2018年10月31日水曜日

分散投資の効果。株価急落から回復までの速度に違いあり


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、また東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。
日経平均株価 2018年10月31日

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。
東証株価指数(TOPIX) 2018年10月31日

10月の取引は今日で終了です。日経平均株価は10月、2199円(9.1%)下げました。その下落幅はリーマン・ショック直後の2008年10月以来10年ぶり、また下落率は2016年6月以来の大きさで、2年4ヶ月ぶりです。

2016年6月の保有銘柄と評価損益率は、本ブログでも紹介しています。

・2018/05/24
前日比 -1.33%。株価下落時に、投資家が行う3つのこと
株価が大きく下落した際に、投資家が行う3つのことを以前投稿しました。(1)現状分析、(2)理由・背景、(3)未来予測。今回の下落を、この3点から見ていきます。

・2017/12/20
将来このままで良い訳がない、会社員の出口戦略は
株式投資で利益を出すにも、会社員でキャリアを築くにも“出口”がイメージできているかが大切です。株式投資と同じく、会社員も出口戦略を考えるべきです。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 1.14%でした。持ち株比率の高い1銘柄が今日の好市場のなかで下げています。

下げ幅は1%にも及びませんが、値動きを観測しているほかの銘柄が2%~4%と値を上げるなかで置いていきぼりです。

前日に各証券会社から発表された本銘柄に対するレーティング情報(目標株価)の下げが要因の1つでしょうか。

事業内容や配当利回りを考慮すると、値を上げるまでは辛抱強く保有していても良いと判断しています。


分散投資の効果は、株価が下落前の水準に戻るまでの速度


分散投資を、今回の株価急落を受けて考えています。分散投資といってもこれまでは、日本の個別株式のなかで業種を変えるなどです。

保有する投資信託は日本銘柄への投資がメインで、日本市場が下げれば保有する個別株とともに投資信託も下がります。これでは分散投資の意味がありません。

定石ですが、分散するなら業種を変えるだけでなく、投資する国を変えなければいけません。

もちろん今回の株価急落は世界にまたがっていますが、分散投資で見るべき効果は、一旦下げた株価が下落前の水準にまで回復する速度です。

下がるときはどうしようもありませんが、上がる(回復する)ときの速度は違いが明確です。日本株はその速度が他国と比べると遅いです。特に米国株と比較すると歴然です。

米国株式に私は、今年の夏から投資資金を回しています。投資額比率をいずれは 、6(日本株):4(米国株)まで高めたいと思います。値上がりや配当利回りなど、各市場の特徴を踏まえた使い分けが前提にあります。

2018/10/17
面倒がらずに収支記録を続けられるのは、良いことがあるから
私はひとり暮らしなので、日々の収支が把握しやすいです。また生活習慣に変動がないため、ほぼ毎月同じ金額が出入りします。一方で生活費と、株式投資で出入りする損益は区別しています。

米国株に投資する際の“手間”は、その場の勢いで売買することを制限してくれます。それがiDeCo(イデコ)と同様に、私の投資の癖を矯正してくれるように思います。

2018年10月30日火曜日

過去を振り返って思う、後悔よりもやっておいて良かったこと


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は30日、前日比307円49銭(1.45%)高の2万1457円29銭でした。

日経平均株価の終値は30日、前日比307円49銭(1.45%)高の2万1457円29銭でした。
日経平均株価 2018年10月30日

2万1000円付近での押し目買いがあったほか、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の買い入れが日経平均株価の上昇に寄与した模様です。

日経平均株価の従来の上昇具合を見ると、投機筋の先物買いで日経平均株価が東証株価指数(TOPIX)に先行するのが常でした。一方で今日の株式相場の動きはTOPIXが朝から堅調だったのが特徴です。

東証株価指数(TOPIX) 2018年10月30日

GPIFは、資産に占める株式の比率が基準となる25%を割っています。TOPIXの値動きからも、GPIFが日本株式を比率調整のために買い増した可能性があります。

では明日の日経平均株価はどうなるでしょうか。話題に事欠かない米フェイスブックの決算内容次第では明日の米市場も波乱で、ひいては日本市場にも影響を与えかねません。

私の持ち株のなかで10月に入っても堅調だった1銘柄を本日、利益確定しました。売却益自体は大きくありませんが、買付余力を確保するためにも今日の上げ時が売却の好機と判断しました。

私の持ち株は、前日比 2.50%です。


あの頃に戻っても結局、勉強するかどうか…


過去を振り返って、後悔することがあります。その1つが勉強です。日本経済新聞に29日、高校生の勉強時間の多少が紹介されています。

「学校以外で勉強しない」25%
日本経済新聞 2018年10月29日

勉強の有無(平日)
  • 勉強する 74.6%
  • 勉強しない 25.4% 

勉強時間(平日、塾や家庭など学校以外)
  • 1時間未満 29.3%
  • 1~2時間未満 27.7%
「21世紀出生児縦断調査」。高校1年生を対象に文部科学省が実施

記事の見出しではあたかも勉強していない高校生が多いような印象ですが、75%近くが平日も学校以外で勉強しています。これは十分な数字ではないでしょうか。

図書館に週末通っていると、中高生と思しき学生が開館時間から閉館時間まで自習室にこもっているのを見かけます。私が同年齢の頃はそこまで勉強に身を入れておらず、振り返ると情けない限りです。

例えばもし、高校時分に戻れれば勉強するでしょうか。


過去を振り返って思う、やっておいて良かったこと


今でこそ、あの頃もっと勉強しておけば良かったと思いますが、いざ戻れたとしても勉強はしないでしょうね。人の素行はそう簡単には変わりません。勉強するようなら、最初からしています。

過去を振り返って後悔することよりも、過去を振り返ってやっておいて良かったことを考えるほうが生きるうえでは健康的です。

私の場合、ここ数年でその最たるものが株式投資です。今回の株価急落もそうですが、株式投資をする限り、毎回上手くいくことはありません。それでも5年間続けてこられたのは、小さな成功体験を積み重ねてきたからです。

5年もさかのぼる必要はなく、例えば昨日自分がしたことで、今日の自分が楽になったことも沢山あります。そんなことの繰り返しが、より良い生活に、生き方につながると思います。

2018年10月29日月曜日

持ち株は -5%以上の下げ。新興企業株、中小型株が大幅安に


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は29日、前週末比34円80銭(0.16%)安の2万1149円80銭でした。

日経平均株価の終値は29日、前週末比34円80銭(0.16%)安の2万1149円80銭でした。

時価総額の小さい中型や小型の下げが目立ちました。私の持ち株の1つは -5%以上の下げです。新興企業株が大幅安に、中小型株に利確売りが出たことが株価上昇の重荷になりました。東証マザーズ指数は約4%の下落です。

私の持ち株の評価損益比率は -2.21%です。ここのところ、1日あたりの下げ幅が大きいです。

持ち株の下げ率は2月6日の水準と同じになりました。2月の下げは、3月の頭には徐々に回復していましたが、株価回復までは今回も1ヶ月ほど見ておいたほうが良さそうです。年末にはどうなるやら。

2018年10月28日日曜日

長期投資前提。投信の力量を測るのに絶好の下げ相場が到来


こんにちは。ひとりです。

持ち株の今週の評価損益を見ると、先週末19日(金)終値比で -7.79%でした。

持ち株比率の高い2銘柄がともに10%前後下げています。そのほかの持ち株は好業績から先週末比でプラスのものがあり、騒ぎ立てるほどの影響は受けていません。

銘柄の1つが大きく下げた要因は、業績の下方修正によるものです。下方修正は事前に予測されていましたが、その修正幅が予測よりも大きかったことが嫌われたようです。

本銘柄は年初からダラダラと株価を下げています。そこにきての下方修正とあって、投資銘柄をこの機会に乗り換えた人も多かったのではないでしょうか。

一方で年間の純現金収支(フリーキャッシュフロー、FC)は潤沢です。純現金収支の増減は、企業評価を行うための指標の1つです。


長期的な成長につながる、潤沢な純現金収支


純現金収支は、事業で得た現金収支(営業キャッシュフロー)と、設備投資や有価証券の取得、企業買収(M&A)などに充てる予定の現金収支(投資キャッシュフロー)を合計することで算出できます。

この金額が大きいほど、自由に使える現金を多く生み出している企業だといえます。

企業が事業を継続しながら、設備投資や企業買収に潤沢な資金を充てられるということは、それだけ経営体力があるということです。ひいては長期的な成長を見込んだ投資や改革が可能ということにも繋がります。

下方修正した要因は明確で、この点の改善次第では株価も一転すると見ています。


投資信託の力量を測るのに絶好の下げ相場が到来


特定口座、NISA口座で保有する投資信託は、-16%と-18%です。保有する商品は、カテゴリ平均(1年間)を14%近く下回っています。

直近5年間の上昇相場でいくら良い成績を残しても、それは市場の勢いによることが大半でファンド運用者の力量によるものではありません。運用者の力量が試されるのは、下げ相場の時期にいかに損失を少なくできるかだと思います。

長期間に渡って投資できる商品を見極めるためにも、この下げ相場は絶好の機会かもしれません。


悲観相場をどう見るか。日経ヴェリタスが投資家の声を紹介


日経ヴェリタスが今週号、個人投資家の声を拾っています。今回の下げ相場を踏まえて、個人投資家が何を思って、どう行動したかが紹介されています。


月刊のマネー雑誌では速報性でこうもいかず、またネットに溢れる声ではその真偽が推し量れず、今週号のヴェリタスは参考になりました。

新聞社というフィルター(編集作業)が掛かっている分、情報にも信頼性が持てます。一方でその情報をどう捉えて生かすかは、読み手の投資経験、力量次第ですが。

2018年10月27日土曜日

「雲のうえ」。あの頃の ku:nel を彷彿とさせる制作スタッフ


こんばんは。ひとりです。

「雲のうえ」というフリーペーパーがあります。北九州市にぎわいづくり懇話会が発行するもので、ひとつのテーマに沿って特集が組まれます。

「雲のうえ」というフリーペーパーがあります。北九州市にぎわいづくり懇話会が発行するもので、ひとつのテーマに沿って特集が組まれます。
特集は「雲のうえ旅行社」

北九州市への観光集客はもちろんのこと、そこに暮らす人たちにも読まれる冊子を目指しているそうです。

・雲のうえ|北九州市の「魅力」を広く紹介する情報誌

誌面を見ると、どこかリニューアル前の「ku:nel(クウネル)」(マガジンハウス)を彷彿とさせます。

それもそのはずで、本誌の制作スタッフは、有山達也(アートディレクター)、牧野伊三夫(画家)、つるやももこ(執筆・編集)とあります。

また毎号ではありませんが、記事によってはクウネルで見かけたライターの名前もあります。

配布場所は北九州市、福岡市に加えて空港にも設置されています。また東京都内の書店、郵送でも手に入ります。