マイナンバーカードを使ったキャッシュレス決済のポイント還元策「マイナポイント」の申込状況が総務省から公表されました。
ポイントを受け取るための予約手続きは424万人が申請済みで、これは当初の予算4千万人分の約1割にあたります。
予約数が上限に達すれば申請が打ち切られるとあって、早々に予約を済ませた人も多かったはずですが、蓋を開けてみれば人々の関心はさほど高くはありません。
ポイントを予約するまでにかかる手間を避ける人が思いのほか多いようです。具体的にはマイナンバーの取得でしょうか。
ある経済ニュース番組に出演するキャスターが個人型確定拠出年金特集の終わりにつぶやいた一言が印象的です。「まずはマイナンバーを取得します」。1年も2年も前の話ではなく、つい昨日の番組内でです。
こんなふとしたことに違和感を感じるようになったのは、私の意識が良い方に変わってきたということでしょうか。