2019年1月11日金曜日

確定申告はPCで。需要がないのか外国税額控除の案内は少なく


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は11日、前日比195円90銭(0.97%)高の2万0359円70銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比2.95%です。

持ち株は1銘柄を除いて値を上げています。前場高、後場下がりは、今週を通じて同じです。先週末終値比でこの1週間は、3.22%の上昇でした。


確定申告書類の作成はスマホ版ではなく、PC版で


確定申告書類の作成ページが、国税庁のウェブサイトに公開されています。必要書類がまだ揃っていないため作成を済ませることはできませんが、分かっている分は週末に入力しようと思います。作成途中のデータが登録無しで保存できる点は便利です。

確定申告がスマホでもできると国税庁から案内がありますが、所々ブログ記事を拝見するとPCを利用するほうが賢明のようです。申告できる内容がスマホ版だと限られており、PC版と同等の機能が備わっていません。

私は今年、外国税額控除を申請したいと思います。


需要がないのか、外国税額控除の案内は少なく


確定申告の方法を紹介する雑誌を数冊、書店で見ましたが、外国税額控除の説明は数行です。外国株式の配当金にかかる二重課税を調整できるとあるだけで、その具体的な方法の記載はありませんでした。

需要が少ない、つまり米国株から配当をもらう人が圧倒的に少ないからでしょうか。記載方法を調べてみると、初めてのひとには不明なことも多いようなのでここで紹介します。

入力は、「税金の計算」欄(紫色の項目)の「外国税額控除」から始めます。ページには複数の入力枠があり、初めてだと何を入力すればよいのか戸惑います。

証券会社のウェブサイトに、手引きがありますので紹介します。

・外国税額控除について | SBI証券
国際的な二重課税を調整するために、一定額を所得税額… こちらを「外国税額控除に関する明細書」における「相手国での課税標準」欄の外貨記入欄にご記入ください。

外国株式の配当金通知と確定申告の作成画面を照らし合わせながら入力できるようになっています。手書き用の体裁か、入力用の体裁かで違いはありますが内容は同じです。

確定申告は毎年のことですが、細かな入力や確認の手間も苦にならず、楽しんでできます。自分で処理することで、お金の流れや税の仕組みが分かるからでしょうか。

配当は1度手に入れば、譲渡益のように損失が通算されて減ることはありませんので安心です。外国株式は今年も引き続き買い増していく予定で、それに連れて配当金も増えていきます。

VISAの営業利益率は近年60%超、売上はここ10年で3倍に


こんにちは。ひとりです。

私は食料を含めて日用品の支払いをクレジットカードにまとめています。ただ家賃や一部公共料金の支払い、週末よく利用するパン屋は現金のみの取り扱いです。

クレジットカード導入が進まないのは、料金を受け取る側が支払うクレジット会社への利用手数料があるからでしょう。その手数料は料金に対して1%~5%までと業種によっても異なります。


VISAの営業利益率は近年60%超、売上は10年で3倍に


クレジットカード市場は2023年、100兆円を超えると矢野経済研究所が見通しています。2017年の市場規模は58兆円ですので、今後5年で2倍近く伸びる試算です。

クレジットカードを利用する側からすれば、使える店舗が増えるので便利になりますが、加盟店からすれば、クレジットカードが使われるごとに手数料の負担が増えます。

ある店舗では、現金払いとクレジットカード払いで価格を分けていました。商品に掲示される価格はもちろん現金払いのもので、いざクレジットカードで支払いを済ませようとすると数パーセント上がった値段を提示されるというものです。

これでは店舗側が負担するべきクレジットカード手数料を客に負担させているとも取れます。クレジットカードでの支払いが広がるに連れて、このような苦肉の策が広がるかもしれません。

一方で、そんな手数料商売をするクレジット会社はどれだけ儲かっているのでしょうか。例えばVISA(ビザ)の営業利益率は近年60%が標準です。また売上はこの10年で3倍に伸びています。

VISAの株価は昨年のクリスマス、他の米国株と同様に大きく下げましたが、その下げ分もすでに回復しています。

2019年1月10日木曜日

ソフトバンクの譲渡益で、「会計の世界史」Kindle版を購入


こんにちは。ひとりです。

Kindle(キンドル)で先日、本を買いました。

  • 会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ ― 500年の物語(田中靖浩 著)
  • 犯罪小説集(吉田修一 著)

「会計の世界史」は図書館で借りようと思っていましたが、貸出冊数に対する予約数が日々増えていくことから買うことにしました。

興味は移り変わりやすいもので、読みたいと思った時が読み時です。

購入にはソフトバンクの譲渡益を充てました。これも将来の利益を生み出すための再投資の1つです。何も譲渡益、配当金を株へ投資するだけが再投資ではありません。

日経ビジネス「働かない時代」。稼ぐだけの労働から離れた人


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は10日、前日比263円26銭(1.29%)安の2万0163円80銭でした。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -1.65%です。1銘柄が3.5%超と大きく下げています。この銘柄の値動きに今週は苦しんでいます。


“働かない”時代。日経ビジネス、最新号


日経ビジネスの最新号(2019年1月7日号)が組織と働き方の未来を特集しています。

特集「会社とは何か 組織と働き方の未来」
会社とは何か―。日経ビジネスは創刊50周年の今年、「会社」を問い続ける。 
まずは、組織と働き方の未来を考える。「会社」はどこから来て、どこに向かうのか。一握りの企業は巨大化し、トップに君臨する者が富を吸い上げていく。その一方で、格差と貧困が世界を覆う。一体、「会社」の役割とは何なのか。 
これから、その核心を探る物語を始めよう。すでに地殻変動は始まっている。高くそびえていた「会社」が次々と揺らぎ、新たなつながりが各地に生まれる。そして、あなたの仕事にも激変の波が襲う。 
読み終えると、会社の姿が違って見える。

特集のなかで「“働かない”時代」を取り上げています。

なにも私のようなセミリタイアしたい人を取り上げるのではなく、限られた人生の時間を使い、お金を稼ぐためだけの働き方から離れた人に注目しています。

2019年の投資判断を、海外投資家の見方や投資手法から学ぶ


こんにちは。ひとりです。

図書館で先日借りた1冊に下記の本があります。

・日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法(菊地正俊 著)

日本株をめぐる外国人投資家の現状を紹介する内容です。初版発行が2017年12月10日とあって、ここ2年~3年以内の新しい情報がまとめられています。

そのなかで参考になったことを2つまとめます。

  • 大量保有報告書を参考にした個人投資家の投資手法
  • 外国人投資家(運用会社)の考え方と投資手法


株価の反発を招く、ファンド提出の大量保有報告書


大量保有報告書についてはこのブログでも紹介したことがあります。

2018/02/18
東証セミナーに参加。株価下落時に投資家が行う3つのこと
株価下落時に投資家が行う3つのポイント。日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。

2017/12/09
銘柄選別の秘訣。投資信託の組入上位銘柄を参考に
株式投資をする上で、投資対象となる個別銘柄を探り出すのは一苦労です。そんな銘柄探しにおいて、時間も労力も削減できる方法の1つをご紹介します。投資信託の目論見書を私は、個別銘柄を探り出すためにも使っています。

大量保有報告書は、5%を超えて株券を保有したその日から5営業日以内に、財務局へ提出が必要になります。

大量保有報告書は、銀行や証券会社、国内外のファンドが大量に保有する銘柄を知る方法とあって、投資銘柄選びの参考にする個人投資家が少なくありません。

証券会社やファンドは儲かると踏んで大量に保有している訳であって、それに個人投資家が乗っかるということです。

今日もある銘柄が、上記の理由から値を上げています。

ひふみ投信シリーズを運用するレオス・キャピタルワークスが1月9日公表の大量保有報告書(5%ルール)で、自律制御システム研究所の株式を5.18%取得したことが明らかになっています。それが材料視されて同社株式が反発しています。

また大量保有報告書等の開示書類を検索する際は、EDINET(エディネット)が参考になります。

・書類簡易検索結果 - 大量保有報告書

・EDINETについて | 金融庁

・大量保有報告書に関するよくあるご質問 | 財務省関東財務局


投資手法に注目。海外運用会社 5社を紹介


2つ目が外国人投資家(運用会社)の考え方と投資手法です。

日経ヴェリタスには、その週に提出された主な大量保有報告書を紹介する項目があります。


そのなかには海外のファンドと思われる提出企業も含まれています。図書館で借りてきた本を読む前は、その1社ごとの考え方や投資手法は気に留めていませんでしたが、改めて着目すると興味深いです。

主な外国人投資家(運用会社)は本の最終章にまとめられています。

  • 第6章 主要な外国人投資家(運用会社)の考え方や投資手法はこうなっている

聞いたことのある会社もあれば、もちろん初めて聞く会社もあります。

iShare(iシェアーズ)ETFを運用するBlackRock(ブラックロック)やインデックスファンドで有名なVanguard(バンガード)。

またウォーレン・バフェットが率いるBerkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ)や旧村上ファンドから分かれたレノやエフィッシモキャピタルなどが有名で私の知るところです。

今回は5社を紹介します。各社の考え方や投資手法にはそれぞれ特色があり、私が今後注目していきたい運用会社です。

  • アライアンス・バーンスタイン
  • サード・ポイント
  • プリンシパル・グローバル・インベスターズ
  • ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー
  • オアシス・マネジメント

例えばプリンシパル・グローバル・インベスターズはマーケットレポートを毎月、ウェブサイトに掲載しています。

・プリンシパル・グローバル・インベスターズ

各社の考え方や投資手法を追っていくだけでも私の投資判断が磨けるのではと期待します。

EDINETや日経ヴェリタスの大量保有報告書提出者に先の5社の名前が挙がっていないか、今後も随時確認していきたいと思います。