2018年3月12日月曜日

持ち株の評価損益比率、前週末比 1.11%(3月12日)


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の12日終値は、前週末比354円83銭(1.65%)高の2万1824円03銭。東証1部の約8割の銘柄が上昇する、ほぼ全面高の展開でした。


日経平均に及ばずとも、下げなければ問題なし


株価変動の理由(上げ)
  • 米雇用統計の雇用者数(9日発表)が事前予想より多く、同日の米国株が大幅に上昇したため
  • 米雇用統計で雇用数は伸びたが、賃金上昇が緩やかだったため、金利の上昇懸念が和らいだため
  • トランプ米大統領が一部の国を輸入制限の適用除外とする方針を示したのが強材料、貿易戦争になるとの見方が後退したため

株価変動の理由(下げ)
  • 学校法人「森友学園」を巡る政治の混乱が警戒されたため
  • 円相場が1ドル=107円近辺から106円台半ばに上昇。円高で輸出企業の収益が悪化するとの見方から、売りが増えたため

私の持ち株の評価損益比率は、前週末比1.11%高になりました。全ての銘柄が1%以上に上昇しており、またそれよりも下げた銘柄がなかったのが良かったです。上がりが日経平均に及ばずとも、下げなければ問題ありません。

スターバックスから季節のコーヒー豆。SPRING SEASON


こんにちは。ひとりです。

スターバックスから発売されている季節のコーヒー豆を買いました。

スターバックスから発売されている季節のコーヒー豆を買いました。

・スプリング シーズン ブレンド|スターバックス コーヒー ジャパン


足が遠のいた今も、季節のコーヒーは楽しみに


スターバックスのコーヒー豆を定期的に購入していましたが、最近は店舗から足が遠のいています。コーヒー豆のスタンプカードがなくなり、登録制になったことが一因です。

ポイントカードなどメールアドレスや電話番号、住所の登録が必要なものは最低限に済ませたく、手間や管理を考えると、わざわざ作りたくありません。タリーズはスタンプカードのままで、比較するわけではありませんが、登録なしで気軽に利用できます。

それでもクリスマスブレンドに代表するように、季節のコーヒー豆はポイント云々といわずに買い求めています。ほかにはないコーヒーの香りや風味はもちろん、パッケージデザインも楽しみの1つです。

クリスマスブレンドに代表するように、季節のコーヒー豆は買い求めています。ほかにはないコーヒーの香りや風味はもちろん、パッケージデザインも楽しみの1つです。
クリスマスブレンド2016

クリスマスブレンドに代表するように、季節のコーヒー豆は買い求めています。ほかにはないコーヒーの香りや風味はもちろん、パッケージデザインも楽しみの1つです。


春の訪れを告げる、華やかなコーヒー


[季節のコーヒー] スプリング シーズン ブレンド
春の訪れを告げる、華やかなコーヒーの登場です。ダークチェリーやハーブを思わせる風味、スパイシーさとしっかりしたコクが特徴。さくらのように表情豊かな風味をお楽しみください。
パッケージに描かれているのは川面に舞い渦模様を描きながら流れるさくらの花びら。年に一度の特別な瞬間の、幻想的な美しさを表現しています。

パッケージに描かれているのは川面に舞い渦模様を描きながら流れるさくらの花びら。年に一度の特別な瞬間の、幻想的な美しさを表現しています。

スターバックスは酸味の少ない深煎り豆の種類が豊富で、私の好みです。今回のものは4種類のコーヒー豆がブレンドされているようです。

サンドライド エチオピア(SUN-DRIED ETHIOPIA)
ダークチェリーを思わせる風味

コロンビア(COLOMBIA)
さっぱりとした酸味とナッツのような風味

パプアニューギニア(PAPUA NEW GUINEA)
穏やかな酸味とハーブを思わせる風味

エイジド スマトラ(AGED SUMATRA)
熟成による深みのある、スパイシーな味わい

深いダークチェリーのような味わいで、チョコレートケーキと相性が良さそうです。


こちらの記事もご覧ください。

2017/10/4
落ち着いてひとりの時間を楽しむ、コーヒーを淹れる5分間
コーヒーが好きで、日に2、3杯は淹れます。どうせ飲むなら美味しいものをと、飲む直前に手動式のミルでコーヒー豆を挽いています。一人分なので、時間にしてわずか5分ほど。でもこの時間がとても好きです。

2018年3月11日日曜日

山下達郎さん、市川紗椰さんの番組に流れる数十秒の“物語”


こんにちは。ひとりです。

マーケティングとブランディングについて、前回投稿しました。

2018/3/11
マーケティング(How)とブランディング(What)の違いは

マーケティングに欠かせないのが広告です。では広告とは何でしょうか。


ラジオCMの構成は、4つの要素から


広告をアメリカ・マーケティング協会は、企業や非営利組織、個人らが、製品や組織、アイデアなどを告知することと定義していますが……。広義でつかみにくいです。

ここでは私が好きなラジオで流れるCMに焦点を当てて紹介します。ラジオCMは4つの構成要素からできています。

  • 言葉(Voice)
  • 効果音(Sound Effect)
  • 音楽(Music)
  • 沈黙(Silence)

沈黙はちなみに、3秒以上続くと放送事故になってしまいます。


良いラジオCMは、そのシーンが目に浮かぶもの


印象に残るラジオCMは、聞いているとそのシーンが目に浮かびます。例えば「山下達郎のサンデー・ソングブック」(TOKYO FM、毎週日曜14:00〜)で19年間放送されていたジャックス(JACCS CARD)のラジオCMがそれです。

番組の協賛からは現在、ジャックスが外れているため放送されていませんが、ウェブで検索すると何本か動画サイトに投稿されています。

「JACCS カード ラジオCM」google検索

また最近聞いたもので印象に残っているのが、「TRUME TIME AND TIDE」(J-WAVE、毎週土曜21:00〜、市川紗椰さん)で流れたラジオCMです。

・TRUME TIME AND TIDE

エプソンが提供するもので、内容は、時間とは何かをテーマにした「時間会議」です。歴史上の偉人が残した“時”に関する名言の真偽を、法定を舞台に子ども議長が問う内容です。登場するのは、時について一家言ありの偉人ばかりです。

シェイクスピア
「時間は、それぞれの人によって、それぞれの速さで走るものだ」

アインシュタイン
「時間は止められる。ただし君が光の速さで動けば」

トルストイ
「時間など存在しない。あるのは瞬間だけ」

ベンジャミン・フランクリン
「時は金なり」

ナポレオン
「お前がいつか出会う災いは、お前が無駄にした時間の報いだ」

最後に登場するのは、子ども議長のお父さん。時間とは結局、何なんでしょうか。


雑誌BRUTUS(ブルータス)でもラジオCM特集を


ラジオCMを特集した雑誌が2015年に発行されています。

目のつけどころが素晴らしく、山下達郎さんのラジオ番組を2月15日号で特集したBRUTUS(ブルータス)でも取り扱っていただきたいテーマです。ブルータスは過去に2度、ラジオ特集を組んでいるほどですので、ラジオとの相性もきっと良いはず。過去のラジオCM音源をまとめて、雑誌の公式ウェブサイトで期間限定で聞ける“付録”があれば、なおさらおもしろいですね。

ラジオCMに着目したことが素晴らしく、ぜひ続編を期待します。また、山下達郎さんのラジオ番組を2月15日号で特集したBRUTUS(ブルータス)でも取り扱っていただきたいテーマです。

ブルータスは過去に2度、ラジオ特集を組んでいるほどですので、ラジオとの相性もきっと良いはず。過去のラジオCM音源をまとめて、雑誌の公式ウェブサイトで期間限定で聞ける“付録”があれば、なおさらおもしろそうです。

マーケティング(How)とブランディング(What)の違いは


こんにちは。ひとりです。

中小企業診断士試験のなかに、企業経営理論があります。企業のマーケティングやブランド計画、広告の基礎が求められます。例えばマーケティングとブランディングの違いは何でしょうか。


マーケティングとブランディングの違いは


マーケティング(Marketing)は、“どのようにして”(How)の役割を担います。企業の価値(商品や提供するサービス)をどのように伝えるのかという部分です。

市場を創造して、それを広げ、認知度を高めることがマーケティングの目的です。企業が自分のイメージを、消費者に伝える努力とも言い換えられます。つまり、イメージアップを行うこと、消費者に企業の良いイメージを持ってもらうことです。

一方ブランディング(Branding)は、“何を”(What)の役割を担います。企業の価値を向上させることが目的で、企業の存在意義を定義する部分です。

企業イメージや商品、サービスに付加価値を加えることで、消費者に対して、その認識価値を上げることがブランディングの役割です。ブランドは心理的な企業価値でもあります。

マーケティング:消費者に企業をどう見てもらいたいか
ブランディング:消費者が企業をどう見ているか

マーケティングの結果としてブランドが認識され、そのブランドを育むためにマーケティングが行われています。


自己実現欲求に注目。マーケティング3.0から4.0へ


フィリップ・コトラー氏(ノースウエスタン経営大学院)は、「近代マーケティングの父」として世界に広く知られています。コトラー氏が1960年代に提唱した「4P」(プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション)を記した『マーケティング・マネジメント』は、世界の大学・大学院で最も読まれた教科書の1つです。

類似の商品やサービスがあふれる成熟市場で、いかに自社の商品やサービスを売るかは企業が抱える大きな悩みです。

コトラー氏によると、マーケティングは市場変化に応じて、その意味合いを変化させているといいます。

・マーケティング1.0
製品の販売を目的としたマーケティング

アメリカで生まれたモデルであり、製品中心のマーケティングのことです。技術革新によって製造業が経済の中心となった1950年代、生産コストをできるだけ抑えて安価な製品をつくり、それをマス市場に売り込むことが背景にあります。「製品を販売すること」を目的に、製品機能そのものが価値を持つと考えられていました。


・マーケティング2.0
消費者を満足させることに知恵を絞るマーケティング

顧客志向のマーケティングです。企業は製品の機能に価値を持つ(マーケティング1.0)のではなく、顧客のニーズをくみ取ることが大切と考えるようになりました。背景には、商品やサービスの機能面での差別化、付加価値を与えることが難しくなったことがあります。

その結果、大量生産・大量消費型のビジネスモデルが崩れ、多品種少量生産型経済が到来。製品やサービスがもたらす価値は企業ではなく、消費者が決める時代になります。 


・マーケティング3.0
環境や社会問題など、崇高な目標を掲げて消費者の価値観に訴えるマーケティング

社会をよりよい場所にすることを目的に、企業は消費者に製品やサービスだけでなく、精神的価値や社会的価値を提供する存在になります。それが価値主導のマーケティングです。


・マーケティング4.0
消費者個々の自己実現欲求に焦点を絞ったマーケティング

A.H.マズローの欲求5段階説の「自己実現欲求」のことを指します。ここでいう自己実現欲求とは「自分に注目してほしい」「自分の所属するグループは、ほかとは違う」というだけではなく、「自分が何者か」ということをはっきりと示せるようになりたいという欲求であり、人間の最上位の欲求です。


マーケティングに関連する広告のこと、また私が好きなラジオから流れるCMにも話題を広げようと思いましたが、長くなりましたので次回に。

マーケティングに関連する広告のこと、また私が好きなラジオから流れるCMにも触れようと思いましたが、長くなりましたので次回に。

2018年3月10日土曜日

コードバンの小物。手を掛けて長く、気に入ったものを使う


こんにちは。ひとりです。

毎日使う小物に財布と名刺入れがあります。いずれも私が持っているもののなかでは値が張るものですが、使い始めて10年以上が経ちます。


手を掛けながら、気に入ったものを長く使う


財布は14年ほど、名刺入れは11年ほどで、交通系ICカード入れとしても使っています。いずれも10年以上経ちますが、みすぼらしさを感じず、糸のほつれや革の擦り切れなどは目立ちません。

汚れは毎日手に触れるものなので付きますが、定期的に汚れを拭き取り、クリームで革を整えています。そのクリームを最近、新たに買い替えました。コードバン用のものです。

コードバンは採れる量が少なく、また肌目がとても細かくて鏡面のような艶があることから“革のダイヤモンド”とも称されています。使い込むうちにほかの皮革よりも色の深みと艶が増していくのが特徴で、丈夫で長く使えます。

財布や名刺入れなど、汚れは毎日手に触れるものなので付きますが、定期的に汚れを拭き取り、クリームで革を整えています。財布は13、14年ほど、名刺入れは11年ほどで、交通系ICカード入れとしても使っています。いずれも10年以上経ちますが、みすぼらしさは感じずに現役です。

コードバンは馬の臀部(でんぶ)の革のことです。コードバン層と呼ばれる緻密な繊維層を取り出して、製革したもののみを指します。

非常に丈夫で、強度は牛革の数倍とも。その性質から顔そり用カミソリの仕上げに研ぐ革砥(かわと)に使われるほどです。採れる量が少なく、また肌目がとても細かくて鏡面のような艶があることから“革のダイヤモンド”とも称されています。

使い込むうちにほかの皮革よりも色の深みと艶が増していくのが特徴で、丈夫で長く使えます。

価格の安さも物によっては必要ですが、手を掛けながら長く、気に入ったものが使えることも、物を選ぶ際には優先したいです。