2018年6月11日月曜日

ユニコーン銘柄が上場。メルカリ待ちの軟調相場は終わりに


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は、前週末比109円54銭(0.48%)高の2万2804円04銭でした。米朝首脳会談を前に外国為替市場では19時現在、1ドル=110円と円安・ドル高です。

私の持ち株比率は、日経と反して -0.39%です。相変わらず、ヨーロッパ関連銘柄の調子が悪いです。


メルカリ待ちの軟調相場は今日で終わり


メルカリの公募・売り出し価格(公開価格)が決まりました。東証マザーズ市場に19日、上場します。企業価値が10億ドルを超える「ユニコーン」は米国でも数少なく、メルカリはその1つです。

新興市場はメルカリ待ちの軟調相場のようです。メルカリ購入資金を確保するため、持ち株を現金にかえる投資家が多いようです。その軟調相場も今日で終わりです。市場にメルカリの抽選に外れた投資家の資金が戻り始めると、その流れも逆転しそうですね。

メルカリを私は利用したことがありませんが、IPO(新規株式公開)の抽選に今回、応募しました。応募する際は、仮条件の価格が提示されますが、決まるのはいつも上限価格です。この価格選択に意味はあるのでしょうか。

2018年6月9日土曜日

問題は人手不足か、仕事の質か。新聞の値上げと、配達ミス


こんにちは。ひとりです。

8日(金)の日経平均株価は反落して、7日(木)比128円76銭(0.56%)安の2万2694円50銭でした。

海外で週末から翌週にかけて、政治や経済のイベント開催が控えます。カナダでは週末に、主要7カ国(G7)首脳会議を、米朝首脳会談が来週12日に、米連邦公開市場委員会(FOMC)が13日にと相次ぎます。

  • 週末/主要7カ国(G7)首脳会議
  • 12日(火)/米朝首脳会談
  • 13日(水)/米連邦公開市場委員会(FOMC)

積極的な買いが、政治・経済日程が控えるなかで手控えられた印象です。私の持株比率は7日(木)比 -1.20%でした。


4ヶ月のマイナス期間を経て、利益を確定


持株比率の高い1銘柄を、7日、8日の2日間で全て売却しました。この銘柄を購入し始めたのは2017年12月15日です。

保有期間6ヶ月のうち、約4ヶ月間はマイナスでした。プラスに反転したのは2018 年4月末からです。

市場要因で大きく値を下げた時を見計らって買い増しを続けていたおかげで、私の投資額比率における2%(税引き後の数値)の利益確定となりました。これで確定損益比率は今年、投資額の約7.5%となります。

ちなみに、昨年同時期の確定損益比率は12%以上です。今年の成績(損益比率)は、市場が好調だった昨年同様とはいきませんが、投資額を増やした分、損益額だけを見ると同程度の確定利益です。損益を見るとき私は、額で判断するのではなく「率」を重視するようにしています。

確定した利益は、本を読んだり、新聞に目を通したりと、株式市場の学習、銘柄の情報収集のための費用に積極的に充てており、好循環が生まれる仕組みを作っています。


新聞の値上げと、新聞の配達ミス


購読する新聞が先日、6月から値上げすることを紹介しました。

2018/5/3
購読する日経専門紙2紙が値上げ。日経MJ、日経産業新聞
日経新聞の値上げが2017年11月のことで、日経業界紙2紙も今回、後を追うように値上げされます。両紙の値上げは1993年以来、23年ぶりです。価格改定の理由は日経新聞の値上げ時と同じで、宅配網の維持と、質の高い情報とサービスを提供するためです。背景には物流関連の人手不足による配達コストの上昇があるようです。

日経産業新聞
週5日 発行(月~金曜日)
税込み 月額 3,670円 → 4,000円(1部180円)

日経MJ(マーケティングジャーナル)
週3日 発行(月・水・金曜日)
税込み 月額 2,097円 → 2,300円(1部200円)

私は自宅にテレビを設置していないので、情報源はネットと新聞(紙、電子版)の2点です。情報の信用性を優先すると、やはり新聞になります。その新聞紙が最近になって、届かないことが増えました。


雑な仕事の後始末は、自分、もしくは周りに返ってくる


新聞が届かないことは以前にもありますが、ここ1年は目に見えて増えました。新聞店につい先日、届いていないことを電話したなと、気をつけてと言ったはずなのに。

その都度、新聞店に電話をするのですが、配達ミスをその場限りのこととして片付けているようです。配送ミスの電話がかかってきたら、事務員が謝って、届いていない新聞を配達員が届ける。それの繰り返しでしょう。

依頼している新聞店では、配達ミスの記録、再発防止の対策を講じていないと配達ミスの多さから想像できます。万一、対策を講じていたとしても、それが機能していません。

新聞の値上げ理由には、「物流関連の人手不足による配達コストの上昇」とあります。印刷所から各新聞店に発送すること、新聞店から各家庭や事業所へ配達すること。この2点が配達コストには含まれていると認識していますが、価格が上がって、サービスの品質が下がっていてはどうしようもないですね。こんなことなら、電子版だけで良いかなと考えてしまいます。

配達ミスの要因は、仕事の質の問題であって、人手不足と一括りにするべきではないと思いますが。

人手が足らないから、量をこなすために仕事が雑になる。雑にこなした仕事の後始末は、自分、もしくは周りに返ってくる。何も新聞配達だけに当てはまることではありません。私の普段の仕事にも言えることです。人の振り見て我が振り直せ、でしょうか。私も気をつけたいものです。

新聞は1年契約ですが、このまま配達ミスが連発するようなら契約途中での解約を相談しようと思います。こちらからの解約が難しいようなら、新聞店の方から、配達サービスの提供、維持ができないとの理由でサービス(契約)終了を提示してもらうかですね。

新聞を印刷、配達するコスト、電子版の普及もあり、新聞を紙で読む人というのは必ず減っていきます。それを感じたできごとでした。

2018年6月7日木曜日

人生から切り離せないお金のこと。定年準備と雑誌MORE


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は、前日比197円53銭(0.87%)高の2万2823円26銭でした。東証1部の7割を超える銘柄が上昇するなかで、上げ幅が一時200円を超える場面がありました。

私の持ち株の評価損益率は0.45%でした。持株比率の大きい1銘柄が下げたため、日経平均株価の上げ幅比率には及びませんでした。

5月23日から持ち株が大きく下げてきましたが、昨日6日からようやく反転の兆しが見えます。日経平均株価が25日移動平均を上回り、買いに弾みがついたようです。25日移動平均(5日時点で2万2561円)は、テクニカル分析上の上値抵抗水準とみられています。 


定年後には「こんな生き方がある」。新書『定年準備』


雨が今週は多く、通勤はもっぱら電車です。その通勤時間で私は本を読んでいます。1冊読み終えましたのでご紹介します。

定年準備
著者名:楠木 新
出版社:中央公論新社
販売開始日:2018年5月21日

本書は、『定年後』(初版刊行日/2017年4月20日)の続編の位置づけです。前作『定年後』は「50歳からの生き方、終わり方」と副題にあるように、50歳代が購入層の大半ですが、40歳代が、また男性向けの内容に絞られたにもかかわらず、女性の購入者も想定以上だったようです。私は30歳代で、書籍の購入者層の中では若い部類に入るでしょうか。

2冊を読み比べてみると、本書『定年準備』の方がより具体性がありました。通り一遍の説明で定年を語るだけではなく、「こういう人がいる」「こんな生き方がある」というように事例が豊富に紹介されていたのが良かったです。

老後破産という言葉に振り回されるように「定年」が一時(いっとき)の流行りになっていますが、本書で紹介されている内容は、その流行りに乗って1、2年で取材できるものではないと思います。30歳代の私が読んでも、考え方の幅が広がる内容でした。


社外に目が向かず、社会とのつながりが甘い


本書末にあるエピローグには、「会社員は社外に目が向かず、社会とのつながりについての感度が甘いことは否めない。」とあります。転職で新たな環境に身を置くようになって、また株式投資を始めるようになって、世の中にはこんな世界があるのかと、視点が広がったことを、この一文から思い出します。

「定年」は、働き方を考えるうえで、気になる言葉の1つです。このブログでも「定年」でキーワード検索をかけると、複数の記事が挙がります。

・キーワード検索「定年」

ブログ記事の内容は様々で、結婚や定年離婚のこと、転職や会社員の出口戦略、そしてiDeCo(イデコ)を始めとするお金のことです。

ちなみに雑誌MORE(集英社)7月号には、別冊付録に「貯まる女子のマネー“見直し”BOOK(24ページ)」が付いています。

お金の知識はいよいよ、若い世代にも避けられないこととなりました。

2018年6月3日日曜日

しんちゃん「オラの声、変わるゾ」。矢島晶子さん、降板へ


おはようございます。ひとりです。

登場人物の年齢軸を固定したアニメがあります。サザエさんやドラえもんがそれですが、現実の声優陣はもちろん年を重ねます。

ある週から突然、脇役の人物の声が変わったことがありますが、数週間経てば寂しいもので、その声が当たり前になるものです。


クレヨンしんちゃん「オラの声、変わるゾ」


アニメ「クレヨンしんちゃん」で主人公の野原しんのすけ役を担当している声優の矢島晶子さんが、5月29日の放送を最後に降板すると発表しました。

クレヨンしんちゃんの放送が始まったのは、私が小学生の頃です。アニメ放送を見なくなったのはいつからでしょうか。矢島さんは1992年4月の放送開始以来、26年以上しんのすけの声を演じてきました。

ドラえもんと同じように、クレヨンしんちゃんは定期的に映画が公開されています。映画だけは毎回欠かさないというしんちゃんファンは、私の周りにも少なくありません。

10年前の29倍に。社会人1年目、4月の転職サイト登録者数


おはようございます。ひとりです。

来春(2019年)卒業する大学生の就職面接選考が1日、解禁されました。

売り手市場で学生有利といわれますが、やりたい仕事と求人がある仕事の乖離は今も昔もさほど変わりません。求人があったから、受かったから入社したけれど、定年までは…… という考え方は当たり前のようです。

私は現在の会社で3社目です。3年、7年、3年目と各社での勤務期間を並べると分かりますが、やはり定年まで1つの会社に勤め上げようという「就社意識」は微塵もありません。次に転職する際はなんなら、会社勤めはもう結構というぐらいです。

就社意識が低いのは、今年入社した新入社員にも当てはまるようで、入社直後に転職サイトに登録する転職意識が高い人が増えているようです。


新入社員、4月に転職サイト登録。10年前の29倍に


「今の会社で働き続けたいか」との質問に、「できれば働き続けたい」との回答は53.8%に。3年連続の減少で、2015年度の調査(63.4%)から10ポイント近く下がっています。(トーマツイノベーションが2018年4月、新入社員約4800人を対象に実施)

つまり転職したい人が46.2%と、年々増えているということです。

企業側にとっては、採用した新人をどう定着させるかが切実な課題ですが、反して「DODA」(転職サービス)の社会人1年目4月の登録者数は、10年前に比べ29倍に増えています。(社会人全体は10年前比7倍)

早い段階から真剣に情報収集する姿が見えます。私の転職経験に照らし合わせれば、同じ会社に居続けていては視野が狭まり、成長意欲の低下に繋がりかねません。

職場転勤や配置換えのある職場ならそうとも限らないですが、転職して変わった意識、身についた技能は自身でも実感できるほどです。