2021年1月22日金曜日

店側は困惑。“カゴパク(カゴの盗難)”がレジ袋有料化で増加


こんにちは。ひとりです。

私は食料の買い物から調理まで自分でします。誰に食べてもらうわけでもないので、凝った料理を作る必要も、品数を増やす必要もありません。その日食べたいものを簡単に、が基本です。

買い物に行くとまず、買い物カゴを手に取ります。大手スーパーはカゴ一つ一つにロゴマークが印刷されており、どこのカゴかが分かります。ただ店内でカゴの種類を見分ける必要はありません。その店で買い物している人は皆、同じカゴを持っているのですから。(購入した自分専用カゴで買い物をしている方もいます。)

ただそれが店外となると、よく目立ちます。工務店の作業車の荷台に工具入れとしてスーパーのカゴが使われていたり、原付バイクの荷台に荷物入れとしてカゴが括りつけられていたり。ロゴが印字されたカゴからは、スーパーから持ち出された(盗まれた)ものとひと目で分かります。

レジ袋が有料化されてから、この“カゴパク(カゴの盗難)”が後を絶たないようです。カゴは一つ当たり300円。スーパーで買物した帰りに、商品を袋詰せずにそのまま車へ持ち込む人が増えているのでしょう。私がよく利用する店舗では店頭にカゴの持ち去りを注意する張り紙が貼ってあったり、また別の店舗では、会計が済んだ後は持ち手を外したカゴに入れ替えたりと難儀しているようです。

カゴパクの相手が客とあって、店側は警察沙汰にはしたくない気持ちがあるようですが、罪に問われれば10年以下の懲役、または50万円以下の罰金が課されます。買い物カゴ、カート窃盗の摘発件数は昨年、年末にかけて増加傾向にあります。

2021年1月21日木曜日

知識は損得勘定から。節税につながる証券税制もその一つ


こんばんは、ひとりです。

税金について、株式投資を始めてから興味を持つようになりました。その理由はもちろん節税する(税金を払い過ぎない)ためです。日本は申告納税制度ですので、自分で申告しないと返ってくるお金(還付金)もそのまま納税といったことが起こります。税務署から連絡が来て「払い過ぎですよ、返します」とはいきません。つまり知識を持って行動した人の手元にお金が残るということです。


学問は興味から、証券税制は損得勘定から


「学問は興味から、もしくは好奇心から入ったものが最も根強い」と民俗学者の柳田國男氏の著書にありますが、付け加えるなら「損得勘定」からは入ったものもそうです。ただ税金の知識を身に付けるといっても、何から始めれば良いのかわからないと思います。私もそうで、まずは株式投資周辺の税金の仕組みから学び始めました。

例えば書店で、NISAやiDeCo関連の書籍を手に取るのも方法の一つです。儲ける一辺倒の株式投資の本にはない税制の仕組みが掲載されています。例えば竹川美奈子さんの著書は分かりやすく、私は2014年以降に出版されたものは全て目を通しています。なぜ2014年かというと、私が株式投資を始めた年でもあり、一般NISAが開始された年でもあるからです。


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他には証券会社のウェブサイトにも税金の仕組みが紹介されています。 野村グループは「税金の本」をPDFで公開していますし、大和総研グループは「税金読本」を始め、証券税制を中心に、所得税、法人税、消費税、相続税、贈与税、不動産税制などの制度改正について解説しています。




いずれも投資家に向けたもので、契約の有無を問わず無料、登録なしで閲覧できます。法律は改正されることも多く、その情報の発信年月日、更新年月日も合わせて確認することをお勧めします。

2021年1月20日水曜日

葉物野菜の安さに、ジャガイモは高騰。大阪では卸値が2倍に


こんばんは。ひとりです。

葉物野菜(白菜やキャベツなど)の安さに、スーパーや八百屋に買い物に行くと気が付きます。今日買った白菜は一束108円(税込み)でした。鶏肉の水炊きにして早速今晩いただきました。一方でジャガイモの卸値が昨年よりも上がっています。東京で4割高(昨年末比)、名古屋市場は平年(過去5年平均)より7割高、福岡市場は9割高、大阪市場は2倍に達しています。 

昨年末比
  • 東京 … 4割高

過去5年平均
  • 名古屋市場 … 7割高
  • 福岡市場 … 9割高
  • 大阪市場 … 2倍


2017年春のポテチショック。価格高騰、不作で思い出す


ジャガイモ価格の高騰は東北での大雪によるコンテナ列車の運休が原因で、ジャガイモの主産地の北海道から本州への輸送が停滞して青果市場への入荷が鈍っています。収穫高が減っているわけではないので、大雪による輸送の停滞が解消すれば卸値も平年に戻るでしょうが、ジャガイモの価格高騰、不作で思い出すのが2017年春の「ポテチショック」です。

前年(2016年)の台風、長雨被害で十勝地方のジャガイモの収穫高が減ってポテトチップスの一部が販売休止に追い込まれ、スーパーの店頭から姿を消した出来事です。競売サイトでは数袋で10万円の値が付いた事例もあったようです。

無くなれば、数が少なくなれば(数量限定)欲しくなるのが人の心理でしょうか。今ではスーパーの棚にたくさん並んでいますが、ただその容量が年々少なくなっている(ステルス値上げ、価格はそのまま)のが気になるところです。ステルス値上げは何もお菓子に限ったことではありません。チーズの容量が少なくなったり、ジャムの瓶が小さくなったり。気が付かないうちに徐々に値上げされています。

2021年1月19日火曜日

会社法、雇用安定法、2021年は変わるルール(法律)が多数


こんばんは。ひとりです。

2021年に変わるルール(法律)は数多く、改正会社法もその一つです。施行は3月1日、株主総会の運営や取締役の規律を見直し、企業統治(コーポレート・ガバナンス)を強めるのがその目的です。改正法により上場企業は、社外取締役の設置が義務付けられます。これなどは実務で既に対応済みで、東証上場企業の99%が導入済みです。

他には株主総会の運営において、株主が提案できる議案数の上限が10個までに制限されます。株主提案権の乱用を防ぐための措置です。また株主総会資料の電子提供制度が22年度に導入されます。書面での郵送が現在は必要ですが、それも原則不要になります。


70歳まで働ける、もしくは働かなければならない


改正高年齢者雇用安定法の施行で4月からは、70歳になるまで就業機会を確保することが企業の努力義務になります。違反した場合の罰則はありません。70歳まで働けると捉えるか、もしくは働かなければならないと捉えるか、個人のそれまでの(70歳になるまでの)生き方、考え方に左右されるところが大きそうです。

働き方についてはまた、中小企業に同一労働同一賃金のルールが4月から適用されます。正社員と非正規社員の不合理な待遇の格差を禁じるもので、賃金や手当はもちろん、教育訓練などの待遇も同水準にすることが求められます。


著作権法や意匠法など、その他気になるルール改正


その他2021年以降に変わる、気になるルール(法律)です。括弧内は施行日、施行時期です。

  • 改正著作権法(1月1日)
音楽、映像だけでなく、マンガや書籍、論文など全著作物が違法ダウンロードの規制対象に

  • 改正労働施策総合推進法(4月1日)
従業員301人以上の企業に中途採用比率の公表義務化

  • 改正意匠法(4月1日)
複数の意匠を一括して出願できるようになる。手続き救済規定を拡充

  • 改正建築物省エネ法(4月1日)
中規模ビルにも基準適合を義務付け。戸建住宅などの設計者から建築主への説明義務制度創設

  • 改正食品衛生法、改正食品表示法(6月1日)
食品などの自主回収(リコール)情報を行政に届け出ることを義務化

  • 改正郵便法(夏までに)
手紙や葉書など、普通郵便の土曜配達を休止

ルール(法律)は個人を守ってくれるものであり、また利用する、利用されるものでもあります。

2021年1月18日月曜日

iDeCo(イデコ)の手数料節約方法と、もしもの時の買付余力


こんにちは。ひとりです。

株式投資において私は3種類の口座を利用しています。複数の証券会社を利用しているという意味ではなく、1つの証券会社で、特定口座、一般NISA(ニーサ)口座、iDeCo(イデコ)口座を持っているということです。

  • 特定口座
  • NISA口座
  • iDeCo口座

各口座の昨年(2020年)の運用成績を確認します。個別株への投資をメインにする特定口座の成績は散々でしたが、指数連動商品へ地道につみたて投資を続けた一般NISA口座、iDeCo口座の成績は、日経平均と歩を合わせるように上昇しました。

NISA口座とiDeCo口座の現在の運用状況です。

NISA口座(2021/01/18)

iDeCo口座(2021/01/18)

iDeCo口座については、元本保証商品の割合が半数を占めるため、口座全体の損益率がNISA口座ほど上昇していませんが、個別商品の損益率に目をやると、19%超と上々の出来です。

海外株式への投資は19.2%の上昇

このiDeCo口座の手数料節約方法を今回はご紹介します。


もしもの時のスポット買いに。iDeCoに買付余力を確保


iDeCo口座の手数料節約方法は2020年の同時期にも投稿しましたが、株価の上昇が続き、世間の資産運用への関心が高まるなかで改めて振り返ってみます。

2020.3.12
こんな時だからこそ個別株投資から離れた話題を1つ。それはiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の手数料です。年間1,155円が節約できます。

節約できる金額は年間1,155円と少額ですが、その金額以上にiDeCo口座内で投資の自由が効くお金、つまり投資(スポット買い)したいときにiDeCo口座内に買付余力(元本保証商品)が確保できる点に注目です。

また私は今年から、iDeCo口座で毎日のつみたて投資を始めました。iDeCo口座にそんな機能は付いていないのでもちろん手動です。毎日800円、元本保証商品から投資信託にスイッチング(口座内でのスイッチングは手数料がかかりません)しています。1万円以上と昨年の日経平均のような変動幅が大きい相場では、毎月より、毎日のつみたて投資が成績を上げることもあります。手間と数パーセントの上昇、どちらを優先するかです。

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