2018年9月17日月曜日

老後の備えが何歳になっても、保有資産から2千万円足りない


こんにちは。ひとりです。

敬老の日とあって、今日の新聞にはその手の話題が豊富です。

  • 70歳以上の人口は前年比100万人増の2618万人
  • 総人口に占める割合は20.7%で、初めて2割を超えた
  • 65歳以上の高齢者も44万人増の3557万人で、全体の28.1%と過去最多
  • 超高齢化社会への早急な対応が迫られる
(総務省が16日に発表)

人が100年近くも生きるということは、必ずしも良いことだけではないように思います。健康ならまだしも、決してそうとは限らないのですから。

老後において健康の次に、もしくは同列に考えられるのがお金です。


いくつになっても老後の備えが2千万円足りない


老後の備えについて、メットライフ生命保険が意識調査を公表しました。

  • 現在保有している金融資産
  • 老後に十分と考える金融資産
(全国47都道府県の20~79歳の男女1万4100人を対象に2018年6月、インターネットで調査)

現在保有する金融資産については、年齢が上がるにつれて増えています。

  • 20歳代 … 平均244万円
  • 30歳代 … 平均494万円
  • 60~70歳代 … 平均1830万円

一方で老後に十分と考える金融資産を見ると、現在保有する金融資産との差額で2千万円前後の不足を感じていることが分かります。

  • 20歳代 … 平均2333万円(保有資産との差額 2089万円)
  • 40歳代 … 平均3千万円超(保有資産との差額 2千万円超)
  • 60~70歳代 … 平均3553万円(保有資産との差額 1724万円)

「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り」でしょうか。

ちなみに都道府県別に老後への金銭的な備えをみると、鳥取県民が備えに計画的だそうです。次いで東京都、茨城県が挙がります。

東京都については各地から集っている人も多く、参考にはならないかもしれませんが、鳥取県や茨城県などは地域性があるのでしょうか。

何れにせよ、若い時分から準備しておくに越したことはありません。例えば、節約する、貯めるだけでなく、楽しみながら資産運用することも方法の1つだと思います。

2018年9月16日日曜日

セミリタイア後の楽しみ。株主総会に参加がてら、国内観光を


こんばんは。ひとりです。

私は、海外はおろか国内旅行もほぼしたことがありません。乗り物酔いが小さい頃から酷かったせいもあって、長時間の移動は極力避けてきました。ですので、泊りがけの家族旅行にも出かけた記憶がありません。

大人になって乗り物酔いすることも少なくなりました。仕事ではたまに遠方に出かけることがありますが、その場合でも現地の美味しいものを食べるわけではなく、用が済めばそそくさと帰路につきます。

旅行好きの人からすれば、なんともつまらないかもしれませんが、そんな性分なので仕様がありません。

そんな私にも、セミリタイア後には国内をまわってみたいという思いがあります。


セミリタイア後には、株主総会に参加がてら、観光を


例えば、全国で催される株主総会がその1つです。現在保有している銘柄には、株主総会が東京はもちろん、鳥取や長野、岐阜で開催されるものがあります。

株主総会の前日に現地入りして観光を楽しみ、翌日に株主総会に参加します。仕事ではないので、株主総会に向けて準備することもなく、気持ちにもゆとりが持てます。現地のスーパーに寄って、並ぶ商品の違いを見て回るのも面白そうですね。

時間やお金に余裕があってこその楽しみ方ですが、セミリタイア後に描く私の楽しみの1つです。

2018年9月15日土曜日

村上世彰さんの新刊から考える、家族でお金の話をする大切さ


こんにちは。ひとりです。

村上世彰さんの本を先日、Kindle(キンドル)版で購入しました。

・いま君に伝えたいお金の話

読み終えましたので、感想を紹介します。


お金の増やし方ではなく、お金への向き合い方を紹介


村上世彰さんと聞くとつい、いかに投資でお金を増やすか、と安直に結びつけてしまう方も少なくないと思います。実際に私もそうでした。

それが前著の「生涯投資家」や本作「いま君に伝えたいお金の話」を読むと、先のような印象だけを与える人ではないと感じました。もちろん著書を2冊読んだだけですので、良悪どちらへも印象は簡単に転びます。

「いかに投資でお金を増やすか」といった印象を与える一面も村上さんにはあると思いますが、本作からは「いかにお金を使うか」といった、お金に向き合う時間が他の人よりも長い印象を受けました。それがお金への執着が強い人と、メディアを通して映ったのかもしれません。


お金に特化した「13歳のハローワーク」


本書でも引用されていますが、村上龍さんと、はまのゆかさんの「13歳のハローワーク」に通じる内容があると感じました。

2017/10/06
世の中にはどんな職業があるのか、13歳の私に伝えたいこと
生きるためにはお金が必要で、稼がないといけません。稼ぐためには仕事が必要です。何を生業とするかを考えた時、世の中にはどれだけの職業があるのかを知っておくことが大事だと思います。それもできるだけ若いうちに。

13歳のハローワークは、職業を紹介するいわば職業事典であり、生き方(働き方)を紹介しています。本書も生き方(お金の使い方)を紹介するという点では同じです。

30歳代の私が読むのと、13歳の中学生が読むのとでは感じることが違うと思います。

本書では、村上さんの家族についても話題が挙がります。それは村上さんの父親の仕事であり、村上さんの子どもたちとの関わり方です。


お金のこと。子どもと何を話せば良いのか…、そんな時に


「生涯投資家」にも触れられている内容で、お金を家族で考える機会、子どもたちに考えさせる、伝える必要性を感じました。

偶然にも今朝の新聞にこんな記事があります。

小中から投資教育求める声も
日本経済新聞 朝刊 2018年9月15日

記事には貯蓄から投資への動きが進まないなかで、金融リテラシーの低さがその一因として説かれています。また金融リテラシー向上のための政策として、義務教育からの投資教育の導入が挙げられています。

そもそもなぜ、投資しないといけないのか、貯蓄だけではだめなのかを説かなければいけません。

そのうえで、私は教育現場での金融教育はもちろん賛成ですが、その前に家族のなかでお金の話ができれば良いと思います。それができるかできないかで、子どもの金融リテラシーに大きく差がつくと思います。

2018/03/13
お金のこと。子どもと何を話せば良いのか…、そんな時に
日経マネーに連載中の記事に「野尻哲史の子供にお金の話をしよう」があります。野尻哲史さん(フィデリティ退職・投資教育研究所長)は、逆算の資産形成術や使いながらの資産運用の大切さを説かれている方です。自分が子どもの頃に知っていれば良かったという、お金の知識がたくさんあります。もちろん親がきちんとお金のことを考えて、理解していなければ話しが進みませんが、そこは子どもと一緒に勉強すれば良いと思います。

また子どもとお金の話をする前に、夫婦でお金の話ができていないことも課題です。夫婦で互いの収入や貯金、お金の使い方が話せていれば、子どもにも自然とお金の話ができると思います。

結婚もしていない私が、こんなことを言うのは不相応ですが…… 。

2018年9月14日金曜日

金利差 0.9%。外貨普通預金から定期へ。手間をどう捉えるか


こんにちは。ひとりです。

私は外貨(米ドル)を毎週、定額でつみたてています。米国ETFの購入資金に充てるためです。米国ETFの購入は年に4回と決めて、それまでは淡々と購入資金を貯めています。

2018/07/27
イデコ(iDeCo)と同様に、米国ETFへの投資も気長に継続を
外貨預金を5月中旬から始めて今日、米国ETFを2銘柄購入しました。VTI(バンガード トータルストックマーケットETF)とVYM(バンガード 米国高配当株式ETF)です。米国ETFへの投資もイデコと同様に、気長に続けていきたいと思います。

購入した外貨は普通預金のままではなく、たとえ1ヶ月でも定期預金に移し替えています。金利は普通預金で0.5%、定期預金では1.4%になります。その差は0.9%です。

例えば、100,000円を普通預金と定期預金に1ヶ月(30日間)預けた場合、その金額差は60円(税引き後)です。

・普通預金
100,000 × 年0.5%(税引き前)× 30日 ÷ 365日=41
41円× 15.315%(国税)=6
41円× 5%(地方税)=2
41円-6円-2円=33円

・定期預金
100,000 × 年1.4%(税引き前)× 30日 ÷ 365日=115
115円× 15.315%(国税)=17
115円× 5%(地方税)=5
115円-17円-5円=93円

預金を普通から定期に預け替える手間は1分もかかりません。数十円の差額ですが、ひと手間をかけるだけです。

このひと手間を避ける人と、そうでない人、行動にすぐ移せるかが、後々大きな違いに結びつくと思います。

ちなみに定期預金でも預け入れる期間によって金利が異なります。


もちろん預け入れる期間が長いほど、金利が上がる仕組みです。

四季報・秋号が発売。持ち株に早速、反映か。前日比 3.52%


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は14日、前日比273円35銭(1.20%)高の2万3094円67銭でした。約7カ月半ぶり、2月2日以来の高値です。


トルコ中央銀行が13日、市場予想以上の大幅な利上げに踏み切りました。これで新興国の通貨安不安が一服した格好です。

さらに円相場が1ドル=112円前後の円安、ドル高水準に下落。機械や電気機器など、輸出関連の業績改善を期待して関連株が上昇しています。

私の持ち株も上昇の波に上手く乗ったようで、持ち株の評価損益比率は、前日比 3.52%です。

また8月末優待の1銘柄を本日、売却しました。8月14日以来、1ヶ月ぶりの売買です。譲渡益はわずかですが、配当益と株主優待品が得られました。


四季報・秋号が発売。株価に早速、反映か


今日は四季報・秋号の発売日です。私が利用している証券会社の情報も、四季報の発売に合わせて更新されています。

持ち株の情報を早速確認したところ、概ね良い内容が記載されています。

四季報の内容が全てではありませんが、今日の持ち株の上昇具合をみると、四季報の内容が多少なりとも反映されたのが推測できます。