2017年11月17日金曜日

年平均1.3回。夫婦の贈り物にいくら使いますか?


こんにちは。ひとりです。

いい夫婦の日(11月22日)にちなんで、このような調査が行われました。

夫婦間の贈り物に、年間いくら使いますか?
(20歳代~70歳代までの男女、約1,600人が回答。明治安田生命 調べ)


年1.3回の贈り物、一回あたり ¥13,000超


一度の贈り物あたり、¥13,000超 という結果が出ました。妻から夫へのプレゼントは、¥11,609(昨年比 ¥354 減)、夫から妻へのプレゼントは ¥15,073(同 ¥1,548 増)で全体を押し上げています。またプレゼントの回数は、年1.3回が平均値です。
  • 0回 37.7%
  • 1回 27.7%
  • 2回 20.7%

少子化や晩婚化が進む中で、夫妻の間のプレゼントにお金を使う人が増えている可能性もあるのでは、と調査会社。


挙式が終わった後に贈る花束


私は独身なので夫婦間で贈り物をする機会はありませんが、数年に一度は知人や同僚に贈り物をする機会があります。例えば、結婚や出産祝い、退職時の慰安品としてです。

結婚式は、私自身があまり関心を持っていないせいもあって、出席はほとんどお断りしています。その代わりに結婚式から数日経ってから、2人が結婚式の準備の疲れや当日の緊張感から解き放たれた時分に、ご自宅に花を贈るようにしています。

2人との関係性から ¥5,000 ~ ¥10,000 を目途に花束を作ってもらいます。届いたらお部屋に飾れるようにポット付きのものを贈ることが多いです。新居に移って、もしくは既に同棲中ならこれからの生活準備が始まる中で、部屋の中に花があると忙しなさから一時ささくれた気分も和むかと思っています。


家族間の日々の贈り物こそ大切に


夫婦間はもちろん、家族間の贈り物に私は憧れます。家族ともなれば、お互いに支え合って当たり前と、時が経つといつの間にかそうなってしまいます。日頃から言葉で感謝を伝えることは大切ですが、記念日ではない何気ない日常の贈り物で感謝を伝えることを大切にしたいと思います。妻から夫へ、夫から妻へ。子どもたちから両親へ。また子どもたち同士で。そんな家族は、きっと素敵な家族だと思います。


互いを思いやる記憶として残るものを


贈り物は形に残らないものが良いと思います。もちろん全ての贈り物がそうである必要はありませんが、花のように、旅行のように、互いを思いやる記憶として残るものを贈りたいと思います。

贈り物といえば、「賢者の贈り物」(オー・ヘンリー 著)を思い出します。贈り物を巡る夫妻の思いやりを描いた物語です。

青空文庫(Aozora Bunko)で現在、無料公開されています。
賢者の贈り物

我が家の冷暖房事情と、毎月の電気代請求額について


こんにちは。ひとりです。

日中はまだ温かいですが、夜になると途端に冷え込みますね。11 月に入り、暖房を利用し始めたという方も多いのではないでしょうか。私は年間を通じて冷暖房ともに利用していません。正確にいうと、冷暖房器具を部屋に設置していません。


ひとり暮らしなら、相手に合わせる必要なし


誰かと一緒に住んでいるなら、相手の体感温度を気にして部屋の気温を調整する必要がありますが、私はひとり暮らしのためにその必要はありません。寒ければ服を着れば良いし、暑ければ窓を空けて、汗をかけばシャワーを浴びれば良いだけのこと。そんな生活をかれこれ 5 年ほどしています。我慢しているのではなく、何よりもエアコンの冷暖房が苦手だから。好んでこのような生活をしているのです。エアコンの冷房をつければ身体がだるくなるし、エアコンの暖房をつければ目が乾き、なぜか顔だけ、特に耳が熱くなる始末です。


こんな生活ができるのは、住宅周辺の環境が良いから


冷暖房器具なしの生活ができるのも、住宅周辺の環境が良いから、また窓が南北にあるため、風が通りやすいからだと思っています。都心部に住んでいるのなら窓を開ければ車の走行音がうるさいし、高いビルがひしめき合っているなら風の通りも良くありません。冬場は都会であろうが住宅街であろうが、雪国でなければ条件は変わらないかもしれません。

冬場の早朝の、あの冷えた空気は心地よいですね。夏場の湿気を含んだ空気よりも、冬場の冷えた早朝の空気は、なぜかとても清潔な感じがします。ですから冬場は、朝一番に窓を開けて部屋の空気を入れ替えています。あくまで感覚なので実際はどうかわかりませんが、空気の温度で清潔かそうでないかを感じるのはおかしな感覚ですね。


気になるのは毎月の電気代 請求額


家電の中で電力の消費が最も大きいといわれるエアコン。つまりエアコンが一番、電気代のかかる家電というわけです。そんなエアコンを使用していないと、もとい、設置していないと毎月の電気代請求額はいくらになるのかといえば……。

例えば今年の 6 月から 9 月まで、エアコンを使用すると思われる 4ヶ月間の合計請求額は ¥6,848 です。ひと月あたりの平均額は、¥1,712 です。年間を通じて同じような請求額なので、この金額が私の平均電気料金です。

電気代が上がった、下がったといってもその差は ¥500 の範囲内。他にも、昨年の 11 月から今年の 2 月までの 4ヶ月間の合計請求額は ¥5,049 です。ひと月あたりの平均額は、約 ¥1,262 です。

2016年11月 ~ 2017年2月
  • ¥5,049 / 4ヶ月 合計
  • 約 ¥1,262 / 月あたり

2017年6月 ~ 9月
  • ¥6,848 / 4ヶ月 合計
  • ¥1,712 / 月あたり

今年の夏場の電気代が冬場よりも上がっているのは、料理のせいです。オーブンレンジを使った料理に凝っていた時期と重なります。

2016年12月 ~ 2017年11月までの合計請求額を見ると、
  • ¥17,175 / 12ヶ月 合計
  • 約 ¥1,431/ 月あたり

一人暮らし世帯(34 歳以下)の年間電気代請求額は ¥39,079 。ひと月あたりの平均額は約 ¥3,257 です(総務省統計局 家計調査 2015)。こちらと比較すると、約 45% 前後に私の電気代請求額は納まっています。


“ 温度 ” を生み出す家電は、電気代がかかる


エアコン以外に、電気代のかかる家電の代表格としては次のようなものがあります。よくよく見ると、乾燥機能を含めて “ 温度 ” を生み出す、調整する家電が挙がっています。上から電気代がかかる順番に掲載しています。

  • エアコン
  • 洗濯乾燥機
  • 食器洗い乾燥機
  • 冷蔵庫
  • 照明器具
  • テレビ
  • アイロン
  • 炊飯器
  • ドライヤー
  • 電子レンジ
  • 掃除機

そもそも電気代の節約云々を私は端から考えていませんが、上記の電気代のかかる家電中で使っていない家電もありますのでその分、エアコンの使用以外にも電気代を抑えることができているのでしょうか。私は電気代の分、家賃に振り分けているので生活費全体で見ると良い塩梅かも知れません。


関連記事もぜひご覧ください。
賃貸マンションの家賃は、住民の質と比例するのか

2017年11月16日木曜日

Feedly の広告表示から感じる、無料に一任する危うさ


こんにちは。ひとりです。

ウェブサイトを見ると、沢山の情報が得られます。また日々更新される情報を集めようと思うと手動だけでは難しいです。そこで私は RSS リーダーの「Feedly」を利用しています。


RSSリーダーとは


Twitter や Facebook などの SNS、スマートニュースなどのキュレーションアプリの普及で、情報収集の方法が多様化しています。RSS リーダーは、ブログやニュースサイトの新着情報を管理するもので、情報が数秒ごとに流れていく SNS が「フロー型」だとすれば、RSS リーダーは「ストック型」の情報収集ツールです。

RSS は「Rich Site Summary」の略で、お気に入りのブログやウェブサイトを登録しておけば、元のウェブサイトにアクセスしなくても更新情報を見逃さずに確認できます。

Google Reader が2013年に、My Yahoo! が2016年にサービスを終了してから、RSS リーダーの選択肢は徐々に狭まってきました。いずれのサービス終了も、利用者が減ってきたからという理由です。


Feedly(無料版)に突然の広告配信


私は Google Reader を利用していましたが、サービス終了に合わせて Feedly(無料版)に乗り換えました。その Feedly が昨日15日、突然使い勝手が悪くなってしまいました。最新情報を表示させる際に、見出しの文章のみで一覧する「Title-Only View」に大きな画像公告が表れたのです。

画像公告はクリックしても消えず、移動させる事もできませんでした。仕方がなく見出しに写真を合わせて表示させる「Magazine View」に設定し直して情報を得ることができました。一時は無料版にのみ仕様変更が行われたと思い、別の RSS リーダーを探し始めたほどです。今日になって確認すると、昨日のように広告は表示されなくなっており一安心ですが、今回のことをきっかけに、無料で提供されているサービスの危うさを感じました。


無料サービスは、提供者の都合でいつでもなくなる


無料サービスはあくまで無料。提供者の都合に任せて運営されています。ですから何時サービスが停止されるかも分かりませんし、タダで使っている側からすれば文句の1つも言えません。無料のサービスといえば他にも Evernote や Dropbox が挙げられます。これらにも無料版と有料版があり、今回の Feedly と同じです。

インターネットが私たちの生活に溶け込み、無くてはならないものの一つとなりましたが、どこかでタダで使えて当たり前というような思い込みがあります。ニュースの配信速度や頻度、情報の信用度にしてもそうですが、お金を払って対価として得られるものは貴重で、やはり存在意義があります。

文句をいわずに、さっさと有料版に乗り換えればそれまでの話ですが、今回の一件で改めてタダほど高いものはないと感じました。

2017年11月15日水曜日

賃貸マンションの家賃は、住民の質と比例するのか(経験談)


こんにちは。ひとりです。

私は賃貸マンションに住んでいます。ファミリー用の部屋と単身用の部屋が各階にあります。学生の頃の一人暮らしを除くと、社会人になって2部屋目です。1部屋目の時に感じた、家賃と住民の質についてご紹介します。


引っ越しは手続きの多さに疲れるだけ


引っ越しはエネルギーを使います。学生の頃を含めると私は、3回引っ越しをしています。役所への届け出、会員登録しているサービスへの住所変更など、手続きの多さに疲れます。いずれ引っ越す時を見越して、ポイントカードなど住所登録が必要なサービスへの加入は必要な分だけにしています。


家賃は住民の質と比例するのか


引越しには、新しい場所で生活できる高揚感が少なからずありますが、それも生活が充実してのこと。住む場所や住む建物が自分で選べるならば、しっかりと見極めたいものです。

家賃は住民の質に比例する。よくいわれることですが、私の経験からいえば間違いありません。建物に着目して、壁が薄くて隣の物音がうるさいとか、風向きによってはタバコの臭いが流れてくるとか賃貸の不満をよく聞きます。いずれも建物だけの問題ではなく、そこに住む人に問題があっての不満です。

私の場合、社会人になってから1部屋目に住んでいた建物がまさにそれでした。夜遅くまでテレビの音がするし、窓を開ければタバコの臭いが流れ込んでくるし。隣の住人の生活が筒抜けでした。別の見方をすると、私の生活も筒抜けということです。

都市の中心に近く、家賃は ¥45,000ぐらいだったと記憶しています。都市部では安い部類に入ります。そこで約5年、隣の住民が早く引っ越してくれないかと願いながら生活していました。結局、私が引っ越すことにしましたが。5年も住んだのは、交通の便が良く、自然も豊富にあったからだと思います。


住民の質は張り紙や駐輪場の乱れから判断できる


建物の作りなら事前に内覧できますが、住民の質となれば判断が難しいところです。判断基準の1つになるのが、玄関フロアの張り紙や駐輪場の乱れです。内覧する時間帯によっては、住民が出払っていて駐輪場が空いている場合がありますが、他人を気にしない乱雑な止め方は、住人の性格そのものが見えます。

また、玄関フロアの張り紙の乱れ具合にも注目です。掲載情報の期限が切れたものがそのまま張りっぱなしになっていたり、明らかに破られていたりする場合、その建物は避けたほうが良いです。もう一点、匂いにも気をつけてください。カビ臭い匂いは当たり前ですが、安い芳香剤の匂いがする玄関フロアも良い建物だった例がありません。


可能なら複数の時間帯に内覧、訪問を


遠方から出てきて、当日に建物を決めてしまわないといけない場合は別ですが、可能なら複数の時間帯に何度か訪れてみてください。部屋の中に入ることができれば良いですが、それができなくても玄関に入るだけ、建物の外観を眺めるだけでも良いと思います。住人が帰宅し始める夕方から晩にかけてだと特に判断しやすいです。すれ違っても会釈や挨拶をしないなど、該当する建物に住む人ならではの特徴があると思います。


丁寧な暮らしをしている人がいるのも事実


家賃は住民の質と比例すると書きましたが、住まいよりも暮らしに重きを置き、丁寧な暮らしをしている人がいるのもまた事実です。例えば、「東京の台所」というウエブコンテンツがあります。台所を中心にして住人の人となりを紹介する読み物ですが、そこに登場する1人の住人の生活は質素ながらも、こだわりと誇りが見えます。

<154>住まいより大事なものにお金を | 朝日新聞デジタル&w(アンド・ダブリュー)


何れにしても最後は自分の判断で決めるものです。人が心地良い場所が、必ずしも自分にとって心地よいとは限りません。

またこだわる部分、お金をかける部分も人それぞれです。物の購入に充てる人、旅行に充てる人、様々です。ここに記した内容は全て、私の経験からのものです。長く住める良い建物が見つかりますように。






道路工事のなぜ。年末によく見かけるのは予算の使い切り?


こんにちは。ひとりです。

自転車で通勤していると、気温や木々の様子で季節の移り変わりが実感できます。また1年間を通じて自転車に乗っていると、他にも気になることがあります。

年末に道路工事をよく見かけるのはどうしてか


私の通勤経路は主に国道です。そこには年末になると見かける光景があります。そう、道路工事です。電車通勤の時にはそれほど気にならなかったのですが、毎日自転車で通っているとその工事の数に疑問がわきます。私の通勤経路だけでも5個所、なぜ工事を年末によく見かけるのでしょうか。

年末だから増えているのか、年末に集中しているのか


年末には道路工事が増えると耳にしますが、実は“増えている”のではなく、“集中している”のです。各自治体は年間を通じて工事計画を立てて、予算の割り振りを行います。毎年4月以降に業者に工事が発注され、翌年3月末までに完工するよう地方公務員法で定められています。決して年末や年度末を狙って道路工事をしているわけではありません。よくよく考えると工事期間を集中させるなど、そんな効率の悪いことはしませんよね。

規模によって道路工事には2種類あります。国道などの大規模な工事と、生活道路や通学路の陥没、ガードレールの老朽化などの小さな工事です。いくら小さな工事とはいえ、そこで生活する方にとっては大切なこと。役所には年間数百から数千の工事要請の陳述が届くそうです。年初の工事計画にはなかったこの小さな工事を、年度内の余剰予算で実施しています。これも、年末に工事をよく見かける要因の1つですね。


掘って、埋めてを繰り返す道路工事特有の事情は


道路の地中にはガス管や水道管、電線などが埋まっており、それぞれに管理企業、所有者が異なります。埋設されたガス管や水道管などのライフライン工事は、管理企業と調整して複数の工事を連続して行っています。ただ連続といっても、工事間の区切りははっきりと設けているようです。

例えばガス管の工事が終われば一旦道路を仮舗装して、次の水道管の工事担当者に引き継ぐという流れです。そのたびに掘って、埋めてを繰り返します。だから工事中の道は凸凹しているのですね。これは事故やトラブルが起きた際に、その責任の所在をはっきりさせるための事情で致し方がないことのようです。

予算の使い切りや、同じ場所を掘っているというのは誤解のようです。ただ田舎などに行くと、交通量の割には大層な舗装がされた道路をよく見かけます。予算の使い切りという側面では、また別の事情があるようです。ただ交通量が少ない舗装された広い道は、自転車好きには走りやすく気持ちが良いです。