2019年6月25日火曜日

住民税通知書。収入増が見込めないなら、税金を抑えるだけ


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は25日、前日比92円18銭(0.43%)安の2万1193円81銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比-1.71%です。

持ち株の1つが3%超の下落で、先週の上げ幅をすっかり取り崩しています。5月の連休明けに付けた評価損益近辺をこの1ヶ月、行ったり来たりです。


住民税通知書、配当所得が「0」で節税に


住民税の通知書を今日、会社から受け取りました。給与収入が毎年変わらないのは承知のうえで、私が確認するのは次の3点です。

  • 配当所得
  • ふるさと納税
  • iDeCo(イデコ)

配当所得は投資に充てる金額の増加とともに、年々増えています。また投資を始めた頃よりも「高配当」「増配」を銘柄選定の1つに考え始めたのが影響しています。

住民税の通知書には、その配当所得が「0」で表示されています。配当所得があるにもかかわらずです。その理由は今年の住民税の確定申告時に、配当所得の申告不要制度を利用したためです。

配当所得が「0」ということは、そこには税金がかかりません。つまり節税になります。

制度の詳細は、以前のブログで紹介していますのでご覧ください。

2018/11/29
知ってる人が得する仕組み。住民税の申告不要で税率を低く
税制改正が2017年度にあり、上場株式の配当に掛る課税方式が見直されました。これで所得税と住民税で異なる課税方式が選択できます。私の場合は、この制度を利用して所得税と住民税の課税方式を分けることで負担額が少なくなります。

ふるさと納税については、その寄付額が2,000円を除いて控除されます。iDeCo(イデコ)についても拠出額が全額所得控除されます。

iDeCoの拠出額は住民税通知書の「小規模企業共済」欄に記載されています。私は毎月23,000円を拠出しているため、年間276,000円が全額所得控除されます。

給与収入が増えないなら、税金を含めた支出を抑えるしかありません。

住民税の基本は、日経新聞にも不定期で取り上げられています。「課税方式 選び分けて節税」と、つい先日も住民税の基本を紹介する記事の掲載がありました。

ネットニュースと新聞記事の情報種類の異なり、品質の違いを改めて感じます。


※ 追記(2019/06/26)

・株式の利益 住民税と所得税で課税方式分けて節税に|マネー研究所|NIKKEI STYLE

2019年6月24日月曜日

ポートフォリオに巣食う、アクティブ型投信 ジェイリバイブⅡ


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は24日、前週末比27円35銭(0.13%)高の2万1285円99銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前週末比 0.37%です。

持ち株は全て微微ながら値上がりしていますが、場中はマイナスに転じていた時間のほうが長かったように思います。


私のポートフォリオに巣食う、アクティブ型投信


私のポートフォリオは現在、下記のような商品群です。

特定口座
(1)日本個別株(複数)
(2)日本株アクティブ型 投資信託(1商品)
(3)米国ETF(複数)

NISA(ニーサ)口座
(4)日本株アクティブ型 投資信託(1商品)
(5)米国ETF(複数)

iDeCo(イデコ)口座
(6)米国インデックス型 投資信託(1商品)
(7)元本保証商品(1商品)


資産運用の主は日本個別株です。それは投資額からも分かり、私の運用資金の9割を充てています。一方で米国ETFには今後、日本個別株に充てている資金を徐々に振り分けていきたいと考えています。

ポートフォリオの課題を挙げるなら、日本株アクティブ型 投資信託です。特定口座(2)とNISA口座(4)は同一商品で、投資額は異なれど2018年1月から時期を同じに始めました。これが投資し始めるやいなや、今日に至るまで下落の一途を辿っています。



臨時レポートに救いを求めるも、机上の空論で終えることも


アクティブ型とあって、この商品の信託報酬(運用管理費用)はインデックス型投信や米国ETFとは比較にならないほど割高です。商品名を明かすと、「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)/(愛称:jreviveⅡ)」です。

今年4月に入って復調が見え始めたかと思いきや、翌月の5月には4月の上昇幅以上に下落しました。

同商品への投資額は、特定口座、NISA口座を合わせても他への投資を妨げるほどの金額ではありません。一方でその投資額は、価額の上昇が見通せないまま高い運用管理費用(投資額に応じて増減)を払い続けるほど少額でもありません。

他社が運用する同類の投資信託の値も同様に下落していればまだ、市場に原因を求めて回復を待つのも1つだと思いますが、そうではないのが悩みどころです。

損切りする理由を挙げればきりがありませんが、保有し続ける理由を求めて運用会社のウェブサイトをのぞいてみました。

・SBIアセットマネジメント

すると、ジェイリバイブ(年2回決算型)に限っては臨時レポートが5本と、4月以降に頻繁に公開されています。

2019年06月14日
・ジェイリバイブの基準価額の推移について(PDF)

2019年05月30日
・積立投資のご提案 ~時間分散の効果~(PDF)

2019年05月20日
・積立投資のご提案(PDF)

2019年04月25日
・外国人投資家の動向(PDF)

2019年04月22日
・中小型株市場の見通し(PDF)

内容を私なりに解釈すると、こうです。「徐々に回復の兆しが見え始めてきたので、売るのはもう少し我慢して。それよりも積立投資と積立の時間分散で、広がる損失を均していって欲しい」ということでしょうか。

その根拠となるチャートや分析がPDFに記載されています。

積立投資しながら、もう少し保有し続けようかと思います。ただ昨年6月25日にも、今回と同視点の臨時レポートが公表されていることを忘れてはいけません。

2018年06月25日
・スタイル別にみる直近の状況について(PDF)

つまり今日までの1年間は状況の好転がなかったということです。今回の臨時レポートの内容に希望が持てたとしても、昨年同様に机上の空論に終わることも考えておかなければいけません。そのうえで私は、同商品の保有継続、同商品への積立投資を選びました。




SBIのiDeCo。セレクトプランでの掛金、移換金配分が完了


こんにちは。ひとりです。

私はiDeCo口座をSBI証券で開設しています。同証券には2つのプランがあり、セレクトプランが昨年末に新設されました。その新プランへこの度、従来のオリジナルプランから移換しました。


同証券内のプラン変更とあって、他の証券会社への移換に比べると手続きは容易です。書類1枚の簡易なプラン変更届を提出してから約2ヶ月、セレクトプランへログインできるようになったので「掛金の配分割合」と「移換金の配分割合」を設定しました。

掛金の配分割合の設定は、毎月の拠出金をどの商品に投資するか、また投資する割合(金額)を決めることです。

移換金の配分割合の設定は、オリジナルプラン時の拠出金額(移管金)を、セレクトプランのどの商品に投資するか、また投資する割合(金額)を決めることです。同証券内のプラン変更であっても、オリジナルプラン時に投資していた商品は一旦現金化されてセレクトプランに移換されます。

オリジナルプラン時には、拠出金を国内株式に投資する商品に集中させましたが、今回のプラン変更にあたって、投資する商品もその配分も見直しました。

  • 海外株式へ投資する商品 … 70%
  • 元本保証型の商品 … 30%

元本保証型の商品はいわば現金で、iDeCo口座内の買付余力です。市場が急落した際にスポット購入ができるよう、それは特定口座でもiDeCo口座内でも同じです。


※ 追記(2019/06/24)

図書館で本を借りてきました。

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

図書館で本を借りてきました。「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密」

2019年6月23日日曜日

ダ・ヴィンチからマイケル・ジャクソン、人の営みと会計と


こんばんは。ひとりです。

「会計の世界史」を今日、読み終えました。ソフトバンクの譲渡益を充てて購入したものです。

2019/01/10
ソフトバンクの譲渡益で、「会計の世界史」Kindle版を購入
Kindle(キンドル)で先日、本を買いました。購入にはソフトバンクの譲渡益を充てました。これも将来の利益を生み出すための再投資の1つです。何も譲渡益、配当金を株へ投資するだけが再投資ではありません。

2018年12月に実施されたソフトバンク(9434)のIPO。私はそれに応募して、100株を1500円の公開価格で購入しました。

6月半ばにあって、未だ公開価格を上回っていません。日経マネー最新号(2019年8月号)にも“トホホ銘柄”として同株が取り上げられています。

私は同株を今年1月の下落時に買い増し、買付単価を下げたうえで早々に利益確定しました。薄利でしたが、「会計の世界史」が買える程度の利益を得ました。もちろんその譲渡益は証券口座からは出金せず、再投資に充てています。

さて話題を本題に戻して。

本書の流れは15世紀のイタリアに始まり、オランダ(17世紀)、イギリス(19世紀)、そして20世紀のアメリカへ。

約500年にわたって会計の仕組みが構築されてきた歴史を、レオナルド・ダ・ヴィンチやジョン・F・ケネディ米大統領の父ジョー、マイケル・ジャクソンなど、歴史に名を残す人の営みとともに紹介しています。

例えば銀行と簿記の起源は、レオナルド・ダ・ヴィンチが生きた中世イタリアだった。

ジョン・F・ケネディ米大統領の父、ジョーはインサイダー取引で荒稼ぎした後に、米証券取引委員会(SEC)初代長官に登用され、投資家保護のルールを作った。

マイケル・ジャクソンが巨額を投じてビートルズの著作権を購入したのは、コーポレート・ファイナンスを活用したM&A(合併・買収)の先駆けだった。

「広く会計に興味を持ってもらいたかった」という著者の田中靖浩さん。近代史の物語としても楽しめる1冊です。

2019年6月21日金曜日

消費、貯金、運用。「お金が好き」に隠される3つの意味とは


こんばんは。ひとりです。

会社の経理部に務める既婚女性が以前、「私はお金が好き」といっていました。どんな話の流れでその言葉が出てきたのか覚えていませんが、おそらく私が株式投資をしていることを知ってのことだと思います。

株式投資を含めた資産運用はiDeCo(イデコ)を始め、私たちの身近な存在になりました。資産運用をする理由の1つは、お金が欲しいからでしょう。

先の経理の女性の「お金が好き」という言葉もそこにかかってくるのだと思います。


お金が好きに隠れる3つの意味


「お金が好き」には3つの意味があると思います。お金を使うのが好き、お金を貯めるのが好き、お金を増やすのが好き、です。

  • お金を使うのが好き(消費)
  • お金を貯めるのが好き(貯金)
  • お金を増やすのが好き(運用)

先の女性のお金が好きは、おそらく「消費」と「貯金」にかかるものでしょう。私もお金が好きですが、その好きは今、主に「運用」にかかるものです。

端から「消費」はさほど得意ではなく必要最低限に。節約生活を、一人暮らしをするようになってから心がけ、それが「貯金」として結果になり、現在の「運用」に結びついています。


米国ETFから分配金が入金


保有する米国ETFの分配金確定日が6月17日にありました。年に4回、定期的に買い増しているせいか、昨年同月分の分配金よりも増えています。

買い増しは今後も継続する予定です。