2021年2月5日金曜日

還付金が入金。e-Taxで令和2年分の確定(還付)申告が完了


こんばんは。ひとりです。

確定申告(還付申告)を先日、e-Tax(ID・パスワード方式)で実施しました。還付金の入金が早速、「国税還付金振込通知書」の郵送と合わせてありました。通知書にある受付日を確認すると1月25日となっています。確定申告の提出から還付金の入金まで約7日間(平日のみ)で完了です。

e-Taxを使った確定申告は今回が初めてですが、思っていた以上に使い勝手が良いです。従来のようにPDFを印刷して郵送する手間が省けますし、提出(送信)してから還付金が入金されるまでも迅速です。これなら来年も利用したいと思います。

ただ確定申告、還付金入金後も気をつけておきたいのが「提出省略書類」の取り扱いです。確定申告時には提出が不要であっても後日、税務署から提出を求められることがあるようです。提出省略書類の保存期間は法定申告期限から5年間です。

2021/01/26
e-Taxで確定申告(還付申告)を済ませました。令和元年分と比較すると、印刷枚数が少なくなりました。

ブログ内をキーワード検索


※ 追記(2021/02/05)

iDeCo口座の運用状況を確認しました。

2021/02/03

海外株式への投資をメインに、毎日1,000円ずつ積立投資を継続中です。

2021年2月3日水曜日

日本でも2月中旬から。ワクチンはどのように認可されたのか


こんばんは。ひとりです。

日本では2月中旬から新型コロナウイルスワクチン接種プログラムが始まる予定です。通常は少なくとも10年以上かかると見られていたワクチン開発・認可プロセス。それが1年以下で完了したことに驚いている人も少なくありません。

では新型ウイルスのワクチンがどのように認可に至ったのでしょうか。このワクチンを行き渡らせる前に、どのようなチェックが行われたのでしょうか。BBCのローラ・フォスター保健担当編集委員が説明しています。 
 


中国製ワクチンの安全性は。今分かっていること


中国は新型コロナウイルスのパンデミックが始まった当初から、ワクチンの開発に着手しています。2020年夏には世界で初めて、国民の一部にワクチンを受けさせています。その開発の先頭を走るのがシノヴァク・バイオテック(科興控股生物技術)とシノファーム(中国医薬集団)の2社です。

中国政府は20カ国以上とワクチン供給契約を結んで、世界各地とワクチン外交をしようとしています。中国製ワクチン、今分かっていることをBBCのローラ・フォスター保健担当編集委員が解説しています。


米国投資。VXFはVTI同様、長く積立投資ができるETFの一つ


こんばんは。ひとりです。

節分の今日、夕飯に生姜を効かせたカレー(具は春キャベツと若鶏のささみ)と、鰯(いわし)のフライをいただきました。

明日の立春を過ぎれば、暦の上ではもう春です。季節の変わり目には病魔が横行すると考えられています。「鬼は外、福は内」と叫びながら鬼打ち豆と呼ばれる炒り豆を撒き、戸口に柊(ひいらぎ)や鰯の頭を挿して厄を払う習わしがあります。ひとり者の私は到底そこまではせず、食事に鰯をいただくのが精々です。

春といえどもまだ日は浅いです。しばらくは「春は名のみの風の寒さや」という日々です。


VXFはVTI同様、長く積立投資ができるETFの一つ


米国ETF、VXF(バンガード・米国エクステンデッド・マーケットETF )に今年から投資を始めました。中・小型株の指数に連動する商品です。経費率(年率)は0.06%と日本のインデックス型投資と比べても低いです。セクター別構成比率は2020年12月31日時点で、下記のようになっています。

VXF
  • テクノロジー … 25.0 %
  • ヘルスケア … 16.1 %
  • 資本財 … 13.0 %
  • 金融 … 12.9 %
  • 一般消費財 … 11.1 %
  • 不動産 … 6.5 %
  • 電気通信 … 5.7 %
  • 素材 … 3.5 %
  • 生活必需品 … 2.7 %
  • 公益 … 2.0 %
  • エネルギー … 1.5 %

このセクター別構成比率が、あるETFと似ていることに気が付きました。VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)です。VTIのセクター別構成比率は下記のようになっています。

VTI
  • テクノロジー … 26.20%
  • 一般消費財 … 16.60%
  • 資本財 … 13.80%
  • ヘルスケア … 13.60%
  • 金融 … 10.60%
  • 生活必需品 … 5.20%
  • 不動産 … 3.40%
  • 電気通信 … 3.40%
  • 公益 … 3.00%
  • エネルギー … 2.30%
  • 素材 … 1.90%

数字を並べても比較に手間取るので、チャートにして重ね合わせてみました。


薄紫がVTIで、鮮やかな青がVXFです。凸凹はありますが両ETFのセクター別構成比率がよく似ているのが分かります。分散投資の視点から投資銘柄が重複する懸念がありますが、そこは投資対象銘柄の規模が各ETFで異なるので心配不要です。 VXFはVTIと同様、長く積立投資ができそうです。

2021年2月1日月曜日

アクティブETFのARK社。パッシブ主流のETFにあって好成績


こんばんは。ひとりです。

ETF(上場投資信託)といえばパッシブ(インデックス)運用が主流ですが、そのなかにあってアクティブ運用のETFに今、注目が集まっています。例えばARK社が運用する5つのETFもそうです。

ARK社が運用するETFは現在5つあります。

  • (ARKK)ARK Innovation ETF
  • (ARKQ)Autonomous Technology & Robotics ETF
  • (ARKW)Next Generation Internet ETF
  • (ARKG)Genomic Revolution ETF
  • (ARKF)Fintech Innovation ETF

それぞれの組入銘柄を見ると、アクティブ運用ならではの(特定銘柄への)こだわりが見えます。(2021年1月29日 時点)

(ARKK)ARK Innovation ETF
  • TESLA INC(TSLA)… 9.56%
  • ROKU INC(ROKU)… 6.71%
  • TELADOC HEALTH INC(TDOC)… 5.24%
  • SQUARE INC - A(SQ)… 4.63%
  • CRISPR THERAPEUTICS AG(CRSP)… 4.42%

(ARKQ)Autonomous Technology & Robotics ETF
  • TESLA INC(TSLA)… 10.65%
  • MATERIALISE NV-ADR(MTLS)… 5.06%
  • BAIDU INC - SPON ADR(BIDU)… 4.34%
  • TRIMBLE INC(TRMB)… 4.34%
  • DEERE & CO(DE)… 4.28%

(ARKW)Next Generation Internet ETF
  • TESLA INC(TSLA)… 9.50%
  • TELADOC HEALTH INC(TDOC)… 4.30%
  • ROKU INC(ROKU)… 4.09%
  • SQUARE INC - A(SQ)… 3.89%
  • GRAYSCALE BITCOIN TRUST BTC(GBTC)… 3.71%

(ARKG)Genomic Revolution ETF
  • TELADOC HEALTH INC(TDOC)… 7.97%
  • TWIST BIOSCIENCE CORP(TWST)… 5.61%
  • PACIFIC BIOSCIENCES OF CALIF(PACB)… 5.40%
  • EXACT SCIENCES CORP(EXAS)… 3.98%
  • REGENERON PHARMACEUTICALS(REGN)… 3.82%

(ARKF)Fintech Innovation ETF
  • SQUARE INC – A(SQ)… 9.06%
  • TENCENT HOLDINGS LTD-UNS ADR(TCEHY)… 4.94%
  • ZILLOW GROUP INC - C(Z)… 4.19%
  • MERCADOLIBRE INC(MELI)… 4.01%
  • INTERCONTINENTAL EXCHANGE IN(ICE)… 3.92%

またFintech Innovationには、日本からZ HOLDINGS CORP(4689)が2.17%、BASE INC(4477)が1.11%組み込まれています。

  • Z HOLDINGS CORP(4689)… 2.17%
  • BASE INC(4477)… 1.11%

肝心の成績ですが、(ARKK)ARK Innovation ETFの場合、2020年3月頃からの上昇具合が際立ちます。

2021/02/02

TESLA INC(TSLA)を始め、組入上位銘柄が軒並み上昇した結果です。

いずれのETFも現在、私が利用している証券会社では購入できません。その理由は、金融庁に「外国投資信託に関する届出」がなされていないためです。


同社は日々の情報発信にも力を入れており、CEOが取材に応じる様子がYouTubeに挙がっています。

ARK社CEOキャシー氏が語るテスラの展望と2021年期待銘柄 ハッチ(岡元兵八郎)の米国株マーケットセミナー(2021/01/28)



Senate Impact, Upcoming Earnings, Innovation | ITK with Cathie Wood(2021/01/09)



※ 追記(2021/02/05)

【全編公開】岡元兵八郎(ハッチ)によるキャシー・ウッド氏の独占インタビュー(2021/02/05)


2021年1月31日日曜日

S&P500だけが全てじゃない。IJR、VXFで中・小型株へ分散


こんばんは。ひとりです。

米国ETFへの投資額を徐々に増やすことで、成長が“続かない”日本市場からの脱出を図っています。米国ETF、米国株を学ぶ時間を日々作って、この先も続く投資生活を振り返った時に、今年がその転換点だったと言えるようにします。手始めにまず、投資商品を増やしました。現在保有するETFの特性を考慮して、それを補完する商品を選びました。

  • バンガード・米国エクステンデッド・マーケットETF(VXF)

VXFは米国の中・小型株の指数に連動するETFで、S&P500銘柄を除きます。過去3年間の標準偏差(値動きの幅)は25.39と、保有するVTIの19.68、VIGの16.41と比較しても高い数値です。

標準偏差(過去3年間)
  • VXF … 25.39
  • VTI … 19.68
  • VIG … 16.41

つまり価格が大きく上がることも、大きく下がることもあるということです。同商品の投資セクターはテクノロジー25%を始め、ヘルスケア16%、資本財13%と続きます。また突出銘柄はなく、幅広い業種の3303銘柄に分散投資されています。2020年11月末の組入銘柄を見ると、Tesla Inc.(TSLA)が6%と最も高いですが、2020年12月31日時点の組入銘柄を確認すると、同銘柄がS&P500に組み入れられたことでVXFからは現在除外されています。代わって上位にはSquare Inc. やUber Technologies Inc. 、Zoom Video Communications Inc. Class A、が挙がっています。

VXF組入銘柄上位(2020年12月31日時点)です。上位10銘柄の組入比率は約7.6%と分散が効いています。

  • Square Inc.(SQ)… 1.22%
  • Uber Technologies Inc.(UBER)… 1.03%
  • Zoom Video Communications Inc. Class A(ZM)… 0.97%
  • Snap Inc.(SNAP)… 0.66%
  • NXP Semiconductors NV(NXPI)… 0.64%
  • Blackstone Group LP(BX)… 0.63%
  • Twilio Inc. Class A(TWLO)… 0.62%
  • DocuSign Inc. Class A(DOCU)… 0.60%
  • Lululemon Athletica Inc.(LULU)… 0.59%
  • Workday Inc. Class A(WDAY)… 0.59%

VXFを加えたことで保有する米国ETFは現在、5商品になりました。

  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF)
  • VYM(バンガード・米国高配当株式 ETF)
  • IJR(iシェアーズ・コア S&P 小型株 ETF)
  • VIG(バンガード・米国増配株式 ETF)
  • VXF(バンガード・米国エクステンデッド・マーケット ETF)

2020年12月31日 時点


S&P500は成長途上の中小企業群が除外されている


米国市場が上昇を続ける中で、インデックス投資の代表格であるS&P500指数に連動する商品に注目が集まっています。私も同インデックス商品(投資信託)をiDeCo口座で運用しています。ただ今日のインデックス投資を見ると、S&P500だけが全てではないと感じます。S&P500は成長途上にある何千もの中小企業群が除外されているためです。

例えば小型株の2020年末からのパフォーマンスは、S&P500に組み込まれる大型株のそれを上回っています。米国市場の推移を見ると、総じて小型株のパフォーマンスが大型株を上回ってきました。分散投資の観点からも投資するインデックス指数はS&P500だけでなく、広範で米国全体を包括する指数、例えば、ラッセル3000やウィルシャー5000、CRSP USトータル・マーケット指数(VTIのベンチマーク)に連動する商品に投資することも提案できます。

IJRとVXFは中・小型株に広く分散投資する目的で保有しています。IJRはS&P スモールキャップ600指数をベンチマークにして681銘柄に分散投資されます。投資セクターは、資本財17%、金融16%、一般消費財15%と続きます。経費率は0.06%と日本の投資信託や、米国の同指数に連動する商品と比べても低いです。(2021年1月29日時点)


中・小型株への分散投資は、市場リターンよりいくぶん高く


IJRやVXFのような中・小型株に広く分散投資した商品の長期平均リターンは、市場全体のリターンよりいくぶん高くなる傾向があります。これは先にも紹介した通りですが、ただ常に市場平均を上回っているわけではありません。現に保有しているIJRの成績は去年、年末にかけての上昇までは大型株に負け続け、一時的であっても大きな含み損を抱えました。中・小型株への投資は、そんな状況下にあっても持ちこたえる精神力が必要です。私にその精神力があったかどうかは別にして、少額を数年間、つみたてて投資してきたことが救いになったことは間違いありません。

リターンを高めるためにはより高いリスクを取らなければ叶いません。またリスクは投資期間に依存することもよく知られています。株式を長期間保有し、一度買ったら多少の価格変動があっても我慢して持ち続ければ、リスクの全部ではありませんが、かなりの部分を減らせます。それは個別株よりもETFならなおさらです。