2018年7月10日火曜日

日経マネー8月号、個人投資家1万3000人の調査から企画


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は3日、前日比144円71銭(0.66%)高の2万2196円89銭でした。

円が対ドルで、1ドル=111円台前半と約1ヶ月半ぶりの安値を付けました。輸出採算が改善するとの期待から自動車や機械、電気機器といった幅広い外需株が買われています。

取引終了にかけては一方で、上げ幅を縮めています。決算日を迎えたETF運用会社が、分配金支払いに必要な現金を捻出するため、株価指数先物に売りを出したと見られます。私の持ち株の1つは大引け間際に、それまでのプラス推移から一転してマイナスに転じています。

私の持ち株の損益比率は、前日比 1.48%でした。連日の上昇で、損益比率は6月中旬の値まで戻しています。

私の持ち株比率です。5銘柄を現在保有しています。

  • 電気機器 A 銘柄 53%
  • 電気機器 B 銘柄 26%
  • 化学 C 銘柄 13%
  • 機械 D 銘柄 7%
  • 情報・通信 E 銘柄 1%

日経マネー8月号は、個人投資家 1万3000人の調査から企画された内容で、投資手法や保有銘柄、勉強時間が紹介されています。

ほったらかしはNG。積立投資は、ほったらかし投資ではない


こんにちは。ひとりです。

私が目を通す雑誌の1つに、プレジデントウーマンがあります。8月号では投資を特集しています。(7月6日発売)

目指せ5000万円! 確実に増える積み立ての教科書。コツコツ貯金&投資のバイブル。特集タイトルにもあるように、“積み立て”に的を絞った内容です。プレジデントウーマンでは、これまでにも投資を特集しています。

目指せ5000万円! 確実に増える積み立ての教科書。コツコツ貯金&投資のバイブル。特集タイトルにもあるように、“積み立て”に的を絞った内容です。プレジデントウーマンでは、これまでにも投資を特集しています。

PRESIDENT WOMAN(プレジデントウーマン)
2018年8月号 VOL.40

目指せ5000万円! 確実に増える積み立ての教科書
コツコツ貯金&投資のバイブル


大枠解説の投資特集は物足りない


特集タイトルにもあるように、“積み立て”に的を絞った内容です。プレジデントウーマンでは、これまでにも投資を特集しています。

一方で、それらは投資の大枠を特集したものであって、今号のように内容を絞ったものではありませんでした。

投資未経験者、初心者にとってみれば、大枠紹介で良いかも知れませんが、プレジデントウーマンの読者層を想定すると、既に投資を始めている人も少なくなく、投資の大枠だけでは物足りないと感じる人も多かったのでは。

目次を見てみると、この様になっています。
  • なぜ今、お金を増やすなら「積み立て」なの?
  • 「コツコツ貯まる人vs貯まらない人」の意外な法則
  • 「つみたてNISA、iDeCo」スタートアップ講座
  • 年代別 私にぴったりの「積み立てシミュレーション」
  • 私の「ほったらかしすぎ投資」メンテ計画始動!
  • 座談会! 今年の夏のボーナス「倍増」プラン
  • 「資産3000万超」女性の勉強法、教えます
  • 大公開! 貯めてる女性たちの「1日・1週間・1年」
  • 自宅リフォームで手に入れた!「私だけの贅沢空間」
  • 忙しい人のための「節税&節約」大作戦
  • 銀行&証券口座を「すっきり断捨離」する方法」
  • 「おひとりさまの老後」にかかるお金のリアル


積立投資は、「ほったらかし」投資ではない


このなかで、面白い切り口だなと思ったのは、『私の「ほったらかしすぎ投資」メンテ計画始動!』です。

積立投資は、証券会社の自動買付けサービスを設定すれば、後はほったらかしで良いというニュアンス(意味合い)で紹介されることが度々あります。

個別株であろうが投資信託であろうが、細々と売買を繰り返すのは損失につながりやすいと私も経験から実感していますが、例えば、投資する人の年齢や年収が変わったり、市場の変化や手数料の改定があったり、商品の魅力が投資し始めた頃から移り変わる場合があります。そんな時には、商品の投資割合を調整したり、商品を乗り換えることが必要だと思います。


私は積立投資よりも個別株投資を優先


私の投資方針は、投資信託を始めとする積立投資よりも、個別株投資を優先するものです。私の積立投資の位置づけは、個別株投資で得た利益の一部を積立投資に回すというもので、積立投資が投資のメインではありません。

投資に掲げる目標によりますが、私は1年間で投資額の約25~27%(税引き後)の利益を目指しています。その利益率を叶えようと思うと、積立投資ではスピード感が合いません。もちろん積立投資を否定するわけではなく、先にも書いたように個別株投資で得た利益の一部を積立投資に回しています。

今後もこの投資方針を継続していきたいと思います。


日経ウーマンが7月号で、投資を特集しています。
・ほったらかしで貯まる! 最強ルール

タイトルだけを見ると、先のプレジデントウーマンの誌面企画と相反すると見えがちですが、内容に大差はありません。ここで使われる「ほったらかし」は、積立投資を取っ付きやすく比喩した表現だと思います。

日経ウーマンの誌面は、これまでの投資特集を合本したような内容です。

2018年7月9日月曜日

日本取引所グループは上場銘柄で、平均年収は1,012万円


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は9日、前週末比264円04銭(1.21%)高の2万2052円18銭でした。私の持ち株も全て値を上げており、損益比率は前週末比 1.84%です。


ESG投資の普及へ。ロンドン証券取引所グループと連携


ESG投資が度々、記事になりますが、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)と日本取引所グループが9日、ESG投資関連の商品・サービスを中心としたマーケティングで相互に協力することを発表しました。日本取引所は7月1日、ESG投資の普及に向けた「サステナビリティ推進本部」を設置しています。

ESG投資とは、環境や社会への配慮、企業統治への評価を投資の判断材料にするもので、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとったものです。

再三の検査不正が明らかになった自動車メーカーは、ESGの投資観点からは投資不適切と判断されてしまいます。2度あることは、3度あるでしょうか。新車販売数(上半期、軽自動車を除く)でせっかく首位になったのに残念ですね。

またサステナビリティ(Sustainability)とは、「持続可能な」と訳されるように、顧客や取引先、株主や社員に、長期に渡って企業の価値を提供し続けるという意味でしょうか。カタカナで意味に含みを持たせても、そこで働く社員が理解していなければ意味はありません。


日本取引所グループの平均年収は、1,012万円


日本取引所グループは上場銘柄のため、株を購入できます。銘柄番号は「8697」です。どのような事業で儲けているかというと、主に4つです。(会社四季報 2018年夏号)
  • 取引関連収益43%
  • 清算関連収益19%
  • 上場関連収益12%
  • 情報関連収益17%

また従業員の平均年齢は43.3歳で、その年収は1,012万円です。上場企業の中でも高給の部類に入るのではないでしょうか。

・株式会社 日本取引所グループ - 新卒採用情報 2019年
・株式会社 日本取引所グループの新卒採用・企業情報|リクナビ2019
・日本取引所グループ

投資初心者向けセミナー(日本取引所グループ主催)に参加した際、日本取引所グループの20歳代社員4名が受講していました。講師も同様に日本取引所グループの社員で、さながらOJT(On The Job Training)といったところでしょうか。

一般的な企業に就職すると、ましてや中小企業ともなると、職場で年金運用(iDeCo)を含めて、投資を学ぶことは皆無です。そんななかで、投資を学ぶことが仕事になるとは、なんとも羨ましい限りです。もちろんその先には、人に学んだ知識を伝えることが前提にありますが。知識を身につけることと、人に分かりやすく伝えることは、全くの別物だと思います。もちろん、後者の方が難易度が高いです。

ちなみに日本取引所グループの社員は、証券会社の社員同様に個別株の売買はできず、投資信託やETFのみだそうです。

2018年7月8日日曜日

SBIジェイリバイブから臨時レポート。今後の動向について


こんばんは。ひとりです。

私は投資信託に毎週定額を積み立てています。その商品の1つに「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」があります。


「格安株」の直近の状況と今後の動向について


2017年は目に見えて基準価額が上り調子だったものの、今年2月頭の急落を境にして、下り調子です。今年1月からNISA口座で投資し始めた同商品の評価額損益は、-8%を超えています。

成績不振が長引く現状に、個人投資家からも不満の声が多かったのか、運用会社から臨時レポートが6月末に発表されています。

レポートの対象は、「ジェイリバイブ」シリーズで、投資対象である「格安株」の直近の状況と今後の動向についてです。

・臨時レポート|SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(PDFデータ)
  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ
  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)

ポイントは3点です。
  • 2018年2月の株価下落以降は、概ね「成長株」優位の相場が継続している
  • 当商品の組入銘柄は「格安株」中心のため、成長株と比べて出遅れ感がある。一方で組入銘柄の業績見通しに変わりはなく、今後の成長に期待できる
  • 成長株が現在、物色の対象となっているが、その流れが一巡すると「格安株」に物色の対象が移る。長期的な視点で見ると成長株よりも格安株が優位になる傾向がある

要は、問題なし。格安株に物色対象の流れが変わるのを、積立投資をしながら気長に待てということです。

2018年7月7日土曜日

もう少しできるものに手を抜けば、それは相手にも伝わるもの


こんばんは。ひとりです。

日本取引所グループが主催するセミナーに先日、参加しました。

2018年7月4日(水)18:00〜19:30
ビッグデータとAIが教える21世紀の投資戦略
講師:岡田克彦さん(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授)


楽をしようと思えばいくらでもできるセミナー内容


セミナーのタイトルには「AI(Artificial Intelligence、人工知能)」とあります。耳には心地良い響きかもしれませんが、当のセミナーは昨年のハロウィンに開催された内容とほぼ同じです。その点で物足りませんでした。

2017/11/11 20:37
東証セミナーに参加。ハロウィンと市場の不思議な関係
JPX(東京証券取引所)主催のセミナーが11月11日、関西で開催されました。そのセミナーに参加しましたので、感想をご紹介します。『いい投資の日』~ハロウィンと株式市場の不思議な関係!?~

私の偏見ですが、大学で教鞭を執る人にありがちなセミナー内容の使い回しです。セミナーの準備を省いて、楽をしようと思えばいくらでもできます。講師自身が自覚していなくても、受講する側がそう感じたのならそうです。

どんな仕事でもそうですが、もう少しできるものに手を抜けば、それは相手にも伝わるものです。

またセミナー終わりには、講師の著書と株式取引所開設140周年のボールペンをいただきました。




東証グループが主催するセミナーに私は昨年から参加し始めました。毎年セミナーの内容が更新されるものとばかりに勝手に思っていましたが、どうやら同じ内容のセミナーが毎年繰り返される模様です。

7月、8月はセミナーが集中する期間とあって、今年はどんな内容になるのかと期待していましたが、それも期待はずれに終わりそうです。

同じ本を毎年読んでいるような、中高の教師が飽きもせずに毎年、同じ授業を繰り返すようなそんな雰囲気でしょうか。