日経平均といえば「225」を思い浮かべますが、「500」もあります。
日経500種平均株価
東京証券取引所第一部に上場する銘柄(親株式、内国株)から選定された500銘柄
その日経500が最高値を更新しました。1989年の2410.58を30年9カ月ぶりに奪回しています。
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Bloomberg |
Bloomberg 2020年9月28日
28日の日経500は先週末に比べて1.7%高の2430.70と高値引けとなり、1989年12月に付けた史上最高値(終値ベース2406.47、日中高値ベース2410.58)をいずれも30年9カ月ぶりに更新した。
大型株の比率が高い日経225と比べ、大型株の比率が低い日経500は格段にパフォーマンスが上がります。日経500は単純平均とあって値がさ株(1単元当たりの株価の水準が高い銘柄)の影響が強く出ます。
一方の日経225の場合、新しい値がさ株は市場全体への影響が大きくなるためリバランス時に入れづらいといいます。日経225はそのため古い銘柄(衰退銘柄)が残りやすくなります。いつまでも高値を更新できない日経225は時代遅れなのでしょうか。