こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の終値は30日(火)、前日比293円10銭(1.33%)高の2万2288円14銭でした。私の持ち株の評価損益率は、同比1.14%です。
日経平均株価の騰落率は今年前半を終えて-5.8%です。その騰落率を4月〜6月に限って見ると、なんと16.9%高です。
- 4月 6.7%
- 5月 8.3%
- 6月 1.9%
株式投資を4月から始めた人は大きな利益を得たということになります。例えば30万円を投資して16.9%上昇したところで利益確定すると、40,400円(税引き後)の儲けです。
もちろんこれは机上の空論であって、誰もが儲けたわけではなさそうです。日経平均株価の上昇の影が今朝、ブルームバーグで紹介されています。
上昇銘柄わずか2割強の日経平均、一極集中が示唆する微妙な均衡
新型コロナウイルスによる4カ月前の急落の後、日経平均は足元で下げの大半を埋めた。この間の構成銘柄の騰落から浮かび上がるのは、「勝ち組2割強・負け組8割弱」という微妙な均衡だ。
日経平均株価の30日の終値を見ると、2万2288円14銭と、コロナで株価が下落し始めた頃と同水準にあります。
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日経平均株価 2万2426円19銭(2月26日) |
これは、日経平均株価が2月21日〜3月19日に下落した分の8割を取り戻した格好です。ただ、上昇が54銘柄(24%)なのに対し、下落は171銘柄(76%)。まさに勝ち組2割・負け組8割という微妙な上昇です。
4月から市場に参加した人のなかには、2割の勝ち銘柄に投資した人がいる一方でもちろん、負け銘柄8割に投資した人もいるでしょう。
投資はそう簡単ではありませんね。ここで私が保有する銘柄の一部の年間騰落率と4月〜6月の騰落率を紹介します。私が2割か8割のどちらに投資したかが一目瞭然です。
年間騰落率(2020年1月〜6月まで。2020/06/30 現在)
()内の数字は4月~6月分の騰落率
- 日経平均株価 … -5.8%(16.9%)
- B社 … -35.1%(7.6%)
- I社 … -25.4%(10.9%)
- C社 … -28.5%(-10%)
- T社 … -0.4%(18.5%)
日経平均株価以上に上昇しているのはわずか1銘柄に留まり、残りは大きく差を広げられています。景気敏感銘柄といいながらも4月〜6月にしれっと10%安のC社に、もはや期待できません。
※ 追記(2020/06/30)
米国ETFから配当金の支払通知が届きました。
- iシェアーズ S&P小型株ETF(IJR)
- バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
上がらない株価を眺めるよりも、もらえる配当金を眺めている方が健康的です。
※ 追記(2020/07/04)
指数別値上がり銘柄比率は、日経CNBCの番組でも紹介されています。
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(C)日経CNBC |
指数年初来騰落率と値上がり銘柄比率
2020/01/06〜2020/06/22
()内は値上がり銘柄比率
- ナスダック100 … 16%高(59.4%)
- S&P500 … 3.5%安(30.1%)
- TOPIX … 8.3%安(24.1%)
- 日経平均株価 … 5.2%安(14.2%)