2018年6月28日木曜日

中高年の婚活。相手に求める項目に見える、これから先の不安


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は28日、前日比1円38銭(0.01%)安の2万2270円39銭でした。前場には下げ幅が200円を超える場面もありましたが、後場には円相場が1ドル=110円台前半の円安・ドル高水準に戻したことが好感されて値を戻しています。

2018年6月28日

2018年5月29日~6月27日

私の持ち株は前日比率 0.93%です。このところ軟調だった3銘柄がともに上昇しました。


中高年独身者の、相手に求める項目に見える不安


中高年独身者の「婚活」を取り上げた記事が新聞に掲載されています。配偶者と離別したり、ずっと独身だったり、中高年で独身なのにはそれぞれ理由があります。

婚活に精を出す人に共通するのは「ひとりでは寂しい」という思いだそうです。また結婚という形式にはこだわらずに、人生後半を一緒に過ごす“パートナー”を探す意味合いも中高年の婚活には含まれるようです。

20歳代や30歳代の頃にはない、相手に求める優先項目は中高年ならではです。例えば、人柄の良さは年齢を問わず優先順位が高いですが、中高年ともなると相手の健康具合を確認したり、身の回りの世話を要望したりと、互いに支え合うというよりも、相手に頼る、もたれかかるといった印象を持ちます。決して、中高年の婚活に否定的ではありませんが、若い時分よりも婚活がさらに難しくなると感じざるを得ません。

婚活に励む根底にあるのは、先の「寂しい」という理由よりも「不安」ではないでしょうか。何れにせよ、相手を慮っての理由ではなく、自身のこれから先を心配した理由が多いようです。

先の生活に、私はもちろん不安があります。不安は行動でしか緩和できません。そのための投資であり、よりよく働くための手段となる勉強であると思います。

2018年6月27日水曜日

電車や車から外を見て、何かを走らせている人の1人です


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は27日、前日比70円23銭(0.31%)安の2万2271円77銭でした。6月1日以来、ほぼ4週ぶりの安値水準です。

2018年6月27日

トランプ米政権が世界各国にイラン産原油の輸入停止を要請したことが明らかになりました。燃料高で採算が悪化するとの見方から、空運や海運株が下げています。

持ち株の中には3%~4%近くまで下げた銘柄が2つあり、前日比率は -1.93%です。私の評価損益額は2月13日とほぼ同じになりました。


繰上償還を繰り返す、テーマ型の投信やETF


新聞紙面や雑誌で最近、ESG投資という言葉を目にします。「ESG」とは次の3つの頭文字をとったものです。
  • 環境(Environment)
  • 社会(Social)
  • 企業統治(Governance)

海外では早い段階から注目されていましたが、日本ではここ数年のことです。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2017年度から、銘柄選定の際に取り入れるようになったことで関心を集めています。

ESGに取り組む企業は、不祥事による株価下落のリスクが抑えられると考えられます。短期で業績が急拡大するとは限りませんが、中長期的な投資先としては選択肢の1つだと思います。それを表すように投資信託やETFで、ESGをテーマにした商品を見かけるようになりました。

ほかにも同様のテーマとして、「なでしこ銘柄」が注目されています。女性の活躍を後押しする企業を指す言葉で、経済産業省が上場企業から選定しています。48社が、平成29年度には選ばれています。

・平成29年度「なでしこ銘柄」 | METI - 経済産業省

ETFでも、MSCI日本株女性活躍指数に沿ったインデックス商品が発売されていますが、なにしろ流動数が少ないため、私の投資対象にはなりません。

投資信託と同じ様に、ETFも目新しいテーマがあれば商品を作り、時代や需要にそぐわなくなれば繰上償還を繰り返すようになるのでしょうか。


私も「走らせている人」でした


日経新聞の夕刊に連載中の「プロムナード」。今日は村田沙耶香さんが担当されています。その内容は『「走らせている人」たち』です。
私は「走らせている人」なので、簡単に説明したい。電車や車に乗って、窓の外を流れる景色を眺めているとき、屋根の上やビルの上、電線の上などを、ピョンピョンと飛び越えながら、何かが走っている姿を想像して目で追いかけるという行為をすることがよくあるのだ。
この会話をした後、まさにこれを映像化した画面とともに、「並走忍者」について男の子たちが喋っているというCMが流れ、(私たちの中で)話題になったことがあるので、たぶん、わりと「あるある」な話なのではないかな、と思っている。

そのCMがこちらです。
・ムーンスター バネのチカラ「並走忍者編」

こんなことをしているのは自分だけなんじゃないだろうか、そんなことが私にもあります。

2018年6月26日火曜日

カクノを始め、女性に人気の万年筆。市場は3年前比で2割増


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は26日、前日比3円85銭(0.02%)高の2万2342円でした。私の持ち株比率は0.45%です。

今日は、6月、12月決算企業の配当権利付き最終売買日にあたります。私の持ち株にも3銘柄、12月決算企業があります。その銘柄の配当金額は税引き後、投資元本比で0.4%ほどです。一方で、投資元本を増資したこともあり、配当金額が現時点で投資開始来の最高額です。


市場は2割増。1,000円前後の万年筆が若い女性に人気


若い女性の間で万年筆が人気らしいです。国内の万年筆市場(2017年度)は46億5000万円と、2014年から2割増えています。その牽引役が若い女性です。(矢野経済研究所)

万年筆の価格帯は広く、最近は300~1,000円台と、万年筆にしては安価な商品が相次いで登場しています。

パイロットコーポレーションは2013年、万年筆「カクノ」を発売しました。税別1,000円で、ペン先部分に顔をデザインするなど当初は小学生向けでしたが、母親世代の人気を集めました。また1人で数本をまとめ買いする人の姿もあり、インキの色を変えて使っているようです。

私も万年筆を使っており、ウォーターマンのチャールストンに、色彩雫の「月夜」や「深海」を入れています。陶器のような、チャールストンのキャップを締める際に鳴る乾いた音と、小さなペン先が好みです。

色彩雫(iroshizuku)とはパイロット社の万年筆用インキで、50色あります。その色名が愛らしく、先の月夜や深海もそうですが、他にも「天色(あまいろ)」や「竹林」「山葡萄」などがあります。

・iroshizuku <色彩雫> - PILOT

ちなみにパイロット社は12月決算企業で本日、配当権利付き最終売買日でした。12月の株主優待には、筆記具セットや株主限定仕様の商品が用意されています。

2018年6月25日月曜日

情報鮮度はかなわずとも、月刊マネー誌ならではの情報を期待


こんばんは。ひとりです。

お金の話題が iDeCo(イデコ)やつみたてNISAの影響からか、マネー誌以外でも取り上げられるようになりました。一方で、なにぶん取り上げられるページ数が少ないため、上辺だけの情報になりがちです。その点でやはり、マネー誌の情報量、品質には適いません。


ダイヤモンドZAiの編集長に、辻葉子さんが就任


月刊マネー誌「ダイヤモンドZAi」の編集長にこの春、辻葉子(つじようこ)さんが就任されました。

辻さんは京都育ちで、神戸の大学院を終了後に「ぴあ」に入社されます。その後ダイヤモンド社に移り、広告局を経て「ダイヤモンドZAi」編集部に。

同誌18年の歴史で、初の女性編集長です。創刊時(2000年3月)は7人だった編集部員は現在、13人にまで増えたそうです。


情報鮮度はかなわずとも、月刊誌ならではの情報を期待


月刊誌に掲載される銘柄情報は、誌面制作時の情報と発売時の情報に時差が出るため、私は参考にしていません。

株式投資を始めて1年目に、雑誌に紹介された銘柄を何も考えずに買ってしまい痛い目に合いました。もちろんその銘柄を購入したのは私の判断であって、雑誌の情報が誤っていたわけではありません。

投資時期やその銘柄を取り巻く市場環境の変化のせいでしょう。4年経った今でも覚えており、高い勉強代になりました。

同誌の企画では、確定申告の方法やふるさと納税の返礼品選びが参考になりました。また最近では米国株やETFなど、私の興味に応じて読み込む箇所が変わってきました。本棚の整理がてらにバックナンバーをペラペラと捲っていると、興味の移り変わりを実感します。

今後も投資初心者に分かりやすい情報を、また為替リスクや税制上の注意点を踏まえた、米国ETFの特集を期待します。

事業継続計画に注目。近畿6府県の86.9%、復旧計画が未策定


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は25日、前週末比178円68銭(0.79%)安の2万2338円15銭でした。東証1部の値下がり銘柄数は1740と、全体の8割強を占めました。そんななかで、私の持ち株比率は前週末比、-0.33%でした。

米国がハイテク製品の対中輸出制限を検討していると報道されました。米国の中国への強硬姿勢が鮮明となり、また、円相場が1ドル=109円台半ばまで円高方向に振れたことも日経平均株価上昇の重荷となりました。


災害後の復旧計画が未策定の企業。近畿6府県86.9%


中小企業を中心に、事業継続計画(BCP、Business Continuity Plan)の策定が進んでいないことが分かりました。先日18日の地震を受けて、災害時の事業継続計画の必要性が問われています。

事業継続計画は、企業や行政が重要な業務を続けたり、中断しても早期に復旧させたりするために事前に定めた計画のことです。優先すべき事業、復旧目標、代替設備の確保などが盛り込まれます。

近畿6府県の企業の事業継続計画(BCP)の策定率は13.1%で、全国平均の14.7%を下回っています。

  • 帝国データバンク調べ
  • 5月18~31日に全国2万3157社を対象に調査。うち1万1社から回答
  • 近畿は3733社のうち1661社が回答
  • 「策定していない」と回答したのは4559社

「策定中」「検討中」と答えた率は31.4%と、全国平均の30.2%を上回っていますが、上記の通り、策定には至っていません。

事業継続計画を策定していない理由は下記です。
「策定していない」と回答した4559社からの複数回答

  • 策定に必要なスキル・ノウハウがない(44.0%)
  • 策定する人材を確保できない(30.6%)
  • 書類作りでおわってしまい、実践的に使える計画にすることが難しい(26.1%)
  • 策定する時間を確保できない(24.7%)
  • 必要性を感じない(24.5%)


大企業100%、中堅企業50%の策定率を掲げるが……


事業継続計画の普及を巡って政府は、2020年までに大企業でほぼ100%、中堅企業で50%の策定率を目指しています。

全国では大企業の26.7%が策定しているものの、中小企業は11.7%に留まります。想像通り、従業員数が少なくなるにつれて、策定率は低くなる傾向にあります。

中小企業庁は3月、中小企業の事業継続計画の策定率向上に向けて取り組みを始めています。例えば、自治体や金融機関などに対して策定方法を紹介するガイドブックを作成したのも1つです。中小企業と関わりが深い自治体や金融機関に事業継続計画の意義を紹介するためです。

また他にも、中小企業庁のウェブサイトには「中小企業BCP策定運用指針」が掲載されています。

・中小企業BCP策定運用指針

ウェブサイト冒頭の説明書きには、事業継続計画の策定、および継続的な運用の具体的な方法を分かりやすく説明、とありますが内容を見る限り、先の事業継続計画を策定していない理由にもあるように、書類作りで終わってしまい、実践的に使える計画にすることが難しいと感じます。

また中小企業ならではの、人の入れ替わりの多さを考慮すると、経営層が率先して策定を進める必要が見えます。

先の地震で事業継続計画の必要性を感じながらも、個々の企業に任せきりで、今後も思うように策定率が向上しない未来が容易に想像できます。