2018年5月25日金曜日

株価の動きから見る、日本株で儲ける難しさ、米国株への興味


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比13円78銭(0.06%)高の2万2450円79銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -0.34%と、23日(水)から3日続けての下げです。

取引開始直後は、トランプ米大統領の米朝首脳会談の中止発表もあって一時前日比100円超まで下げました。会談実施に向けての交渉が継続されるとの見方から警戒感が緩み、また前日までの3日間で500円超下落していたこともあって、下げ分を買い戻す投資家が多かったように見えます。


日本株だけに投資して儲ける難しさ


持ち株のここ数日の値動きを見ると、日本株だけに投資して儲ける難しさを感じます。一旦下がった日本個別株の値は戻しにくく、上がった株価は数日で下がります。

儲けるためには何も日本株だけが選択肢ではありません。米国個別株や米国ETFがそれです。米国個別株や米国ETFが、日本株に比べて全て儲けやすいとは言い切れませんが、私にとってより良い市場を選択、そこに投資できるだけの知識や判断力を身につけたいと思います。

米朝首脳会談中止。外国為替市場にも早速、円買い圧力が


こんばんは。ひとりです。

トランプ米大統領が24日、6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談の開催中止を、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長への書簡の中で通告しました。

初の首脳会談が見送りとなり、朝鮮半島情勢は再び不透明に、緊迫する可能性がでてきました。米朝首脳会談が見送られた原因の1つは、非核化の手法を巡っての対立が考えられます。短期間で一気に非核化を進めたい米国に対して、北朝鮮は段階的な措置をとって、そのたびに見返りを受ける方法を主張していました。

米朝首脳会談の開催中止は一方で、断行宣言ではありません。トランプ米大統領は金正恩委員長への書簡で、考え直すことがあったら「遠慮なく電話してほしい」とつづっていますが、この機を逃せば、仕切り直しには相当な時間がかかりそうです。

外国為替市場にも早速、影響が出ています。円買い圧力が高まり、今月上旬以来となる1ドル=108円台に上昇する場面がありました。ドルの売り一巡から2時現在、1ドル=109円台後半と、持ち直し基調に入っています。

外貨貯金を始めてから最初の急速な値動きです。109円台前半まで何とか引きつけて、ドルを買い増ししています。

また中小型銘柄を中心とする投資信託に売り注文を出しました。約定するまでに時間差がありますが、恐らく2日間下げても薄利が残りそうです。

売却は、個別銘柄や米国ETFの買付余力を確保しておくためですが、投資信託はやはり私の性には合わないようです。イデコ分を除く残りの投資信託も、機を見て売却しようと考えています。

2018年5月24日木曜日

前日比 -1.33%。株価下落時に、投資家が行う3つのこと


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比252円73銭(1.11%)安の2万2437円01銭でした。日経平均株価の3日続落は、3月16日~20日の下げ以来、約2カ月ぶりです。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -1.33%です。持ち株のなかで、電気機器、化学銘柄が約2.7%、約1.6%と大きく下げています。


株価下落時に、投資家が行う3つのこと


株価が大きく下落した際に、投資家が行う3つのことを以前投稿しました。
  1. 現状分析
  2. 下落理由・背景の把握
  3. 未来予測

今回の下落を、この3点から見ていきます。

(1)現状分析/日経平均株価が何%下がったのか、事実を確認する
  • 日経平均株価の下落幅は24日午後、一時300円を超えた
  • 3日間の下落率は、2.47%(565円36銭 安)
  • 22日(火)/前日比42円03銭(0.18%)安の2万2960円34銭
  • 23日(水)/前日比270円60銭(1.18%)安の2万2689円74銭
  • 24日(木)/前日比252円73銭(1.11%)安の2万2437円01銭
  • 3日続落は、3月16日~20日以来、約2カ月ぶり
  • 外国為替市場で1ドル=109円台前半まで円高・ドル安が進行
  • 東証一部の値下がり銘柄数は1568。全体の約75%
  • 東証一部の値上がり銘柄数は445、変わらずは70

(2)理由・背景/日経平均株価がなぜ下がったのか、その理由を確認する
  • 自動車関税の引き上げを、トランプ米政権が検討すると発表したから
  • 円高・ドル安の進行(1ドル=109円台前半)が、自動車や機械、電機など輸出株全般の重荷になったから
  • 米長期金利の低下で、投資家に株式運用環境が悪化すると見られたから
  • 北朝鮮高官が、米朝首脳会談を中止する可能性に言及したから

(3)未来予測/日経平均株価が回復するまでに要する時間を、過去の事例を参考に予測する

2016年の市場が思い出されます。6月頃に市場全体が下がり始め、トランプ米大統領が当選する年末までは、私の持ち株の評価損益比率は -30%と底を這っていました。

持ち株の一部(2016年6月28日)

市場環境も私の持ち株、投資経験も2年前とは異なるとはいえ、当時を振り返ると、株価下落時の買付余力がなく、年末までほったらかし、身動きが取れなかったことが思い出されます。

米政権の、会談や貿易で自国が優位になるようにという思惑(日経平均株価の下落要因)が見える分、一時的な市場価格の調整に留まるのではと判断しました。そのため持ち株のなかで今日、大きく下げた電気機器、化学銘柄を買い増ししています。

一方で気をつけたいことがあります。相場の下げ局面で見られる、中小型銘柄の下げ幅の大きさです。私は中小型銘柄を、個別、投資信託を含めて保有しています。

投資家が相場下落リスクへの備えを進めるなかで、長期で収益成長が期待できる中小型銘柄を少しずつ利益確定しながら、流動性が高く割安になっている国際優良銘柄を買い増ししています。

相場の下げ局面では、流動性が高い銘柄の方が相対的に下がりにくいからです。私の持ち株のなかの国際優良銘柄は事実、今日のような市場で -0.4%に留まっています。

このように、中小型銘柄や国際優良銘柄を市場環境に応じて、そのリスク幅の特徴を知ったうえで投資できるようになりたいと思います。


過去の市場下落時の事例は、読み返す度に参考に


過去の市場下落時の事例は、読み返す度に参考になります。このブログ内を例えば、キーワード「下落」で検索すると、次のような投稿が挙がります。

・ブログ内検索「下落」

2018/3/24
前日比 -3.21%。株価下落時に投資家が行う3つのこと
世界景気に米中の貿易摩擦が水を差すとの懸念から、世界株安が加速しています。日経平均株価の23日の終値は、前日比974円13銭(4.51%)安の2万617円で取引を終え、5ヶ月ぶりの安値となりました。円相場は1ドル=104円台に上昇して、1年4ヶ月ぶりの円高水準です。

2018/3/17
資金を減らさず次につなげる、損切りに必要な2つの視点
日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。今回は、ロスカット(損切り)の重要性とそのロジックです。

2018/4/4
電極株が軒並み15%下落。利確の引き金は野村のレポートか
黒鉛電極メーカーの株価が4日、15%以上も急落しました。電極メーカー株が軒並み売られるきっかけとなったのは、野村証券が3日付で発行したレポートです。関連メーカーの株価は軒並み2倍、3倍を超える水準に2017年度中に上昇しており、今回のレポートが利確を促す材料になりました。

2018年5月23日水曜日

前日比 -0.74%。トランプ大統領が米朝首脳会談の延期を示唆


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比270円60銭(1.18%)安の2万2689円74銭でした。

円相場が1ドル=110円台前半まで上昇したのも嫌気され、海外ヘッジファンドから株価指数先物に売りが膨らみました。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -0.74%です。日経平均までとはいわないものの、大きく下げています。

円相場は20時現在、1ドル=109円代後半まで上昇しています。外貨預金を先週から始めていますが、円高傾向が進むなかで今日、米ドルを買い増ししました。

トランプ大統領が米朝首脳会談の開催延期を示唆し、北朝鮮情勢が懸念されています。首脳会談は6月12日、シンガポールで開催が予定されています。

開催延期を示唆するトランプ氏の発言には、首脳会談に向けた事前交渉が北朝鮮ペースで進むのを避ける思惑があるとみられます。

株取引を始めて実感します。企業の業績に株価が影響を受けるのはもちろんですが、市場は国内外の政治に敏感に反応します。

2018年5月22日火曜日

読売新聞「投資案内」。300文字で推し量る、持続か売却か


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比42円03銭(0.18%)安の2万2960円34銭でした。

国内政治を巡る不透明感、また朝鮮半島情勢を巡る警戒感が強まり、投資家心理の重荷になっています。

ペンス米副大統領が21日、北朝鮮の出方次第では来月予定する米朝首脳会談をトランプ米大統領が取りやめる用意があるとの認識を示したためです。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比0.47%です。比率の高い2銘柄が値を上げたため、プラスで引けました。


読売新聞「投資案内」。300文字で推し量る、持続か売却か


「投資案内」という記事があります。日曜、月曜を除く読売新聞 朝刊に掲載される記事で、「問い」と「答え」で300文字程度の内容です。

例えば、「A銘柄(社名)を1500円で200株、見通しと処置を。(東京、読者)」といった問に対して、その会社の概要と業績、事業環境を踏まえた上で、保有し続けるか売却を検討するかを、識者が答えるものです。

回答者の肩書は、証券アナリストや株式ストラテジスト(投資戦略を考える専門家)、東洋経済新報社の社員などが交代で答えているようで、全ての回答に署名が入っています。

読売新聞を学生の時分は読んでいましたが、証券欄には目もくれず。振り返ると、そういえばこんな企画があったなという程度です。

それが株式投資を始めてから「投資案内」に目を通すとなかなか面白いもので、また数分で読める300文字程度という短さも良いです。例えれば四季報のひと銘柄を抜き出して読んでいるようです。

誌面に登場するものは、ニチレイやオリンパス、花王など、一般紙でもよく記事になる大型株が多いようです。業界ニッチ、中小型の銘柄も今後、掲載されると良いです。