円、損益率は0.7%です。

SBI証券内で今年、「セレクトプラン」に「オリジナルプラン」から移換しました。それまでの拠出分は一旦売却して元本保証商品に移しました。そのため、昨今の堅調な市場にあっても損益率が0.7%止まりです。ただ元本保証型商品とはいえ口座管理手数料が毎月、一定額差し引かれるので、運用せずに持ち続けているだけではマイナスになるばかりです。

今後も続く資産運用、短期の上げ下げは気になりません。

2019年11月3日日曜日

SBI証券がiDeCoの受給方法を追加。どの受給方法が得か?


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ)が新聞や雑誌に取り上げられることが増えました。私がiDeCoに加入した2017年と比べると、世間の関心は高いです。

ただその内容は加入による税制優遇や運用商品の選び方に偏っています。60歳以降になっていざ、これまで運用(拠出)してきたお金を受け取る方法の紹介が少ないです。

iDeCoは拠出時や運用期間中は非課税ですが、受け取る際に課税される仕組みです(課税の繰り延べ)。私が受け取るのは20年以上も先の話ですが、その仕組みを知っておいて損はありません。


SBI証券が一時金と年金形式の併用を追加予定


SBI証券が2020年3月請求分から、その受け取り方法の選択肢を増やす予定です。この機会に改めて整理しておこうと思います。

SBI証券の、現在の受け取り方法は「一時金」と「年金形式」の2つです。これに加えて今後は、一部を一時金で、残りを年金で受け取るという2つの併用が可能になります。

  • 一時金で受け取る
  • 年金形式で受取る
  • 一時金と年金形式を併用して受け取る

楽天証券では既に、一時金と年金形式を併用して受け取ることが可能で、その受取回数にも幅があります。


結局、どの受け取り方が得なのか


ではどのように受け取るのが得なのか。例えば受け取る際の手数料を考慮すると、給付事務手数料が振込みの度に掛かります。その額は440円。年金形式で毎月、20年間に渡って受け取ると総額105,600円です。

  • 440円 × 12ヶ月 = 5,280円
  • 5,280円 × 20年間 = 105,600円

一方で、1度で全額を受け取る一時金なら1回分の手数料440円で済みます。

税金面で見ると、一時金で受け取った際に適用される退職所得控除の方が、年金形式で受取る際に適用される公的年金等控除よりも税制優遇が大きくなります。

退職所得控除(一時金の場合) 公的年金等控除(年金形式)

手数料と税金面では、一時金で受け取った方が得ですし、実際に一時金で受け取る人が多いようです。

ただ人によって非課税枠や経済状態が異なるので、一概には何が最適かは個人次第というところです。

iDeCo枠だけで老後資金をどうにかしようとするのではなく、そのほか貯金や株式投資など資産を把握したうえで、受給方法を変えたり、時期をずらしたりするのが良いです。また夫婦なら互いに方法や受給時期をずらすのも一手です。

2019年10月29日火曜日

30代、独身のiDeCo(イデコ)運用状況。米国株商品一本に


こんにちは。ひとりです。

iDeCo(イデコ)の掛金控除証明書(はがき)が先日、郵便ポストに届いていました。この時期に毎年届くもので、会社での年末調整や個人での確定申告の際に必要になります。

私はiDeCoを2017年から始めました。累計の拠出金は今年末で828,000円になる予定です。

  • 23,000円(月)× 12ヶ月 =276,000円(年間)
  • 276,000円 × 3年 =828,000円

iDeCo口座の運用状況を確認すると、下記のように。

2019年10月28日 現在

損益率はマイナスにこそなっていませんが、微々たるものです。定期貯金枠に資金が集まっているのはiDeCoのプランを同証券内で変更したためです。SBI証券のオリジナルプランから、セレクトプランへの変更です。

・ブログ内を検索「セレクトプラン」

同証券内のプラン変更とはいえ、その際には一旦保有する商品の売却が必要です。また売却して得た現金をそのままiDeCo口座内で買付余力として保有することはできず、別の商品を一括で購入する必要があります。

複数の商品に分けて、資金を分散させることもできますが、私は定期預金を選びました。またセレクトプランに移換してからは、S&P500に連動するインデックス商品一本で運用しています。

定期預金から同商品に今後、資金を移す(スイッチ)ことも考えていますが、それも一度にまとめてではなく、徐々にです。また大きな下落時にスポット買いができるよう、買付余力として捉えています。

年間の投資額が限られるiDeCo口座内で国内株、世界株、債権と分散させてバランスを取るのではなく、保有する資産全体で見たときに資産が分散されていれば良いと思います。

また私の年代から、値動きが少ない債権を購入するのは早いような気がします。

2019年10月22日火曜日

キャッシュレス。習慣を優先するあまり、お金が貯まらない


こんにちは。ひとりです。

食料品を最近、週末にまとめ買いしています。キャッシュレス決済時のポイントバックを、最寄りのスーパーが実施していないのがその要因の一つです。ひと駅離れたスーパーまで、時間のある週末に足を伸ばします。

これまでは、必要になればその都度、仕事帰りにスーパーに寄っていました。ただ、それでは余計な買い物が増えてしまいます。

キャッシュレス決済時のポイントバックを機に、買い物の仕方を先のように改めました。おかげで買う物が整理でき、食費の削減につながっています。感覚ですが、1万円超の節約が期待できます。

これまでどれだけ無駄な買い物をしていたのか、どうやらスーパーに通うことが悪習になっていたようです。

買い物を先日、キャッシュレス決済時のポイントバックを導入している店舗でしていると、現金で支払う人が多いことに気が付きます。店頭には、「キャッシュレス決済で5%ポイントバック」ののぼりが風になびいています。目に入らないはずがありません。

また現金を利用する人に限って、店舗のポイントカードを律儀に使っています。損得勘定ではなく、習慣なのでしょう。習慣には善し悪しがあります。

2019年10月20日日曜日

年金と配当、分配金の良い関係。人生100年時代の年金戦略


こんばんは。ひとりです。

本をこの週末に読み終えました。

  • 人生100年時代の年金戦略(Kindle版)
田村正之 著、日本経済新聞出版社

  • 敗者のゲーム〈原著 第6版〉(Kindle版)
チャールズ・エリス 著、日本経済新聞出版社

「人生100年時代の年金戦略」は年金を知るうえでの良書です。年金は資産運用とは関係がないように思いますが、それは年金の種類や仕組みを知らない人の勘違い。株式投資を含めた資産運用は、年金と合わせて考えると良いです。

月数万円の年金だけでは心もとないですが、資産運用で得る配当や分配金は、その心配を少し解消してくれます。

私は有給を挟んで、4連休です。家に籠もりきりだと、気分が晴れません。明日は弁当を準備して、図書館に出かけようと思います。

2019年10月13日日曜日

セゾン投信のセミナー。人生100年時代の歩き方、資産形成術


こんばんは。ひとりです。

3連休の半ば、投資セミナーに参加しました。セゾン投信が主催するセミナーです。

10月13日(日)
人生100年時代のお金の貯め方・使い方

本当に2000万円!? ワークシートでわかる、わたしに必要な老後資産
前野 彩 氏(ファイナンシャル・プランナー)

人生100年時代の歩き方~高齢社会における資産形成~
中野 晴啓 氏(セゾン投信 代表取締役社長)

老後のお金の話、色々耳にするけど行動できずにいませんか? 
ファイナンシャル・プランナーの前野彩氏をお迎えして、「ズバリ」あなたに必要な資金を簡単に計算できる方法をご紹介させていただきます。 
社長中野からは、「人生100年時代の歩き方」をテーマに市場ワーキング・グループの報告書で本当に伝えたかった内容をお話させていただきます。

参加者の年齢は他の投資セミナーと同様に高く、また夫婦での参加が目立ちました。30代の女性もちらほらと見えましたが、同年代の男性は少なく、女性の方が、人生設計への関心が高いのかもしれません。

セミナーではまず、投資よりも自身の年金額を見える化することの大切さを説かれました。そのうえで各自の老後の生活費をざっくりと算出しました。

これは知らないことから生まれる不安を解消するためです。老後にいくら必要か、分かればそれに向けて準備が進められます。


年金の損益分岐点は11年11ヶ月目から


年金受給は70歳まで繰り下げができます。65歳からの受給が基本ですが、1年受給を遅らせるごとに8.4%ずつ増額します。1ヶ月遅らせると0.7%増です。

仮に70歳で受給を開始すると、受給額は65歳で受け取る額に比べて42%増えます。逆に繰り上げて60歳から受給すると、受給額は65歳で受け取る額に比べて30%減ります。早く受給すると1年ごとに6%ずつ減額されます。1ヶ月早めると0.5%減です。

年金受給を繰り下げて、元が取れるのは11年11ヶ月目からです。70歳に受給を開始すると、81歳11ヶ月目が受給総額で元が取れる、いわば損益分岐点です。

自分が何歳まで生きるかが分かれば、それに合わせて年金の繰り上げ、繰り下げができますが、そうもいきません。


セゾン投信の商品を、今選ぶべきかどうか


私が同社の商品を購入したのは投資1年目。その後、利益確定して、現在は保有していません。投資を学び、商品の中身を理解するほど、あえて同社の商品を選ぶ必要がないと判断したためです。

その理由の一つが、信託報酬の高さです。商品2つのそれは、0.6%超と1.3%超。他社の商品が信託報酬を下げるなかで、出遅れ感があります。そしてもう一つの理由が、米国ETFに興味を持ち始めたためです。

米国ETFの信託報酬は、代表的な商品の一つであるVTIで0.03%です。長期投資をするならば言うまでもなく、信託報酬の低さは優先度の上位です。また運用実績を見ても、セゾン投信に引けを取りません。

3商品の運用実績

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
※ 2019年9月30日現在
  • 1年 2.67%
  • 3年 5.49%
  • 5年 9.13%

セゾン資産形成の達人ファンド
※ 2019年9月30日現在
  • 1年 1.97%
  • 3年 7.50%
  • 5年 18.07%

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
※ 2019年6月30日までの基準価額リターン
  • 1年 9.02%
  • 3年 14.04%
  • 5年 10.18%

ただ上記の運用実績は過去の数値であって、今後も同様の実績が上げられるかは分かりません。

今日のセミナー内容に影響されて、自宅にある年金本を改めて読み直してみようと思います。

2019/07/20
ねんきんネットに登録。受給額試算は30代、40代の暇つぶし
「ねんきんネット」に登録しました。登録して、ねんきんネットでできることを確認した上での感想です。わざわざ登録しなくても、ねんきん定期便(はがき)で十分です。


※ 追記(2019/10/13)

本を購入しました。Kindle版だと今、50%のポイントバックキャンペーンを実施しています。

人生100年時代の年金戦略(Kindle版)
田村正之 著、日本経済新聞出版社

敗者のゲーム〈原著 第6版〉(Kindle版)
チャールズ・エリス 著、日本経済新聞出版社

2019年10月8日火曜日

発注額は、年間数十億円。ねんきん定期便で印刷会社が談合か


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は8日、前日比212円53銭(0.99%)高の2万1587円78銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比 1.06%高です。

本日も小幅に上昇した持ち株を薄利確定しました。年末が近づくなかで、どれだけ利益を積み重ねられるかです。

保有するアクティブ型の投資信託は、継続して売却中です。想定通り、特定口座、NISA口座とも年内で損切りが済みそうです。


ねんきん定期便。作成、発送で印刷会社が談合か


「ねんきん定期便」の作成、発送で、共同印刷、トッパン・フォームズ、ナカバヤシの3社を含むおよそ20社で談合があったようです。独占禁止法違反の疑いで、公正取引委員会が立入検査に入りました。

私の持ち株の1つは今年、独占禁止法違反の疑いで株価が大きく下がりました。機関の空売りがともなう下げで、談合が公になる前後で約半年間の株価軟調が続きました。

日本年金機構のねんきん定期便に絡む業務の発注額は、年間数十億円に上ります。受注価格の下落を防ぐため、業者で事前に話し合っていた疑いがあるということです。

2019年10月4日金曜日

キャッシュレス決済で還元。便利さにつきものの危険を意識


こんにちは。ひとりです。

キャッシュレス決済時の消費者還元を導入する店舗が、私の生活圏にもあります。

その恩恵をまだ受けていませんが、還元サービスを導入している店舗に足を運びたいと思います。それが例えば食料品店であれば、なおよしです。上手く店舗を渡り歩けば、増税前よりもお得になりそうです。

キャッシュレス決済の代表格であるクレジットカード。クレジットカードの利用を避ける人、またクレジットカードの利用を推奨しないファイナンシャルプランナーがいるようです。

利用を避ける、推奨しない要因はクレジットカード自体にはなく、使い過ぎてしまうからといった使う人の素行の問題が大半です。しっかりと管理できる人は、クレジットカードを積極的に利用すれば良いと思います。

スーパーで先日、レジ待ちをしていると、前の中年女性が“お金”で支払いを済ませようと戸惑っていました。どうやら財布の中の硬貨をできるだけ支払いに使いたい様子です。後に並ぶ客のことはお構いなしです。

2、3年前は私も同じように“お金”で支払いを済ませていましたが、クレジットカードを利用し始めるとその便利さを、一方で、お金での支払いの不便さを実感しています。

便利さには危険がつきものですが、その危険は、意識することで遭遇せずに済ますこともできます。

2019年9月28日土曜日

SBI証券と竹川美奈子さん。人生100年時代に備える資産形成


こんばんは。ひとりです。

9月の最終週末、10月からの消費増税を前に、駆け込み需要が起きているようです。

10%に増税される前に、日持ちのする日用品を買いだめしておこうというもので、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗濯用洗剤などがその代表格です。

私は一人暮らしのため、先の日用品の消費量は家族で暮らす人と比べれば少ないです。

それらを最後に購入したのは3年ほど前でしょうか。ただ一人暮らしとはいえ、使えばなくなるもの、それを3年も買わずに済むのは株式投資のおかげです。

株主への返礼品(株主優待)としてトイレットペーパーやティッシュペーパーを贈る企業が複数あります。その優待品を利用しているためです。

8%から10%へ、2%の増税分を安く済ませたいのは当たり前ですが、それよりも買わずに手に入るなら、それに越したことはありません。

今月もいくつかの株式投資セミナーに参加しました。その一つをご紹介します。

  • SBI証券主催「人生100年時代に備える資産形成術」

竹川美奈子さん(ファイナンシャル・ジャーナリスト)を招いて、セミナーは2部構成でした。

  • つみたてNISAとiDeCo(イデコ)を活用した長期資産形成
  • つみたてNISAとiDeCoの商品選びのポイント

一般NISAを2014年から、iDeCoを2017年から始めている私にとっては、両制度の始め方よりも、運用中の節税効果、また出口(資産の取り崩し方)に興味を持って話を伺いました。

竹川さんの最新著書にも記述があるように、運用してきた資産をどう受け取れば良いか、どう取り崩していくかは資産を運用することと同じように大切です。

たとえそれが2、30年先のことであろうとも。ただそれだけ時間が経過していると、制度が更新されているかもしれません。

2019年8月20日火曜日

退職後の20年間に3,840万円。30歳独身女性が将来必要な金額


こんにちは。ひとりです。

老後に2,000万円が必要と世間に広まってから、一般NISAや、つみたてNISAにも世間の関心が向いています。実際は2,000万円どころでは済まないのが事実です。

2,000万円で済むのは大企業に勤めていた会社員で、退職金およそ1,500万円~2,000万円を加味したうえでの上記の2,000万円です。つまり4,000万円ほどが必要になるということです。

具体例を挙げるとこうです。

30歳独身女性が将来必要な金額です。この女性の生活費(1ヶ月)は16万円です。人生85年とすると、65歳時に退職したと想定して残り20年間。

192万円(16万円×12ヶ月)× 20年間 = 3,840万円 が必要です。

支給年金額を月5万円とした場合、
60万円(5万円×12ヶ月)× 20年間 = 1,200万円です。

3,840万円 - 1,200万円 = 2,640万円

85歳までに2,640万円が不足しています。もちろん65歳の退職時にまとめて2,640万円が必要になるわけではありませんので、85歳までに使いながら働くなりして徐々に貯めていくことになります。退職金があるならその分、2,640万円から引けば良いです。

現在30歳で65歳までの35年間にこの2,640万円を用意するには、年間約75万円の貯金を継続する必要があります。

2,640万円 ÷ 35年間 =約75万4285円/1年間

今回は計算しやすいように独身にしていますが、結婚したり、家族が増えたりするとまたこの金額も変わります。楽になるのか、負担が増えるのかは個人間で異なります。いずれにしても2,000万円では済まないことが分かります。

ただ年間75万円を継続して貯金できれば問題ありません。

そうなると、192万円(年間の生活費)+ 75万円(年間の貯金額) = 267万円の手取り収入があれば可能です。具体的な金額を挙げて考えると、案外不可能ではないような気もします。

例えば私の場合、すでにある貯金と株式の配当収入を考慮すれば、セミリタイア生活に突入しても生活が急に困窮するわけではありません。

年間の生活費の半分、ここでいう96万円(192 ÷ 2)をアルバイトで、残りの96万円を株式の譲渡益と配当で賄えば何とかなりそうです。

貯金分の75万円は、生活費と株式収入から溢れた分を回せば良いです。株式収入は種銭が増えれば増えるほど楽になりますから。

もちろん皮算用ですが、金額が具体的に思い描けるため、そう現実離れしたものではありません。


※ 追記(2019/08/20)

雑誌を購入しました。

・& Premium No. 70(2019.08.20)
あの人が、もう一度読みたい本。


・週刊ダイヤモンド(2019.08.24)
超楽チン理解 決算書100本ノック! 2019年版


2019年7月20日土曜日

ねんきんネットに登録。受給額試算は30代、40代の暇つぶし


こんばんは。ひとりです。

「ねんきんネット」に登録しました。登録して、ねんきんネットでできることを確認した上での感想です。

わざわざ登録しなくても、ねんきん定期便(はがき)で十分です。

ねんきんネットでは、受給できる年金額が試算できます。試算にあたってはいろいろと細かな設定も必要です。50歳代、60歳代の年金受給間近でこんな細かいことはしていられません。ねんきんネットでの試算は30歳代、40歳代の暇つぶしにしかなりません。

ねんきん定期便で送られてくる事実(受給金額)さえ把握しておけば良いです。

要は、老後までに少しでも長く多く稼いで、保険料の払い忘れがないようにすれば良いだけです。ねんきん定期便に記載された金額だけで不安なら、若いうちから貯金や資産運用で老後の20年、30年で使い果たせないくらいの資産を準備すればよいだけです。

30歳代の私は、それを考えて行動するには十分な時間があります。受給できる年金をちまちまと試算しても事実は変わりません。事実は思い煩うよりも簡素です。

iDeCo(イデコ)のプラン変更が完了しました。


SBI証券のセレクトプランへ、同証券のオリジナルプランから移換です。