2019年7月4日木曜日

スマホ決算。もう、クレジットやデビットカードで良いのでは


こんにちは。ひとりです。

コンビニのスマホ決算が話題に挙がっています。

・7pay - セブン‐イレブンで使えるかんたんスマホ決済
【重要なお知らせ】
現在、一部のアカウントが第三者にアクセスされる被害が確認されております。つきましては、取引の安全が確認されるまでの間、クレジットカード及びデビットカードでのチャージを停止させていただきます。



サービスは7月1日から開始され、その4日後の不具合。おにぎり1個やポイント2倍の代償が高く付いたものです。世間では「キャッシュ“ロス”決済」や「お詫びおにぎり」といった言葉も出ています。


売上高は年5兆。その10%がキャッシュレス決済になったら


セブンイレブンの全店売上高は年5兆円に迫ります。その決済の65%が現在、現金です。コンビニならではの少額決済が影響しているのでしょうか。

500円未満の決済にクレジットカードをわざわざ使うのもどうかという考えがもしかするとあるのかもしれません。私は100円単位でもクレジットカードを使いますが。

キャッシュレス比率が今回の7payの導入で10%上がっていたとすると、5千億円の現金が姿を消すことになります。現金が存在することで発生する管理、運搬コストを削減できたり、セブンイレブンでの買い物に、客を囲み込めたりしたかもしれませんがそれも当面はなさそうです。


三井住友カードがポイント5倍キャンペーンを実施中


7payのウェブサイトにある「重要なお知らせ」には「クレジットカード及びデビットカードでのチャージを停止」とありますが、支払いにわざわざ7payをかませる(経由する)必要があるのでしょうか。

ポイントが貯まるからでしょうか。それだけならクレジット、デビットカードでそのまま支払う方が手軽だし、賢明かと思います。

じつはクレジットカードでも、コンビニで買い物をするとポイントがつきます。

コンビニエンスストア3社(セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルドの支払いに三井住友カードを利用すると、ポイントが通常の5倍貯まります。

こちらのキャンペーンは登録不要で、2019年3月1日(金)から既に実施されています。


期限の案内がありませんので、いつ終了するか分かりません。キャッシュレス社会の実現に向けた施策の1つでしょうか。



※ 追記(2019/07/04)

日経平均株価の終値は4日、前日比64円29銭(0.30%)高の2万1702円45銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 0.45%です。

米国市場は7月4日、Independence Day(独立記念日)のため休場です。

SBI証券がTポイントカードとの提携を公表しています。

(C)SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.

Tポイントで投資信託が買えたり、投資信託の取引でTポイントが貯まったり。サービス開始は7月20日からです。

ただしTポイントカードには注意が1つ。

・個人情報の提供先を教えてください(2019年7月1日更新)

151社に7月1日現在、個人情報が共有されて(ばら撒かれて)います。お得や便利の裏には理由があります。


※ 追記(2019/07/05)

7payの不正アクセス問題は収集の見込みが立ちません。緊急ダイヤルをセブン&アイ・ホールディングスが設けて、24時間、年中無休で利用者の問い合わせにあたっています。電話口では誰が働いているのでしょうか。

規模が大きかろうと小さかろうと、雑な仕事は後々、雑な仕事をした本人だけではなく、その周りも巻き込んで余計な仕事を増やします。

50になっても金融知識不足。受け取れる年金額知らない 62%


おはようございます。ひとりです。

老後に必要な生活費に関心が集まっていますが、その金額は退職金を考慮してのもの。退職金がない人は、今いわれている2,000万円ではききません。定年退職後の生活費は、退職金分1,500万円をプラスした3,500万円ほどでしょうか。もちろん人によりますが。

50代の半分が、自分の老後に必要な金額を把握していないことが分かりました。日銀に事務局を置く金融広報中央委員会が公表したものです。

老後資金の計画を立てている人は35%、その資金を既に確保している人はわずか26%です。年金については、62%超が受け取れる金額を知らないと答えています。

また株式投資を含めた資産運用については、74%超が「1ヶ月分の生活費を超える金額の運用をしたことがない」そうです。

50代
  • 定年退職後に必要な額を認識している … 51%
  • 老後資金の計画を立てている … 35%
  • 定年退職後の資金を確保している … 26%
  • 受け取れる年金の額を知らない … 62.2%
  • 1か月分の生活費を超える金額を運用したことがない … 74.4%

つまり、年をとっても金融知識が不足しているということです。ウィリアム・シェークスピアが言い得て妙です。

年を取るのは、知恵がついてからでないといけないんだよ。

もちろんお金のことだけを指したものではありませんが、生きることと、お金は切り離せません。稼ぐこと、使うこと、学ぶこと。どれを欠いてもお金は生かせません。


カネコアヤノ「とがる」


カネコアヤノさんといえば、「マイベストジョブ」のラジオCMが印象的です。

2019年7月3日水曜日

-22%でも折れない。含み損の額よりも、評価損益比率を意識


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は3日、前日比116円11銭(0.53%)安の2万1638円16銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 1.17%です。

私は引け後に毎日、証券会社のスマホアプリの画面をスクリーンショットで残しています。継続して残すことで、持ち株の移り変わりや株価の推移が簡単に分かります。

例えば下記の2枚。6月4日と今日(7月3日)の引け後に撮ったものです。

2019年6月4日

2019年7月3日

持ち株は5月の連休明けを境にして下落を続けました。マイナス幅が一番大きくなったのが6月4日の -22.17%です。それが -12.26%まで回復しています。

1ヶ月で約10%上昇していますが、それもこの3日間の値動きです。保有する銘柄数は、この1ヶ月変わらず、単純に株価が上昇した結果です。ここまで上がると、プラス転換までもう一息と安易に期待してしまいます。

今回のように22%も下落すると、含み損の状態ですがその金額は大きくなります。金額の大きさだけにとらわれてしまうと、気が参ってしまい、耐えられなくなります。

特に含み損に慣れていない、投資歴が浅い人となるとなおさらでしょう。私も投資1年目には、数千円の値下がりに恐怖を感じたことを覚えています。まさにお金が溶けていく感覚です。

それがいつからか耐性がつき、また金額よりも損益比率を意識するようになりました。例えば今回の場合だと -22%です。決して1日や2日で戻すような値ではありませんが、許容範囲です。

すぐに必要となるお金を投資には回していませんし、何しろ使う用途がこれといってありませんから。値が回復するのを、買い増しをしながらじっくりと待てます。

投資経験を積むということは、投資技術や銘柄選定の目を鍛えることに加えて、金額(含み損益)の大きさに慣れることでもあります。

2019年7月2日火曜日

会社員の生涯年収 3億円は過去の話。でも株式投資なら叶う話


こんにちは。ひとりです。

会社員の生涯年収が約3億円といわれていた時代があります。私が中学、高校の時でしょうか。

正社員とアルバイトの生涯年収を、札束を模した実物大の展示物で比較した大学がありました。卒業してからも正規職に就かず、アルバイトを継続する働き方に警鐘を鳴らすためでしょう。数字としての年収差は知っていても札束を積み上げて、形あるものを比較されると焦りや不安も生まれるものです。

正規職だからといってそもそも、3億円の生涯年収が得られるものでしょうか。22歳~65歳まで正規職で働いたとして43年。計算すると、年収700万円×43年 =3億100万円です。

年収700万円でやっと3億円超えです。年収600万円だと、2億5,800万円。年収500万円だと2億1,500万円です。

  • 年収 700万円 … 3億100万円
  • 年収 600万円 … 2億5,800万円
  • 年収 500万円 … 2億1,500万円
  • 年収 400万円 … 1億7,200万円

こうみると、会社員の生涯年収が3億円といわれたのはもう過去の話です。では会社員なら無理でも、株式投資ならどうでしょうか。

株式投資での目標金額を私は決めていません。例えば年率15%~20%などと日々の目標は設けても、長期の金額目標は定めていません。

増資しながら日々の利益を複利で積み重ねていけば、いずれ億には届くだろうといった感覚です。もちろん株式投資の損益は毎年管理しているので、億に届くというのは推測ではありませんが、利益が継続できればの話で、あくまで皮算用です。


蓄えた資産を使いながら、資産運用で使う以上に増やす


冒頭の正社員とアルバイトの話に戻すと、例えば雇用形態を組み合わせるのも1つの生き方だと思います。

40歳前後まで正社員で、それ以降はアルバイトという働き方です。これには条件があって、アルバイトの給与以外にも収入があることです。

社会人になって40歳までの約18年間で、会社を辞めても通じる(お金になる)能力を身に付けるか、資産運用の経験を積んで、少しでも結果を出しておくかです。つまりアルバイトとの“ダブルインカム”です。

私が実行する場合は、アルバイトで生活費を稼ぎながら現在の資産を運用する方法でしょうか。加えて稼ぎにつながる資格取得のために、勉強の継続も欠かせません。50歳、60歳の時の働き方を決めるのは、30歳代の今です。今その準備が必要です。

「蓄えた資産を使いながら、それ以上に増やす」ことが私のセミリタイアのキーワードです。


※追記(2019/07/02)

日経平均株価の終値は2日、前日比24円30銭(0.11%)高の2万1754円27銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 2.69%と昨日に続いて堅調です。牽引するある銘柄は、2日間で11%超の上昇です。

2019年7月1日月曜日

独身のうちに、結婚して共働きのうちに……。私の貯めどきは


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は7月1日、前週末比454円05銭(2.13%)高の2万1729円97銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前週末比 3.92%です。

持株比率の高い1銘柄が6%超の上昇と、日経平均株価の上昇率に届かない他の銘柄の分を牽引しています。


SBI証券のアプリが更新。騰落チャートが面白い


SBI証券のスマホアプリが更新されています。ポートフォリオのリスト、騰落チャート(5分足)が面白いです。色(赤、緑)とその色の濃さで騰落具合が分かる仕組みです。

キャプチャー画像は、私が気にかけている銘柄の一部です(銘柄名を加工)。


画面右側チャートの赤が上昇で、緑が下落です。1番上の銘柄は、前場にこそ緑味かかったラインが薄っすらと入っていますが、後場になるとその値を上げ、濃い赤色で塗りつぶされたように見えます。つまり終値にかけて上昇を続けたということです。

同じ5分足チャートを見れば間に合う情報ですが、騰落チャートは見せ方にひと工夫がされています。

今日の上昇は、ちょっとした夏のボーナスととらえています。私の持ち株は、それでもまだプラス転換には程遠いですが。明日以降の市場によっては、うっかりすると今日のボーナスも早々に消えてしまいます。


子どもが小学校に入学するまでに。私の貯めどきはいつ


よく見る個人ブログに、「貯めどき」という言葉が使われていました。そのブログの著者は女性で、株式投資と、夫婦で不動産投資(売買)をされています。お子さんは高校生と中学生が2人いるようです。

お子さんが独立してから、というくだりに「貯めどき」が使われていました。なぜか気にかかり、私の貯めどきはいつになるのか考えてみました。するとどうでしょうか。結婚もせず、子どももいない私は、一生を通じて貯めどきです。

世間でいわれる貯めどきは、人生において何度もあります。

  • 独身の期間
  • 結婚して子どもができるまでの共働きの期間
  • 子どもが小学校に上がるまでの期間
  • 子どもが就職してからの期間 など

何のライフイベントも待ち受けていない私は、まさに貯め放題です。ただ下手をすると、使い放題に陥ることもあります。