2017年9月29日金曜日

100万円定額貯金の満期から考える、一人暮らしの株式投資


初めまして。

なにしろひとりが好きなもので、ひとりの時間はたっぷりとあります。
本を読んだり、映画を観たり、あるいはぶらぶらと散歩したり……。

ひとりだからこそ楽しめること、考えないといけないことが沢山あります。
そんなひとりの日常を、所感を交えながら記録していきます。


1%にも満たない金利。このまま貯金や預金で良いのか


ゆうちょ銀行から先日、ハガキが届きました。定額貯金がもうすぐ満期になるという案内です。

ゆうちょ銀行から先日、ハガキが届きました。定額貯金がもうすぐ満期になるという案内です。

定額貯金の満期は10年ですから、預入日からそれだけの時間が経ったことになります。使う予定のなかったお金を、目的なしに預け入れておいた余裕資金です。

預入当時2007年11月の金利は「0.4%」。今年2017年9月現在の金利「0.01%」と比較すると、なんとその差は40倍に。特に複利で計算する定額貯金となると、この金利差は大きいです。(複利:預入期間中に増えた利息を預金元本に合算して預け入れること)

一方で、1%にも満たない金利はいかがなものかと考えてしまいます。例えば10年前に1,000,000円を預けたとします。0.4%(税引き前)の金利でいくらになったのかを見れば、その考え方にも一理あると納得できるのではないでしょうか。

ゆうちょ銀行から先日、ハガキが届きました。定額貯金がもうすぐ満期になるという案内です。

10年間預けて40,769円。税引き後には32,488円に(税額は8,281円)。0.4%の金利でこの結果ですから、それが0.01%だと目も当てられません。

1,000,000円を金利0.01%で10年間預け入れた場合、税引き後の利息は796円です。

ソニー銀行のサービスサイト。金額、期間、金利を入力すると税引き後の利息が計算できます。


分からないこと、知らないことが不安や怖さにつながっている


10年間預けて1,000円にも満たない利息を見ると、このまま貯金や預金でいいのかと不安を感じます。預け入れた10年前は、金利うんぬんは考えずにとりあえず金庫がわりの郵便局(当時)にという安直な考えでした。

当時からお金について何も考えてないことはなく、投資とか始めるべきかなと、投資信託に薄っすらと興味を持っていましたが、でも何か行動していたかといえば何もしていませんでした。

それから転職をきっかけに投資を始めて、今年で4年目を迎えます。ちょうどNISAが始まった2014年に証券口座を開設しました。

ひとりだからこそ考えないといけないことの一つにお金のことがあります。もちろん結婚している方やお子さんがいらっしゃる方にもお金は必要ですし、大切です。

それぞれの立場でお金への考え方は違いますが、このブログでは“ひとり”だからこそ感じるお金の不安や、ひとりだからこそ融通の効くお金の運用の仕方にも話題を広げていきたいと思います。

投資は、分からないこと、知らないことが不安や怖さにつながっていると思います。それは投資に限らず、いろんなことにも言えるかも知れません。