こんにちは。ひとりです。
図書館で先日借りた1冊に下記の本があります。
・日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法(菊地正俊 著)
日本株をめぐる外国人投資家の現状を紹介する内容です。初版発行が2017年12月10日とあって、ここ2年~3年以内の新しい情報がまとめられています。
そのなかで参考になったことを2つまとめます。
- 大量保有報告書を参考にした個人投資家の投資手法
- 外国人投資家(運用会社)の考え方と投資手法
株価の反発を招く、ファンド提出の大量保有報告書
大量保有報告書についてはこのブログでも紹介したことがあります。
2018/02/18
東証セミナーに参加。株価下落時に投資家が行う3つのこと
株価下落時に投資家が行う3つのポイント。日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。
2017/12/09
銘柄選別の秘訣。投資信託の組入上位銘柄を参考に
株式投資をする上で、投資対象となる個別銘柄を探り出すのは一苦労です。そんな銘柄探しにおいて、時間も労力も削減できる方法の1つをご紹介します。投資信託の目論見書を私は、個別銘柄を探り出すためにも使っています。
大量保有報告書は、5%を超えて株券を保有したその日から5営業日以内に、財務局へ提出が必要になります。
大量保有報告書は、銀行や証券会社、国内外のファンドが大量に保有する銘柄を知る方法とあって、投資銘柄選びの参考にする個人投資家が少なくありません。
証券会社やファンドは儲かると踏んで大量に保有している訳であって、それに個人投資家が乗っかるということです。
今日もある銘柄が、上記の理由から値を上げています。
ひふみ投信シリーズを運用するレオス・キャピタルワークスが1月9日公表の大量保有報告書(5%ルール)で、自律制御システム研究所の株式を5.18%取得したことが明らかになっています。それが材料視されて同社株式が反発しています。
また大量保有報告書等の開示書類を検索する際は、EDINET(エディネット)が参考になります。
・書類簡易検索結果 - 大量保有報告書
・EDINETについて | 金融庁
・大量保有報告書に関するよくあるご質問 | 財務省関東財務局
投資手法に注目。海外運用会社 5社を紹介
2つ目が外国人投資家(運用会社)の考え方と投資手法です。
日経ヴェリタスには、その週に提出された主な大量保有報告書を紹介する項目があります。
そのなかには海外のファンドと思われる提出企業も含まれています。図書館で借りてきた本を読む前は、その1社ごとの考え方や投資手法は気に留めていませんでしたが、改めて着目すると興味深いです。
主な外国人投資家(運用会社)は本の最終章にまとめられています。
- 第6章 主要な外国人投資家(運用会社)の考え方や投資手法はこうなっている
聞いたことのある会社もあれば、もちろん初めて聞く会社もあります。
iShare(iシェアーズ)ETFを運用するBlackRock(ブラックロック)やインデックスファンドで有名なVanguard(バンガード)。
またウォーレン・バフェットが率いるBerkshire Hathaway(バークシャー・ハサウェイ)や旧村上ファンドから分かれたレノやエフィッシモキャピタルなどが有名で私の知るところです。
今回は5社を紹介します。各社の考え方や投資手法にはそれぞれ特色があり、私が今後注目していきたい運用会社です。
- アライアンス・バーンスタイン
- サード・ポイント
- プリンシパル・グローバル・インベスターズ
- ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー
- オアシス・マネジメント
例えばプリンシパル・グローバル・インベスターズはマーケットレポートを毎月、ウェブサイトに掲載しています。
・プリンシパル・グローバル・インベスターズ
各社の考え方や投資手法を追っていくだけでも私の投資判断が磨けるのではと期待します。
EDINETや日経ヴェリタスの大量保有報告書提出者に先の5社の名前が挙がっていないか、今後も随時確認していきたいと思います。