2022年4月27日水曜日

iDeCoの運用成績。日経下落でも毎日1,500円のつみたて投資


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価が値下がりしています。前場の終値は26,198.79円と前日比-501.32(-1.88%)です。

NYダウは-2.38%で、私の持ち株も同様に値を下げています。保有株の大半がなにしろ、海外指数に連動するETFですから。ただ下げたら上がらない日本市場と異なるのは、下がっても上がるということ。その点で安心して持ち続けられます。

iDeCo口座の運用成績を確認します。4月26日時点で23.5%の損益率です。


また、スイッチング履歴が年次取引明細の運用指図変更状況に並びます。


私は毎日1,500円ずつを、定期預金商品から海外指数に連動する投資商品にスイッチングしています。市場の値動きは今日のように読めないもの。昨日上がっても今日下がる。そんなタイミング投資を回避して毎日つみたて投資を実施中です。

iDeCo口座には毎日つみたて機能はなく、もちろん手動です。

2022年4月26日火曜日

ロードバイク点検。プーリーボルトの締め付けで部品が破損


こんばんは。ひとりです。

私はロードバイクで毎日、サイクリングロードを1時間ほど走っています。年齢を重ねると運動の機会が減り、また体重も増えやすくなります。長生きしたいかはともかく、生きているうちは健康な身体でありたいものです。

サイクリングロードは上り坂や下り坂、うねる道が続きます。そのため毎日走っているとタイヤやブレーキシュー(ゴム)の消耗、ギアの変速回数が増えてワイヤーのほつれが気になっていました。身体と同様、自転車もメンテンナンスが必要で、消耗品を交換しました。

  • タイヤ(コンチネンタル GP5000)
パナレーサーからコンチネンタル GP5000へ交換



ここまで消耗すれば、交換に迷いなし

  • シフトケーブル(ニッセンケーブル シフト用SP31スペシャル ステンレスインナー シマノ対応)
シマノのオプティスリックワイヤーから交換

  • ワイヤーロープカッター(King TTC 150mm WC-150)
ワイヤー切口のほつれが気になって購入

これまではペンチの奥にある切断刃で処理していましたが、切断後のワイヤーが平べったく、ほつれやすくなるのが気になっていました。


ペンチの押し切り型の刃のせいでしょうか。



一方で今回購入したワイヤーカッターでワイヤーを切断すると、その先端は押しつぶされずきれいに。


ペンチとワイヤーカッター、刃の構造に違いがあります。


ワイヤーカッターは文具はさみのように、左右の刃がすれ違うように作られています。ペンチは噛み合わせて押し切ります。



私が購入したワイヤーカッターはツノダの製品です。一方でTONE(トネ)からも同サイズのワイヤーカッターが販売されています。

よく見てみると形状は同じ、持ち手の色が黄色か赤色かというぐらいの違いです。どうやらツノダがTONEブランドの製品を製造するOEM(Original Equipment Manufacturing)製品のようです。価格はTONE製品のほうが300円前後、ツノダ製品よりも高いです。

OEM供給にはメリットとデメリットがあります。メリットは今回のワイヤーカッターの場合、ツノダ製品としても、TONEへの供給品としても製造しているため生産量が確保できます。大量生産で材料の一括大量仕入れ、材料コストの削減、ひいては販売価格の抑制と繋がります。

一方でデメリットは、供給先(TONE)のブランド力や販売力に頼りすぎると、自社内にマーケティングのノウハウや販売力が蓄積できないことです。また供給先を1社に絞ると、契約解除時の売上変動リスクが大きくなります。今回の場合、ツノダ製品としてもワイヤーカッターが販売されているのでリスク分散が効いているといえますね。



ちなみに使用したペンチはエンジニアのネジザウルスです。トラスコ中山の株主優待で手に入れました。トラスコ中山は現在、株主優待を廃止しています。

2018/04/08
トラスコ中山から優待品が届きました。私が選んだのは工具セットで、5,000円相当の品です。カッターは言わずと知れたオルファ社製で、ペンチ、ハサミはエンジニア社という会社の商品です。


またTONEには株主優待があります。私は以前もらいました。

2021/02/25
株主優待がTONE(5967)から届きました。使えるキーホルダー3点セット(5,000円相当)です。


  • プーリー(RD-6700)
パッケージはプラスチックから紙製に

10速アルテグラRD-6600にも対応

  • ねじゆるみ止め(3M スコッチ TL43J 中強度/高粘度)
プーリの固定ボルトに塗布

中強度で耐油性のあるTL43J


プーリーは旧式のアルテグラ(RD-6600、10速)を使用しており、それと互換性のあるRD-6700です。

ただ、交換はスムーズにいかず部品の破損が。ガイドプーリーの交換時に固定ボルトを強く締め付けてしまい、ボルトの締め付けが効かない状態になってしまいました。締まり切るはずのボルトがクルクルと回り続ける始末です。

これまで締め付け具合を測るトルクレンチを使わずに済ませていましたが、失敗して改めてその必要性を実感しています。当のプーリーの締め付けは3Nm(ニュートンメートル)でした。ねじゆるみ止めのおかげで何とかボルトはとどまっています。

時間をおいて再点検します。走る前の点検は欠かさないので、そのときに異常があればすぐ分かります。失敗して学ぶことが多いです。










2022年4月1日金曜日

市場再編。TOPIX構成銘柄の損切りも、完全除外は2025年1月


こんにちは。ひとりです。

東京証券取引所の改革が4月4日に始まります。現在の4市場(東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズ)が同日付で3市場(プライム、スタンダード、グロース)に再編されます。

再編後の3市場
  • プライム
  • スタンダード
  • グロース

東証1部の銘柄は2176社(2022/03/30時点)。そこから約8割がプライム市場に横滑りします。この時点で早くも改革とは名ばかりの形骸化、再編の意義があいまいです。

プライム、スタンダード、グロースと各市場に優劣はないとありますが、個人投資家にとってはプライムを頂点にした序列とも捉えかねられません。個人投資家だけならず、東証1部の社内にもそういった印象を持つ人が多いのではないでしょうか。それは8割がプライム市場に横滑りする(したい)という現実からも推察できます。


TOPIX銘柄も市場再編に合わせて絞り込み


市場再編後に気になるのがTOPIX(トピックス、東証株価指数)です。TOPIXは東証1部の銘柄を対象とした指数で、国内株式で運用される投資信託のベンチマークとして活用されています。市場が再編されることで、このTOPIXの構成銘柄も絞り込まれます。流通株の時価総額を基準にして流動性の低い銘柄を除外するのが新TOPIXの特徴です。

流通時価総額で100億円以上の銘柄を採用する新たな基準を設け、流動性の低い銘柄をTOPIXの構成銘柄から段階的に除外していきます。まさにTOPIX内の損切りです。ただ一度にTOPIXから除外するわけではなく、構成銘柄の見直しプロセスがあります。

【済み】第1回判定/2021年7月
  • 2021年4月〜6月の終値平均をベースに、流通時価総額が100億円以上あるか判定。

3市場に再編/2022年4月4日

第2回判定/2022年10月
  • 第1回判定で流通時価総額が100億円未満だった銘柄の翌期の改善状況を確認。

10段階に分けて徐々にTOPIXから除外
  • 第1回、2回判定とも流通時価総額が100億円未満の場合。

再評価/2023年10月
  • 下記の再評価(1)と(2)の基準を満たす銘柄は、組み入れ水準を2022年10月以前の水準まで回復。また再評価(2)のみの基準を満たす銘柄は組み入れ比率減少を停止。
  1. 第2回判定の翌期に流通時価総額が100億円以上
  2. 年間売買代金回転率0.2回転以上

完全除外/2025年1月
  • 再評価基準を満たせなかった銘柄は完全除外。

どちらにせよTOPIXが変わるまでには4年かかります。その間にも海外市場に、個人投資家の資金が流れ続けます。

2022年3月27日日曜日

私の分散投資を紹介。6つのS&P500 ETFに資産、時間分散


こんばんは。ひとりです。

株式投資においては「分散」が鉄則です。この分散には投資先の分散、投資資金の分散、投資時期の分散が挙げられます。

  1. 投資先の分散
  2. 投資資産の分散
  3. 投資時期の分散

1つの銘柄(商品)に、投資資金すべてを、一度に投資するとどうなるか。上昇すれば大きく儲かりますが、下落すれば大きく損します。この儲け、損の「大きさ」を分散させてリスクを管理するのが分散投資の目的です。

私もこの3つの分散の大切さを、失敗を重ねるたびに思い出します。意識してもやはり、集中投資して短期間に大きく儲けたいという気持ちが出てきます。その気持とどう向き合うかが投資の難しさです。

そこで私が現時点で最良と思う方法をご紹介します。それは日本市場に上場する海外指数連動ETFに資産分散、時間分散することです。


6つのS&P500 ETFに資産分散、時間分散


具体的にはS&P500指数に連動するETF6商品に投資資産を、投資時期を分散するという方法です。同指数に連動するETFなので、6商品とも日々の値動き(騰落率)は同じです。ただ投資時期を分散しているので結果、それらはまるで個別銘柄のように異なる含み損益になります。

またS&P500指数という長い目で見れば右肩上がりの指数だからこそ安心して投資できますし、ETFなので数千円からと投資資金が少額で済みます。この点も複数回に投資時期を分けられる利点です。

3月末の現在でも、2021年末に投資したS&P500 ETF(A)、1月末に投資したS&P500 ETF(B)、2月末に投資したS&P500 ETF(C)では、今年に入ってからの市場の値動きの荒さもあって含み損益に差が出ていることは容易に想像できます。

徹底した分散意識と、上がる指数には乗っておきたいという思いから、こんな分散投資方法を今、試しています。

ほったらかし投資とはいきませんが、手間を惜しまなければ株式投資の価格変動を楽しめる方法です。

2022年3月26日土曜日

米国ETF、IJRを105で売却。人件費上昇が小型株の利益を圧迫


こんばんは。ひとりです。

投資する米国ETFのひとつを売却しました。IJRです。

  • iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF

2019年1月からコロナ禍中においてもコツコツと積立投資を続けてきました。最初の購入価格は75.42 USDです。それを105.10 USDで2月8日に全株売却しました。ちなみに同商品の現在価格は108.87 USDです。(2022/03/25時点)

105.10 USD 売却(2月8日)

75.42 USD から積立投資 開始(2019年)


人件費上昇が小規模企業の利益を圧迫


小型株は、収益拡大期待を織り込んだ上昇を2020年から続けてきました。その小型株は今後、金利上昇で逆風が吹くと判断しました。理由の一つが人件費上昇で、大型株(大企業)以上の負荷が小型株(小規模企業)に掛かり、利益を圧迫することが予想できます。

一方で小型株が今後、全く上昇しないとは考えていません。その上昇の旨味を享受するためにも、小型株を含むETFにも資金を割り当てています。


IJR売却で、3月中旬の株価上昇場面を逃したか


IJRの売却で3月中旬からの、チャールズ・エリスが形容する「稲妻が輝く瞬間」(株価上昇場面)を逃したかといえばそうでもなく、売却日の同日に別のETFへ売却益を含む買付余力を充てました。そのため、今回の株価上昇局面ではしっかりと恩恵を受けています。

2月8日売却
  • IJR … 105.10 USD

2月8日購入
()内は現在価格(2022/03/25時点)
  • VTI … 225.40 USD(228.09 USD)
  • VYM … 112.60 USD(113.64 USD)
  • VIG … 161.97 USD(162.11 USD)


グロース銘柄と相関係数が低いVYMに投資


IJRの売却で生まれた買付余力をVYMにも充てています。

  • バンガード・米国高配当株式ETF

VYMは、金融やヘルスケアセクターを多く含み、フリーキャッシュフロー(営業活動CF + 投資活動CF)の創出力が高いためです。現在の米国市場で、その点に投資妙味を見出しました。現に年初来の騰落率は、S&P500と比較しても劣らず、プラス圏に浮上する場面があります。グロース銘柄と相関係数が低く、ポートフォリオに組み込む意味があると判断しました。

先行きは今後も不透明ですが、そんな時は下手に売買せず、定期積立でやり過ごします。