日経平均株価が前日比1202円安の2万8966円と大きく下落しました。下落率にすると3.99%です。下げ幅は2016年6月以来、4年8ヶ月ぶりの大きさですが、3万円を超えた今、現在の立ち位置を確認するのに「下落率」を見るほうが、下落幅を見るよりも投資判断がしやすいです。
日経平均プロフィルの上昇・下落記録を確認すると、今日の下げがどの程度のものか過去と照らし合わせて掴むことができます。分からないから不安になるのであって、調べることでその不安が和らぐこともあります。
新規上場ETF。MAXISナスダック100(2631)
米国市場に視点を移すと、NASDAQ総合指数は前日比3.52%安です。
これも価格の推移を確認すると、今回の下げがどの程度のものか、今どの位置にいるのか定量的に把握できます。下落をついつい感覚で判断してしまいますが、過去の数字と照らし合わせて確認することが大切です。
NASDAQ指数に連動する米国ETF、QQQのチャートを確認します。上から1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、2年と5枚の画像を並べました。
過去1ヶ月 |
過去3ヶ月 |
過去6ヶ月 |
過去1年 |
過去2年 |
これから何を感じ取るか人それぞれですが、私はこう捉えます。今回の下落は長い目で見て問題なし、また上がっていくだろうと。日経平均株価だと、こうも楽観視できませんが。
MAXISナスダック100上場投信(2631)が2月25日に日本市場に新規上場しました。信託報酬は年率0.22%(税込み)です。
- MAXISナスダック100上場投信(2631)
既に上場済みの下記2商品と合わせて、“MAXIS 三銃士”といったところでしょうか。
- MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
- MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)
日経平均株価を含めて、下がると上がらない日本個別株に投資する理由がますますなくなっていきます。