2018年5月29日火曜日

小川に灯る仄明かり。ゲンジボタルの季節が、そろそろ到来


こんにちは。ひとりです。

私の家の近所には小川が流れています。そこにはゲンジボタルが生息しており、週末の晩ともなるとこの時期、家族連れが川沿いを散歩する様子が見えます。

今の住居に引っ越してから5年ほどが経ちます。自然がたくさんある静かな場所を選びましたが、まさかホタルが見られるとは思いませんでした。

住居については、下記の投稿でもご紹介しています。

2017/11/15
賃貸マンションの家賃は、住民の質と比例するのか
家賃は住民の質に比例する。よくいわれることですが、私の経験からいえば間違いありません。一方で住まいよりも暮らしに重きを置き、丁寧な暮らしをしている人がいるのもまた事実です。

欧州関連銘柄の1つミネベアミツミ。新型 iPhoneでも懸念が


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比122円66銭(0.55%)安の2万2358円43銭でした。

イタリアやスペインなど南欧の政治リスクが意識されています。対ドルや対ユーロで円高が進行するなか、欧州の売上高比率が高い欧州関連銘柄には、輸出採算が悪化するとの懸念から売りが膨らみました。日経平均株価の下げ幅は一時、200円を超える場面がありました。

私の持ち株は 5日続落で、前日比 -1.76%です。


欧州関連銘柄の1つミネベアは、アップル関連でも懸念が


欧州関連銘柄の1つにミネベアミツミがあります。この市場環境で下げ幅を拡大しており、3週間ぶりに年初来安値を更新しています。

1ユーロ=126円台半ばと、約11カ月ぶりの円高・ユーロ安水準をつけており、2019年3月期の同社想定レート、1ユーロ=130円より円高・ユーロ安が進んでいます。そのため、欧州事業の収益が悪化するとの懸念が、売りが膨らんだ要因の1つです。

またアップル社の新製品への部品供給も懸念材料の1つです。新型 iPhoneには自発光する有機ELが採用される見込みが強く、同社が液晶ディスプレー用に提供するバックライトの需要が細るとの不安が強まっています。

有機ELのスマホへの採用は以前から分かっていたことで、同社としても考慮していないはずはないのですが……。

欧州リスク。原因が特定できる下げと、特定できない下げ


こんにちは。ひとりです。

市場では欧州リスクへの警戒感が広がっており、欧州に事業展開する、持ち株の電気機器株が前場に約 -6%と軟調です。

欧州リスクと、下落の背景を一括りにしてしまうのは簡単ですが、個別にその要因を挙げていきます。


原因が特定できる下げと、原因が特定できない下げ


下げの原因が特定できない状況は、投資環境としては最悪ですが、今回はその様な状況ではないと判断しています。

輸出関連
  • 欧州による中国向けの輸出が大幅に減っている
  • 3月は143億ユーロ(約1兆8000億円)と前年同月比4.8%減少
  • 減少は2カ月連続で、減少率は2016年7月以来の大きさ
  • 品目別では機械・輸送用機器の6.5%減が目立つ
  • 中国が対米輸入拡大の見合いとして欧州からの輸入を絞っている可能性がある
  • トランプ米大統領が仕掛けた貿易戦争の余波が欧州に及んだ可能性がある

政情不安(イタリア)
  • 政治空白が、3月の総選挙後の連立協議の遅れから続く
  • 首相候補は5月27日に組閣を断念し、再選挙の可能性が浮上
  • 国民の間で財政拡大志向が強まっており、ユーロ離脱論議に火が付く場合も

政情不安(スペイン)
  • ラホイ首相の元側近による汚職事件を受けて、政局が流動化
  • 10年物国債の利回りは1.44%に。0.05ポイント近く跳ね上がった

欧州リスクは過去5年間で複数回、市場が下落する要因になりました。その時々の市場は、大きく下げはするものの、その下げが3ヶ月、4ヶ月と長引くことはありません。続いても2ヶ月でしょうか。

利益の上がっていた投資信託を解約して、買付余力を事前に上昇させておきました。そこから急落した先の銘柄を買い増ししています。

短期的には持ち株にマイナスの影響があるかも知れませんが、相場回復時には大きな効果を期待します。

2018年5月28日月曜日

化学株が堅調。原油安で値を上げる銘柄、値を下げる銘柄


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は今日、前週末比30円30銭(0.13%)高の2万2481円09銭で取引を終えました。米朝首脳会談の開催に向けた再調整が始まり、米朝両国の関係悪化懸念がやや後退しています。

日経平均株価はプラス引けだったものの、途中下げに転じる場面がありました。英米市場が休場で海外投資家の参加が少なく、売買は1日を通じて低調でした。

私の持ち株は、前週末比 -0.35%と先週半ばから下げ通しです。持ち株比率の高い2銘柄の調子がここにきて芳しくありません。

一方で、持ち株比率こそ高くはありませんが、化学株が一時2%を超えるなど堅調でした。原油安が原燃料費の減少につながるとの見方から、空運銘柄と合わせて買いが入ったのでしょうか。反して商社株全般は、原油安に引きずられるようにして値を下げています。


お金は何に対して使うかはもちろん、誰から購入するかが大切


コンビニに久し振りに立ち寄り、遅い昼食を購入しました。菓子パンとサンドイッチです。

不良崩れの中年男性が、ダルそうに商品をレジに通します。レジ前に客が立っても、レジ袋に入れるためのチラシか、二つ折りを止めずに数秒間。

次回からはこの店舗を、このコンビニを遠ざけてしまいます。

いくらCMで爽やかに愛嬌を振りまこうが、実際に悪い事例に出くわすと脆いものです。CMを見る度にしばらくは悪い印象が思い出されます。

コーヒーのトレンドにフォースウェーブがあります。「誰が淹れたか」を重視するもので、例えばトップバリスタが、例えば恋人が、などコーヒーは同じでも(もちろん淹れ方の違いはありますが)提供される側の気持ちが変わるものです。

淹れたてのコーヒがコンビニで提供され始めて久しいですが、セブンイレブンを始めとするセルフ式に対して、ローソンは店員の手渡しです。レジの並び時間が増えるなどの課題があり、手渡し式がどうなるか今後分かりませんが、「誰が淹れたか」がローソンのこだわりにあるのではないでしょうか。

お金は何に対して使うかはもちろん、誰から購入するかが大切だと改めて実感しました。

先の店員の件もあって、コンビニの利用、コンビニ関連株の購入はしばらくないでしょう。文句があるなら利用しない、良いと思わないなら購入しない。それが1番です。

2018年5月26日土曜日

投資信託に掛かる4つの費用。半数以上が知らない信託報酬


こんにちは。ひとりです。

投資信託は、イデコやつみたてNISAの認知が向上したことで、より身近なものになりました。一方で、投資信託を購入した後にも、費用が掛かり続けていることを知らない人が多いようです。


投資信託に掛かる4つの費用。多数が知らない信託報酬


投資信託には4つの費用が、場面に応じて掛かります。
  1. 買付手数料(不要な場合あり)
  2. 信託報酬(必ず発生)
  3. 信託財産留保額(不要な場合あり)
  4. 解約手数料(不要な場合あり)

1)買付手数料
投資信託の購入時に掛かるのが買付手数料です。ネット証券を通じて購入できる投資信託の場合、その多くは購入時の手数料が不要なノーロードが大半です。

2)信託報酬
信託報酬は、購入後に毎日掛かる投資信託の運用管理費用です。中長期で投資信託を運用する場合に考慮すべきコストですが、購入者の半数以上がこのコストの存在を知らないというアンケート結果があります。
  • 信託報酬がかかることを知っている(投信保有者)47.3%
  • 投資信託協会が2017年9月に調査。2018年3月に結果を発表

3)信託財産留保額
解約時に基準価額から差し引かれるものが信託財産留保額です。まだその投資信託を保有している人たちのために、運用の安定性を保つために信託財産に保留されます。

4)解約手数料
解約手数料はその名の通り、投資信託を売却するときに必要な手数料です。


保有している投資信託の費用を見ると


私が保有している投資信託の一部を確認してみると、このようになります。

SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)
  1. 買付手数料なし(インターネット)
  2. 信託報酬(税込)/年 1.8144%
  3. 信託財産留保額 0.3%
  4. 解約手数料なし

レオス-ひふみプラス
  1. 買付手数料なし(インターネット)
  2. 信託報酬(税込)/年 500億円まで1.0584%、500億円を超える部分0.9504%、1000億円を超える部分0.8424%
  3. 信託財産留保額なし
  4. 解約手数料なし

いずれもアクティブ型の投資信託のため、信託報酬が1%を超えています。つみたてNISAの信託報酬が、平均 0.28%なのを見てもその違いが分かります。(インデックス型、国内外の株式を対象とした商品の場合)

つみたてNISAは信託報酬の上限を0.5%〜0.75%と商品ごとに定めています。選別された商品群から選ぶとあって、つみたてNISAを利用する人のなかで信託報酬を知らない、気にしない人がいるのも事実だと思います。

先のアンケート結果にあった、購入者の半数以上がこのコストの存在を知らない要因の1つにも挙げられるのでは。

信託報酬は口座振替などで直接支払うのではありません。投信の財産から毎日支払われる形で、間接的に負担しているのです。そのため、信託報酬が発生していることが見えにくい点も気をつけるところです。

私は売却時に利益が出れば、信託報酬が高くても問題ないと考えています。