2020年7月6日月曜日

投資先の参考に。グローバルニッチトップ(GNT)企業100選


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は6日(月)、前週末比407円96銭(1.83%)高の2万2714円44銭でした。私の持ち株の評価損益率は2.10%です。

日経平均株価の年間騰落率は今日の上昇で、わずか4%安の水準まで回復しています。持ち株のなかには年間騰落率30%安という雑魚も存在します。何が上昇しているのでしょうか。


ニッチャー企業に投資した方が、私は好成績


2020年版「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」を経済産業省が選定しました。

・2020年版グローバルニッチトップ企業100選(METI/経済産業省)
経済産業省は、世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業や、国際情勢の変化の中でサプライチェーン上の重要性を増している部素材等の事業を有する優良な企業など113社を、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」として選定しました。

ニッチャーとは業界他社の顧客と被らない特殊市場に特化して、経営資源を集中させるような戦略をとる企業もしくは事業です。

選定企業一覧は、ウェブサイトから確認できます。上場している企業もあれば、そうでない企業もあり、また株価を上げている企業もあれば、そうでない企業もあります。

私の浅い投資経験を振り返ると、コトラーのいうところの「リーダー」や「チャレンジャー」「フォロワー」企業に投資するよりも、「ニッチャー」企業に投資した方が好成績でした。

まずは選定企業一覧にある連続受賞の大企業が、上場しているかどうかを確認するのが良いと思います。

リーダー(業界におけるトップ)企業の株価が軒並み下落する昨今の市場環境にあって、ニッチャー企業の優位さが改めて見直されます。

外部環境に左右されず、自力成長する企業に注目が集まります。時の政策頼りで株価が上下する銘柄にはうんざりです。

ただニッチャーは、素材や機械加工などの地味な企業が多く、割安に放置され続ける銘柄があるのも事実です。

この“割安”が、投資家にまだ見つけられていないからなのか、それとも割安に放置され続ける理由があるからなのか、その見分けが重要です。