2019年7月19日金曜日
客の背中に「タコ」と言い放つ、大手電鉄会社 駅員のストレス
こんにちは。ひとりです。
私は転職を2回して、現在の会社で3社目です。その会社の退社も間もなくかと思います。
いずれの会社も3年以上は勤めています。
そろそろ潮時(退社)かなと思う時期は2社とも同じで、いずれも人間関係の息苦しさからです。
そのため現在の会社を退社しても、もう会社勤めは無理だと思っています。数年経ってまた同じ思いを繰り返すだけですから。
それなら短期のアルバイトや派遣で日々の生活費をやりくりするほうが良いです。新卒時からこの考え方は危険ですが、なにしろ10年以上正社員で働いて、貯金も僅かばかりあります。その貯金を原資にこれまで通り、資産運用を続ければ良いと考えています。
定年といわれる年齢まで当たり前のように働けば、残り30年以上あります。
通勤で今朝、電車を利用したところ、駅員と年配の客がやり取りを終えた場にたまたま通りかかりました。
駅員は客が立ち去るその背中に向けて、声を出さずに「タコ」と言い放ちました。口の動きを見ただけですので私の勘違いかも知れませんが、駅員にそういわせるようなやり取りが客との間にあったのでしょう。
その駅員は50歳代半ばから60歳前といったところ。日々ストレスを抱えながら仕事をしているのでしょう。人身事故、遅延、客の言いがかり。
お金を払えば何をしても良いと考える客の前では、どうしようもありません。発散する方法は、客の背中に「タコ」と心の中で叫ぶくらいです。
この駅員の場合は定年まで残りわずか。会社にしがみついてでも生きることを選んだのでしょう。それでも大手電鉄会社。退職金は世間の中小企業以上に得られることでしょう。
この駅員は死に間際、この人生は楽しかったと言えるでしょうか。私は今のままではそう言えそうにありません。これから人生の折り返しです。
2019年7月4日木曜日
50になっても金融知識不足。受け取れる年金額知らない 62%
おはようございます。ひとりです。
老後に必要な生活費に関心が集まっていますが、その金額は退職金を考慮してのもの。退職金がない人は、今いわれている2,000万円ではききません。定年退職後の生活費は、退職金分1,500万円をプラスした3,500万円ほどでしょうか。もちろん人によりますが。
50代の半分が、自分の老後に必要な金額を把握していないことが分かりました。日銀に事務局を置く金融広報中央委員会が公表したものです。
老後資金の計画を立てている人は35%、その資金を既に確保している人はわずか26%です。年金については、62%超が受け取れる金額を知らないと答えています。
また株式投資を含めた資産運用については、74%超が「1ヶ月分の生活費を超える金額の運用をしたことがない」そうです。
50代
- 定年退職後に必要な額を認識している … 51%
- 老後資金の計画を立てている … 35%
- 定年退職後の資金を確保している … 26%
- 受け取れる年金の額を知らない … 62.2%
- 1か月分の生活費を超える金額を運用したことがない … 74.4%
つまり、年をとっても金融知識が不足しているということです。ウィリアム・シェークスピアが言い得て妙です。
年を取るのは、知恵がついてからでないといけないんだよ。
もちろんお金のことだけを指したものではありませんが、生きることと、お金は切り離せません。稼ぐこと、使うこと、学ぶこと。どれを欠いてもお金は生かせません。
カネコアヤノ「とがる」
カネコアヤノさんといえば、「マイベストジョブ」のラジオCMが印象的です。
2019年5月14日火曜日
大企業と中小企業。給与、待遇格差のほかにもある教育格差
こんにちは。ひとりです。
私の持ち株の評価損益合計は、日経平均株価の続落を受けて自己最低を更新しました。
そんな渦中にあっても不思議なもので、現物株保有のためか焦りはありません。株価は上がる時もあれば、下がる時もある、ただここ最近はちょっと下がり過ぎですが。
終身雇用など端から当てにはできませんが
終身雇用の継続が難しいとの認識を、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)やトヨタ自動車の豊田章男社長が示しています。
終身雇用とは文字通り、新卒であろうと転職であろうと、その会社に一旦入社すれば定年まで雇われることを意味します。
そんな終身雇用の仕組みが保てない、つまり終身雇用の仕組みは会社にとって得(利益)がないとの認識です。会社は利益を上げることが目的の一つです。それを阻む要因があれば、終身雇用であろうと見直すのが自然です。
私は大企業に勤めたことがないので、終身雇用など端から当てにはできません。
大企業と中小企業。給与、待遇格差のほかにある教育格差
働き方について、30歳代になってから20歳代の頃よりも考えるようになりました。
20歳代の頃は、学生時代にもっと勉強しておいて、新卒で名の通った、給与の高い会社に就職しておいたら。公務員になっておいたら。などタラレバの妄想を繰り返す程度でしたが、30歳代にもなると、そんな妄想も妄想できないほどの現実に直面します。
偏見や誤解があるのを承知したうえで書くと、大企業から中小企業への転職は可能かもしれませんが、中小企業から大企業への転職、新卒で入社した人たちと同様の待遇を得るのは不可です。
その理由はいくつかあります。その一つが教育格差です。教育格差は学校までかと思いきや、大企業と中小企業での、入社後の教育格差は学生時代のそれとは比べ物になりません。
大企業で入社してから3ヶ月間から半年と、時間をかけて社会人の基礎となる教育を受けることと、中小企業の現場の経験や感覚を頼りにしたOJTでは、身に付くもの、考え方の基礎となるものが全く異なります。
中小企業の現場頼りの教育、仕事の仕方しか知らない場合、いざ数年の経験を経て転職しようとすると、身に付けた知識や技能がその会社だけにしか通用しないことに気が付きます。
大企業を経てベンチャー企業を立ち上げる人たちがいますが、個人のそもそもの能力に加えて、大企業で教育を受けて働いてきたことが少なからず影響していると思います。
結論として、新卒で大企業に入れるものなら入っておいたほうが良い。それからでも中小企業に転職するのは遅くないということです。大企業と中小企業に優劣を付けること自体が相応しくないかもしれませんが、違いはあります。
何を選ぶかはつまり、自分がどこに価値をおくかでしょうか。
2019年2月14日木曜日
Funds-i(ファンズアイ)。女性向け投信に見る当たり外れ
こんばんは。ひとりです。
図書館で週末に勉強を続けています。勉強の合間には息抜きに、本棚から数冊手に取ります。先週は4冊に目を通しました。
- 初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門
- 定年後に必要なお金「新・基本のキ」
- 会社の税金 元国税調査官のウラ技
- 中小企業の「システム外注」はじめに読む本
女性向け投資信託、Funds-i(ファンズアイ)
「Funds-i(ファンズアイ)」というインデックスファンドシリーズが、野村アセットマネジメント株式会社から発売されています。日経ウーマンの最新号(2019年3月号)には見開きで広告が出稿されています。
20歳代、30歳代、40歳代の女性3人を登場させて、特設サイトを開設しています。これまでの投資信託の案内、広告が男性に向けられたものだとすれば、この商品は女性をターゲットにしたものです。
ウェブサイトを見ると、ジャケ買いを誘うように投資信託が紹介されています。まるで音楽を聞いたり本をめくったりするように綺麗な写真とご機嫌な言葉が迎えてくれます。
・野村インデックスファンド「ファンズアイ(Funds-i)」
・いまの私にできること。ファンズアイではじめよう。
肝心の商品を見ると日経225から米国株式配当貴族まで16種類が取り揃えられています。投資未経験者をターゲットにしている割には豊富な商品群です。他社商品と費用や内容を比較すれば、同社の商品は当たりもあれば外れもありといったところでしょうか。
ウェブサイトを見ている分には楽しく、このような商品の見せ方、気の惹き方があるのかと感心します。
2018年12月23日日曜日
BRUTUS(マガジンハウス)が恒例、「危険な読書」を特集
こんにちは。ひとりです。
BRUTUS(マガジンハウス)最新号が、「危険な読書」を特集しています。例年この時期の恒例特集として、2017年号から3冊目でしょうか。

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No. 838(2017年) |
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No. 861(2018年) |
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No. 884(2019年) |
特集企画の1つ、「国語辞典を読む。」
今号の企画の1つとして「国語辞典を読む。」があります。辞典は数冊保有しており、学生時分に購入したもののほか、働きだしてから購入したものもあります。

左から順に
- 「類語大辞典」
- 「句読点、記号・符号活用辞典。」
- 「朝日新聞の用語の手引」
- 「新明解 国語辞典」
2017/11/05
日常に必要な編集力。発信する情報は正確に伝えてこそ
誰でも情報の発信者になれる現在にあって、言いたいことをそのまま発信するのではなく、受け手側に興味を持ってもらい、見たい、読みたいと思ってもらえるような見せ方の工夫が大切です。
辞典は読むために手に取ることは少ないですが、すぐ手が届くよう本棚にしまう位置は決まっています。
辞典といえば「舟を編む」を思い出します。
「愛なき世界」もまた、「舟を編む」に通じる部分が
「舟を編む」は、三浦しをんさんの2011年に出版された小説で、映画化、アニメ化もされています。
【辞書】言葉という大海原を航海するための船。
【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。
玄武書房に勤める馬締(まじめ)光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。
定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか。
そして「愛なき世界」もまた、「舟を編む」に通じる部分があります。
2018/11/07
きっかけは植物学者からのメール。三浦しをん「愛なき世界」
「愛なき世界」(三浦しをん 著)を今、Kindle(キンドル)で読んでいます。植物学研究の姿に迫った物語で、同著者の「舟を編む」が職業小説として、書評欄で度々比較に挙げられています。
私は年末年始だからといって外出の予定はなく、静かな図書館通いでしょうか。なにしろひとりが好きなもので。
2018年11月22日木曜日
ミドル世代の転職という視点で「年収 1,000万円」を展開
こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の終値は22日、前日比139円01銭(0.65%)高の2万1646円55銭、東証株価指数(TOPIX)は、13.07ポイント(0.81%)高の1628.96でした。
日経平均株価 2018年11月22日 |
東証株価指数(TOPIX) 2018年11月22日 |
私の持ち株の評価損益比率は、前日比 2.58%、前週末比 1.83%です。日本市場での持ち株は現在、ETFを含めて4銘柄です。その内の2銘柄が内需株です。
内需株は年末に向けて徐々に値を戻していますが、外需株はどうにもなりません。貿易問題を巡って米中が歩み寄らない限り、手掛けにくいといった状況でしょうか。
ミドル世代の転職という視点で「年収1,000万円」を展開
「年収1,000万円稼ぐ人は何が違うのか」と題した記事が22日、日経産業新聞に掲載されています。
この体の記事はマネー雑誌でよく見かけますが、日経産業新聞ではどこに焦点を合わせて「年収1,000万円」を解き明かすのでしょうか。
まず年収1,000万円以上を稼ぐ人は、どの程度存在するのか。国税庁の発表資料によると、年収1,000万円以上を稼ぐ人は、給与所得者全体の4.5%です。一握りという言葉のイメージ通りです。(民間給与実態統計調査、2017年)
また給与所得者という括りにも注目です。給与で1,000万円以上ということで、株式や不動産投資などの資産運用で得た利益は含まれていません。
この点でマネー雑誌と新聞記事の視点の違いが明確です。新聞記事はさらに、ミドル世代の転職という視点で「年収1,000万円」を展開しています。
記事の小見出しを紹介します。
- 50代会社員の2割が年収1,000万円以上
- 年収1,000万円以上の転職理由は?
- 年収1,000万円以上の定年後の希望は?
私の場合、給与で1,000万円以上を稼ぐのは到底難しく、またそこまで仕事に没頭する気はありません。
一方で、年収1,000万円以上を稼ぐことは諦めていません。それはもちろん給与所得と資産運用を合わせてです。
2018年10月5日金曜日
65歳、定年延長へ向けて。職場のお荷物にならないように
こんばんは。ひとりです。
65歳への定年延長が現実味を帯びています。
定年延長、やる気どう維持、「65歳」波及へ
日本経済新聞 夕刊 2018年10月5日
50歳代後半の社員にとってみれば、想定外の定年延長です。働く気持ちがそれまで同様に保てるのでしょうか。
また定年延長は人手不足解消に有効とはいえ、いかに職場の荷物にならないようにするか。そういった議論が始まっています。
私は世見でいう定年の年齢まで会社員でいる気はありません。そうするためにはもちろん30歳代の今から準備が必要です。
まずはお金の勉強をすることです。お金を貯めること、増やすことは結果であって、お金の知識がないと叶いません。そして個人で稼げるだけの力を付けることです。いずれも定年前の10年そこらで簡単に身につくものではありません。
またなによりも健康が大切です。1人暮らしだからこそ食事や運動に気をつけます。
2018年8月22日水曜日
仕事から孫の話まで。旧友2人はいくつになっても悩み続ける
こんにちは。ひとりです。
私は主に自転車で通勤しています。でもたまに電車で通勤することがあります。悪天候が主な理由ですが、ほかにも電車に乗ることで人の様子や時々の話題を伺えるからです。
例えば昨晩の帰宅途上のこと。電車の発車をドア付近で待っていると、2人組の年配男性が乗り合わせてきました。私のそばに立ったため、話が耳に入ってきます。
2人は旧友、いくつになっても悩み続ける
2人は旧友といった様子で、久しぶりの会食を終えた帰りでしょうか。話題は一方の息子夫婦の仕事や孫のこと、また息子が定年した後のことなどに及びます。
息子夫婦はどうも飲食店を始めた様子で、繁盛して連日忙しいということ。男性としては、早く孫の顔が見たい様子ですが、直接息子夫婦には言えるはずもなく……。
そこから定年後の60歳からは思ったよりも長いということ。息子が定年(自営業なので定年は無いが仮に)を迎えるのは20年後で、男性は94歳になるということなど、定年後の一般的な男性の話題が凝縮されていました。
話の流れから推測するに、男性は74歳です。人はいくつになっても、その年齢や立場に応じて悩み続けるのですね。
2018年6月7日木曜日
人生から切り離せないお金のこと。定年準備と雑誌MORE
こんにちは。ひとりです。
日経平均株価は、前日比197円53銭(0.87%)高の2万2823円26銭でした。東証1部の7割を超える銘柄が上昇するなかで、上げ幅が一時200円を超える場面がありました。
私の持ち株の評価損益率は0.45%でした。持株比率の大きい1銘柄が下げたため、日経平均株価の上げ幅比率には及びませんでした。
5月23日から持ち株が大きく下げてきましたが、昨日6日からようやく反転の兆しが見えます。日経平均株価が25日移動平均を上回り、買いに弾みがついたようです。25日移動平均(5日時点で2万2561円)は、テクニカル分析上の上値抵抗水準とみられています。
定年後には「こんな生き方がある」。新書『定年準備』
雨が今週は多く、通勤はもっぱら電車です。その通勤時間で私は本を読んでいます。1冊読み終えましたのでご紹介します。
定年準備
著者名:楠木 新
出版社:中央公論新社
販売開始日:2018年5月21日
本書は、『定年後』(初版刊行日/2017年4月20日)の続編の位置づけです。前作『定年後』は「50歳からの生き方、終わり方」と副題にあるように、50歳代が購入層の大半ですが、40歳代が、また男性向けの内容に絞られたにもかかわらず、女性の購入者も想定以上だったようです。私は30歳代で、書籍の購入者層の中では若い部類に入るでしょうか。
2冊を読み比べてみると、本書『定年準備』の方がより具体性がありました。通り一遍の説明で定年を語るだけではなく、「こういう人がいる」「こんな生き方がある」というように事例が豊富に紹介されていたのが良かったです。
老後破産という言葉に振り回されるように「定年」が一時(いっとき)の流行りになっていますが、本書で紹介されている内容は、その流行りに乗って1、2年で取材できるものではないと思います。30歳代の私が読んでも、考え方の幅が広がる内容でした。
社外に目が向かず、社会とのつながりが甘い
本書末にあるエピローグには、「会社員は社外に目が向かず、社会とのつながりについての感度が甘いことは否めない。」とあります。転職で新たな環境に身を置くようになって、また株式投資を始めるようになって、世の中にはこんな世界があるのかと、視点が広がったことを、この一文から思い出します。
「定年」は、働き方を考えるうえで、気になる言葉の1つです。このブログでも「定年」でキーワード検索をかけると、複数の記事が挙がります。
・キーワード検索「定年」
ブログ記事の内容は様々で、結婚や定年離婚のこと、転職や会社員の出口戦略、そしてiDeCo(イデコ)を始めとするお金のことです。
ちなみに雑誌MORE(集英社)7月号には、別冊付録に「貯まる女子のマネー“見直し”BOOK(24ページ)」が付いています。
お金の知識はいよいよ、若い世代にも避けられないこととなりました。
2018年6月3日日曜日
10年前の29倍に。社会人1年目、4月の転職サイト登録者数
おはようございます。ひとりです。
来春(2019年)卒業する大学生の就職面接選考が1日、解禁されました。
売り手市場で学生有利といわれますが、やりたい仕事と求人がある仕事の乖離は今も昔もさほど変わりません。求人があったから、受かったから入社したけれど、定年までは…… という考え方は当たり前のようです。
私は現在の会社で3社目です。3年、7年、3年目と各社での勤務期間を並べると分かりますが、やはり定年まで1つの会社に勤め上げようという「就社意識」は微塵もありません。次に転職する際はなんなら、会社勤めはもう結構というぐらいです。
就社意識が低いのは、今年入社した新入社員にも当てはまるようで、入社直後に転職サイトに登録する転職意識が高い人が増えているようです。
新入社員、4月に転職サイト登録。10年前の29倍に
「今の会社で働き続けたいか」との質問に、「できれば働き続けたい」との回答は53.8%に。3年連続の減少で、2015年度の調査(63.4%)から10ポイント近く下がっています。(トーマツイノベーションが2018年4月、新入社員約4800人を対象に実施)
つまり転職したい人が46.2%と、年々増えているということです。
企業側にとっては、採用した新人をどう定着させるかが切実な課題ですが、反して「DODA」(転職サービス)の社会人1年目4月の登録者数は、10年前に比べ29倍に増えています。(社会人全体は10年前比7倍)
早い段階から真剣に情報収集する姿が見えます。私の転職経験に照らし合わせれば、同じ会社に居続けていては視野が狭まり、成長意欲の低下に繋がりかねません。
職場転勤や配置換えのある職場ならそうとも限らないですが、転職して変わった意識、身についた技能は自身でも実感できるほどです。
2018年5月17日木曜日
定期的な現金収入を求める高齢者に人気。年2回分配型 投信
こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の終値は、前日比121円14銭(0.53%)高の2万2838円37銭でした。反して、私の持ち株の評価損益比率は前日比 -0.21%です。マイナスの要因は、保有比率の高い2銘柄が値を下げたためです。
内閣府が発表した機械受注統計(3月)では、4~6月期も好調な受注が続くとの見方で、機械関連株が買われました。一方で、北朝鮮を巡る情勢が不透明感を増しており、積極的に上値を追う動きは限られました。
定期的な現金収入を求める高齢者に人気。分配型投資信託
分配金を支払う投資信託が、定期的な現金収入を求める高齢者に人気です。年に2回、4回、6回の分配金を出す投信の残高は3月末、合計18兆円と過去最高を記録しました。(三菱アセット・ブレインズ)
残高が増えているのが年2回型で、直近の残高は約14兆円と1年間で3割伸びています。
「効率的な運用に不向き」、「顧客本位ではない」と金融庁が指摘したことで、毎月分配型の投信は縮小しましたが、分配回数を減らしたうえで、元本を取り崩してでも定期収入を得たい需要がまだ残っているようです。
分配金を支払うと投信の運用規模が抑えられるため、30歳代、40歳代が資産を増やすためには適しません。一方で、定期的な現金収入を求める高齢者には適した仕組みなのかも知れません。
定期的な現金収入が目的なら、何も分配金を支払う投信にこだわる必要はありません。投信の一部を定期的に売却できるサービスがあります。例えばSBI証券の「投資信託定期売却サービス」がそれです。
・投資信託定期売却サービス
申込金額と申込日の設定を行うことで、毎月決まった金額だけ売却し、現金をお受取りいただけるサービスです。例えば、定年退職されたお客様が、積立投資で長年蓄積させてきた投資信託を、そのまま運用を継続しながら年金代わりに少しずつ売却して現金で受取るという形でご活用いただけます。
「毎月コース」のほか、「奇数月コース」、「偶数月コース」から選択でき、ご希望により年2回まで「ボーナス月コース」の設定も別途可能です。
定期的な現金収入が目的なら、分配金を支払う投信よりも、上記の定期売却サービスを検討するのも1つです。もちろん老後までに、定期売却できるような一定の資産を積み立てておくことが前提ですが。
分配金の種類に違い。投資信託とETF(上場投資信託)
投信と中身が同じ商品にETF(上場投資信託)があります。取引所に上場する銘柄で、株式と同じように取引時間中は常に市場価格が変動します。
取引時間中ならいつでも売買が可能で、こうした売買価格の透明性や機動性は、投信にはないETFならではの強みです。
また支払われる分配金の種類に違いがあります。
投信の分配金は、元本と運用益の合計の一部から投資家に支払われます。分配金を支払うために、元本が取り崩される恐れがあることが課題です。(元本払戻金または、特別分配金)
一方でETFの分配金はその仕組み上、運用で得た儲けから出される普通分配金のみで、健全性が高いといえます。
退職後に向けた投信の積み立ても良いですが、ETFを積み立てるのも方法の1つです。私は米国ETFで、それを画策しています。
2018年1月19日金曜日
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと…
こんにちは。ひとりです。
結婚しない人が年々増えています。2016年の婚姻件数は、62万531件で10年前の2006年と比較して約15%減少しています。(厚生労働省「人口動態統計」)
リクルートブライダル総研は結婚情報誌のゼクシィで有名なリクルートグループの1つで、晩婚化や少子化の影響で、婚姻件数は年1%ずつ減少していくと予測します。
リクルートブライダル総研は結婚情報誌のゼクシィで有名なリクルートグループの1つで、晩婚化や少子化の影響で、婚姻件数は年1%ずつ減少していくと予測します。
私は、あなたと結婚したいのです
ゼクシィといえば、テレビCMが印象的です。
結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです
佐久間由衣さん(ViVi専属モデル)と、清原翔さん(MEN'S NON-NO専属モデル)が出演するテレビCMは放送回数の多さも相まって、私の周りにも共感する声がたくさんあります。
CMで使用されている楽曲はThe Zombies「This Will Be Our Year」、リリースは 1968年です。
結婚20年超の離婚が増加。気持ちのすれ違い、我慢の限界!?
理想がなければ、現実は良くなりませんが、一方で理想と現実は異なります。それは事実として知っておくべきで、結婚においても同じです。
気持ちのすれ違いからか、はたまた我慢の限界からか。結婚20年以上の熟年離婚が増加しています。国内の離婚件数は年間約23万件。先にも挙げた2016年の婚姻件数は、62万531件、およそ3組に1組が別れています。
同居期間別に見ると結婚5年未満の割合が減る一方で、20年以上の熟年離婚が増えています。また熟年離婚の件数は1980年から2016年までに、2倍近くになっています。(厚生労働省「人口動態統計」)
定年即離婚を防ぐには
「定年即離婚」防ぐには
日本経済新聞 2018年1月18日
日本経済新聞 2018年1月18日
一部引用
定年後、夫婦がどう過ごすか。特に仕事人間の男性は悩みに直面しがちだ。互いに向き合う時間が長くなるだけに、熟年離婚を防ぐには努力が欠かせない。
妻との対話を心がけたり料理したり。こうした心得は一朝一夕で身につくものではない。50代から実践する夫婦に極意を聞いた。
記事中のキーワードは会話と食事(料理)、いずれも相手への気遣いが軸にあります。
記事中には「定年後のよりよい夫婦関係に向けて、夫が50歳から努力するのは当然」とありますが、定年後により良い立場、関係を築くための、夫の妻や家族に対する“根回し”のように感じます。50歳になるまでの数十年間はどうだったのかと。
そんな夫の思惑を透かし見てか「生活リズムが変化しそう」と、夫が加わる日常に漠然とした不安を抱く妻がいるようです。
年間婚姻組数100万組時代の夫婦が、40周年を迎える年に
夫婦の関係を見直すには、夫婦共通のイベントごとを催すのも1つかと思います。
婚姻組数が100万組を突破した1970年~1975年。その時代に結婚した夫婦が2015年には結婚40周年を迎えています。(厚生労働省 大臣官房統計情報部「平成26年 我が国の人口動態 Vital statistics in Japan」)
時間を共にした夫婦が、互いに感謝を表す機会が増えています。その1つが、バウ・リニューアルです。
バウとは誓いの意味で、金婚式(結婚50年)や銀婚式(結婚25年)にあたります。つまり、新たなる誓いとでもいえるでしょうか。夫婦として今後も歩んでいくことを誓う催しです。
夫から妻へ、妻から夫へ。またはお子さんからご両親へ贈るのも素敵ですね。物を贈るのも大切ですが、イベントで記憶を共有することも大切だと思います。
別れる夫婦もあれば、再び結ばれる2人も
別れる夫婦もあれば、結ばれる2人もいます。
婚姻件数が減少する中にあって、厚生労働省「国内の婚姻件数に占める再婚の割合」によると、4組に1組は再婚夫婦(片方が再婚、もしくは両方とも再婚)です。加えて、再婚に対する意識調査では9割以上が肯定的です。(ゼクシィ「『花嫁1000人委員会』アンケート」)
また「マルニ(○2)婚」として再婚式(結婚式)を挙げる夫婦もいます。その割合は約40%、一方で結婚式を挙げない夫婦は約60%です。(リクルートブライダル総研「結婚総合意識調査」)
私は独身で離婚の心配も、また今のところ結婚の予定もありません。もしご縁があっても結婚式は興味がないですね … 。
こちらの関連記事もご覧ください。
2018/2/15
マッチングサービス利用者3割、恋人できた。8%が結婚まで
2017年12月20日水曜日
将来このままで良い訳がない、会社員の出口戦略は
こんにちは。ひとりです。
株式投資で利益を出すにも、会社員でキャリアを築くにも“出口”がイメージできているかが大切です。株式投資と同じく、会社員も出口戦略を考えるべきです。
株式投資の場合は買う、保有する、売るのサイクル
株式投資の場合、「買う → 保有する → 売る」というサイクルで成り立っています。買ったら保有し続ける特定の銘柄もあるかもしれませんが、基本はこの3過程です。株で利益を得る、ひいては株で損しない人は、最後の「売る」をしっかりと考えている人です。
利益確定と損切り、出口戦略は2種類
利食いによる売りと、損切りによる売り。株取引の出口は2つあります。株を買う際には、株価が上がった時、下がった時にどうするかまでイメージしておくと良いです。
私の場合は一律に、値幅のパーセンテージで判断することはありません。20%上がったら利益確定する、10%下がったら損切りするなどよく聞きますが、果たしてその基準だけで良いのでしょうか。
それは企業の業績は良いのに、市場全体の流れで株価が下がることもあるからです。過去の事例はあくまで参考にしかなりませんが、例えば2016年6月の私の保有銘柄の一部です。

値幅のパーセンテージを見るか、業績の良し悪しを見るか
全ての銘柄に20%以上、30%を超える含み損があります。一方でこの段階では確定損ではありません。また現物取引ということもあり保有し続けました。ちなみに4銘柄の2017年12月20日現在の株価は下記のとおりです。
ミツコシイセタン(3099)900 → 1,367
三菱ケミHD(4188)442.3 →1,250
日本郵政(6178)1187 → 1,298
みずほ(8411)145.1 → 209
いずれの銘柄も多かれ少なかれ利益を得て、それから数ヶ月後に売却しています。三菱ケミHD の株価は現在、2016年6月から3倍近くになります。
この経験から銘柄個別の業績を見て、出口を判断することも必要だと感じました。あくまで上手くいった結果を見ての話であって、値幅のパーセンテージで一律に利確、損切りすることが必要な場合もあります。
パーセンテージで一律に判断するのか、業績を見て判断するのか、その決断力が株取引における技術の1つだと思います。
勤務し続けることは今や稀なこと
冒頭、会社員でキャリアを築くにも“出口”がイメージできているかが大切と書きました。株取引と同様に、もしくはそれ以上に会社員には出口戦略が必要です。株式投資と照らし合わせると、このようになるでしょうか。
- 買う …… 入社する
- 保有する …… 勤務する
- 売る …… 退社する
株取引と同じく、入社したら(買ったら)定年まで勤務(保有)し続ける人もいるかもしれません。もしくは退社して(売って)転職や起業する人、セミリタイアする人もいるでしょう。勤務し続けることは今や、私の周りを見回すと稀なことです。
いずれはどうなりたいのか、勤務しているうちに出口をイメージしておくことが会社員にも必要だと思います。
2017年11月3日金曜日
話題のiDeCo(イデコ)で節税。知らない人が損する仕組み
こんにちは。ひとりです。
国民年金基金連合会から先日、はがきが届きました。確定拠出年金(イデコ、個人型年金)の掛金払込を証明する通知書です。

確定拠出年金(イデコ)の加入者で、自身の口座から毎月掛金を捻出している方には、税金を還付してもらうための掛金払込証明書(はがき)が届く頃です。イデコのメリットは、掛金の全額が課税所得から控除されることです。
所得控除を受けるためには手続きが必要
所得控除を受けるためには、その年にいくら納めたかを証明する「掛金払込証明書」が必要です。普通郵便で10月末から11月初旬に、自宅に届きます。中面には掛金額の内訳があり、月ごとの掛金額が12月の引き落とし予定金額まで記載されています。

私は会社員なので、限度額の ¥23,000を毎月捻出しています。今年からイデコに加入し始めたため手続き上、2月の引き落としが2ヶ月分収納されています。1年間で ¥276,000が所得控除されます。
会社員なら年末調整で手軽に
税金の還付手続きは、会社員なら会社の年末調整で済ませてしまうのが手っ取り早いです。会社から例年配布される「給与所得者の保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書」の一番右下にある「小規模企業共済等掛金控除」の中段「個人型又は企業型年金加入者掛金」の欄に、掛金払込証明書の合計額を記入して証明書(はがき)を添付すれば完了です。すると年末調整時に還付されます。ここで還付されるのは全額ではなく、所得税の還付分のみで、住民税の還付分は翌年から課税所得が減った分、納税負担が減る流れです。
確定申告が必要な会社員も
会社員なら年末調整で、と書きましたが、イデコへの加入が今年10月以降だった場合は確定申告での所得控除手続きが必要です。掛金払込証明書の発行が間に合わず、翌年1月に発行されるからです。
私は株式運用益の確定申告をする予定ですので、その際に合わせて所得控除手続きを行います。確定申告書の「所得から差し引かれる金額」枠の「小規模企業共済等掛金控除」欄に払込証明書の金額を申告すると完了です。確定拠出年金とは申告書に書いていないので、どこに記載するのか注意が必要ですね。こちらは課税所得からイデコの掛金額が控除されて、その他の申告事項と合わせて還付額が決定する流れです。
知らない人が損する仕組みは、沢山あります
イデコに加入するにあたって、何冊か関連本に目を通しました。

いずれもイデコを軸に「長期」「分散」という投資キーワードで内容が展開されています。イデコは主に投資信託で運用する年金ですので、従来の投資信託に関する案内も掲載されています。これまでの投資知識と組み合わせて読み進めると分かりやすいと思います。
写真左から
投資の鉄人
著者名:岡本和久/大江英樹/馬渕治好/竹川美奈子
出版社:日本経済新聞出版社
販売開始日:2017年4月18日
定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!
著者名:大江英樹/井戸美枝
出版社:日経BP社
販売開始日:2017年2月27日
一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo活用入門
著者名:竹川美奈子
出版社:ダイヤモンド社
販売開始日:2016年10月7日
ズボラな人のための 確定拠出年金入門
著者名:井戸美枝
出版社:プレジデント社
販売開始日:2016年10月14日
ネット証券会社のウェブサイトには分かりやすい案内冊子も
各証券会社のウェブサイトには、イデコ特設ページが開設されています。例えば楽天証券では、イデコの仕組みを紹介する案内冊子(PDFデータ)を用意しています。楽天証券を利用するしないは別にして、関連するウェブページを見て回るよりも、このPDFデータを見たほうが分かりやすいと思いました。
下記ページからPDFデータがダウンロードできます。
イマカラ ~個人型確定拠出年金ガイド 保存版~ (2017年9月改訂版)

確定拠出年金の仕組み・税制メリットなどの「準備編」、運用商品の選び方・保有商品の入れ替え方などの「実践編」の2部構成に加え、プロの目から見た「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のインタビュー記事、加入手続きの流れなどを解説した、個人型確定拠出年金ガイドです。
イデコへの加入もそうですが、年末の所得控除手続きも自分で行わないと節税効果が得られません。知らないと損する仕組みが、世の中に沢山あります。言い換えれば、知っていると得する仕組みが沢山あるということですね。
※ 追記(2017年11月15日)
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の加入者が増えています。厚生労働省によると、2017年9月末の加入者総数は約65万2千人。加入対象が拡大する直前の16年12月末(約30万6千人)比で倍増しています。2017年1月以降の新規加入者数も月平均4万人に達しています。
※ 追記(2017年12月5日)
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の運用状況です。
始めたのは今年に入ってからですので拠出金累計額は10ヶ月分のみ。これから初期費用や毎月の手数料が引かれています。運用成績は15.1%と良く、運用益は ¥34,710。市場の変動でマイナスになるかもしれませんが、しばらくは現在の運用商品に拠出を続けます。
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の詳細については、こちらのウェブサイトも分かりやすいです。
イデコガイド|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会
このサイトでは、年収や年齢、毎月の掛金を入力すると、所得控除による税控除額が確認できます。他にも個人型確定拠出年金の基本や何が得になるのか、マンガでの説明もあります。
※ 追記(2017/12/14)
2017年の検索ランキングをGoogleが12月13日、発表しました(1月1日~12月8日まで)。“比較”したもの検索ランキングに「イデコ」が挙がっています。
4.「イデコ 比較」
申し込む証券会社や銀行を比較、もしくは投資する商品(投資信託)を比較するのに、比較検索を利用する人が増えたのではないでしょうか。
検索ワード上位から
1.政党 比較
2.ai スピーカー 比較
3.ビットコイン 比較
4.イデコ 比較
5.ガス 自由化 比較
6.フリマ アプリ 比較
7.電子 タバコ 比較
8.ネット スーパー 比較
9.宅配 料金 比較
10.vr ゴーグル 比較
検索結果を見ると、上位4件はiDeCo(イデコ)を取り扱う証券会社の広告です。5件目に個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」が挙がります。

手数料でiDeCo(イデコ)金融機関を比較|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」
クリックすると手数料(口座管理料)で比較できるページが開きますが、このページだけを見ても判断がつきません。さらに金融機関名をクリックすると、商品ラインナップのページが開きます。
iDeCo(イデコ)以前に、投資信託を購入している人なら商品ごとの見分けがつくと思いますが、iDeCo(イデコ)で初めて投資信託を購入するとなればどうにも仕様がないと思います。
金融機関の個別ページには証券会社や銀行の問い合わせ先が記載されていますが、問い合わせる前にまずは知識のある身近な人に相談するのが良いと思います。
※ 追記(2017/12/22)
掛金の年単位拠出について、SBI証券のウェブサイトに案内が掲載されています。
掛金の年単位拠出と年末年始の書類請求に関するお知らせ
2018年1月より、掛金の拠出を1年の単位で考え、加入者が年1回以上、任意に決めた月にまとめて拠出(年単位拠出)していただくことも可能になります。(2018年2月引落(2018年1月分)からが対象となります。)当社では「確定拠出年金の掛金の年単位拠出」の受付は、すでにご加入者となられているお客さまを対象に、書類にて承ります。
ドルコスト平均法の効果が生かせなくなるかも
価格の変動する投資信託を毎月1回、定額で買い付けていくとドルコスト平均法で平均購入単価を下げることができます。価格が購入価額より上がっている時も、下がっている時も機械的に買っていくことで口数が増えます。そうすると後で相場が回復した時に、安い時に買っておいた恩恵が受けられます。
iDeCoの運用は20年、30年と続く長期のものだけに、ドルコスト平均法のような安定した買い付け方法が適していると思います。年1回の買い付けに更新すると、その時の相場水準の影響を受けて高値づかみになってしまう場合があります。
事務費を下げる、iDeCo(イデコ)ならではのメリットが
一方で手数料の側から見ると、1,133円(年間)の節約になります。毎月拠出していると、1ヶ月当たり103円が掛かります。拠出をしない月については徴収されないので、それが年1回で済むとなると、103円 × 11ヶ月分、1,133円の手数料が下がる計算です。先述の通り、iDeCoの運用は20年、30年と続く長期のものだけに拠出方法を検討する余地もあるのでは。
iDeCo(イデコ)に加入している時点で得している
年1回、もしくは毎月とどちらの拠出方法を選んでも、20年、30年も先のことは分かりません。いずれにしても、iDeCo(イデコ)に加入している時点で、そうでない人に比べて得をしていることは間違いありません。
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