2020年9月27日日曜日

米国ETF VIGの組入比率。機械設備や建設機械の資本財が減少


こんにちは。ひとりです。 

私が保有する米国株です。ETFのみで、個別株には投資していません。


特定口座でVTIとVYMを、NISA口座でIJRとVIGを運用しています。 

特定口座
  • VTI
  • VYM



NISA口座
  • IJR
  • VIG


損益率は伏せていますが、9月に入ってからの下落の影響を、分散投資のETFとはいえ受けています。ただ年4回に時間分散して、2018年の夏から投資しているため、損益の変動幅(リスク)は限られたものです。


ETFの組入比率。VIGの「資本財」が減少


各ETFの組入比率を5月に記録しています。

2020/05/08

現在の組入比率比較と比較してみます。

2020/09/27

VIG(緑色)の「資本財」比率が下がっているのが分かります。資本財は、機械設備や建設機械、トラック、事務機器などです。またVTI(青色)の「金融」比率、VYM(赤色)の「ヘルスケア」比率が下がっています。

株価を確認すると、VTIとVIGはコロナ以前の値を境にして上下していますが、VYMとIJRはコロナ以前の半値戻しといったところです。

個別株に投資すると、その企業の収益の柱が衰退した場合の危うさがあります。時間がかかっても株価が戻れば良いですが、価値観が昨今のように急変すると、以前の株価にはもう戻らないということも想像できます。

ETFはその点、安心して長く保有できます。銘柄を世の中に合わせて組み替えてくれるのですから。

2020年9月25日金曜日

米国株投資が中心。30代、iDeCo(イデコ)口座の運用状況


こんばんは。ひとりです。

私が運用するiDeCo口座の資産状況です。 

損益率は1.4%(2020/09/25)

米国株式へ投資しています。9月に入ってから軟調だったため、損益率を先月と比較すると下落しています。

損益率3.7%(2020/09/08)

代表的な米国株指数の年初来チャートです。

ダウ(2020/09/25)

ナスダック(2020/09/25)

S&P500(2020/09/25)

9月に入ってからの下落は、4月からこれまでの上昇具合を見るとたいしたことはありません。このまま様子を見ながら継続します。

掛け金の拠出を今年夏から、毎月ではなく1年分を年末にまとめて拠出する方法に変更しました。投資先は元本保証商品ですが、手動で毎月、目的の商品(米国株式)に定額をスイッチングしています。僅かな手数料ですが、毎月拠出するよりも安く済みます。


2020/05/22
年間の掛金額(276,000円)は変更せずに、毎月の掛金額(23,000円)を変更しました。毎月の定額拠出から、毎年12月に一括拠出します。

※ 追記(2020/09/25)

NASDAQ100に連動するETFが9月24日、日本市場に上場しています。

  • 2568:上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
  • 2569:上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジあり

流動性がまだ低いですが、今後に期待です。

経営トップが75歳以上、交代リスクに触れるのは4社のみ


おはようございます。ひとりです。

経営者交代のリスクについて日経新聞(2020/09/25)に掲載があります。

予期せぬ経営者交代、リスク明記わずか2% — 75歳以上の「カリスマ経営者」がいる会社も交代リスクに触れる例はわずか

「事業等のリスク」は、有価証券報告書で開示が義務付けられています。リスクとして景気や為替の変動、自然災害等で業績が悪化する恐れが記載されていますが、経営者の交代リスクを挙げる企業は稀です。

在任中の突然の体調不良などの場合、企業はリスクに晒されます。有価証券報告書を用意する側が、経営者に配慮して記載するのを控えているのでしょうか。そういった社内の雰囲気が、経営に悪影響を与えているのは容易に想像できます。

経営トップが75歳以上の169社に絞っても、交代リスクに触れたのは4社のみ。(日経新聞)

日本電産は有価証券報告書(2020年6月18日)で、ガバナンスリスクとして「永守重信(氏)への依存に係るリスク」を挙げています。

永守氏の突然の離脱があった場合、そのことがNIDECの事業、経営成績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 

永守氏に依存してきた事実を認めつつ、一方で後継プランを用意して投資家に説明しています。

関潤氏が永守氏の有力な後継者候補として社長執行役員(2020年6月17日付で代表取締役社長執行役員に就任)に就任すると同時に、永守氏と関氏が経営を主導する体制に移行し、後継者の育成に注力しております。

事故や災害、病気など予期せぬ事態によるトップ交代はどんな企業にもあり得ることです。年齢に限っていえば、高齢がリスクに直結するわけではありませんが、リスクではないと判断できるだけの後継プランの説明が日本電産のように求められます。

私が保有する“恥株”キヤノンにはそれがなく、株価の下落にも市場の落胆が表れています。キヤノンの場合、経営陣の高齢がリスクではないと判断できません。なにしろ後継プランが表明されていないのですから。


2020/01/31
興味深いのが経営者の交代をリスクに挙げている企業です。ソフトバンクグループでは「孫正義会長兼社長に不測の事態が発生した場合、グループの事業展開に支障が生じる」とあります。

2020年9月24日木曜日

年初来安値更新の断崖絶壁株。ニコンに続いてキヤノンも間近


こんばんは。ひとりです。 

日経平均株価は続落し、前日比258円67銭(1.11%)安の2万3087円82銭でした。私の持ち株の評価損益率は、1.7%安です。

2020/09/24

評価損益率の推移を、年始を100として日々記録しています。

東証1部の年初来高値更新株はこの状況下にあって102件あります。一方で年初来安値更新株は7件です。(9月24日現在)

買う価値無しともいえる年初来安値更新株のなかに、ニコン(7731)があります。私が保有する“恥株”キヤノンとその凋落を争う“断崖絶壁”株です。ニコンの年足は前年末比で48.2%安。日経平均株価の年足2.4%安と比較にもなりません。

ちなみにキヤノンは42.6%安です。視覚的にどれだけ劣っているか、TOPIXチャートと重ね合わせると一目瞭然です。赤色チャートがTOPIX、白色チャートがキヤノンです。

2020/09/24

差の開き具合を、ワニが口を開けたようにと表現することもあります。ただここまで差が開くと、ワニの顎も外れてもう元に戻る気配すらありません。

キヤノンの経営陣からは相変わらず“声(経営方針)”が聞こえません。経営陣は今どこを向いているのでしょうか。

すぐに結果が出るものではありませんが、何に向かっているのか、何を考えているのかを常に発信、共有することが大切です。この株価を見る限り、キヤノンにはそれができていません。

「キヤノンが富士通製スーパーコンピューターを導入、2021年前半に稼働」といった話題ですら株価を変動させる情報枯渇の状態です。しかも富士通側から発信された情報のみで、キヤノン側からは一切アナウンスがありません。

例えばスーパーコンピューターを何に使うのか、それが今後どう製品開発、業績の向上に結びつくのかといった、当たり前のことでも構いません。この件だけに限らず、キヤノンには積極的な情報発信を求めます。

社員は自分の会社がどこに向かっているのか、理解した上で働いているのでしょうか。

2020年9月22日火曜日

在宅勤務で生産性の低下。自分に甘い日本では定着しないか


こんにちは。ひとりです。

持ち株の評価損益率の推移です。変わらず底辺を推移しています。いつか上がると、下手な希望はいつまで持ち続けられるのでしょうか。

2020/09/22


在宅勤務で生産性の低下。自分に甘い日本で定着するか


自分に甘く、他人に厳しく。在宅勤務の生産性の低下は、少なからずこの特性に関係するのではないでしょうか。

新型コロナウイルスで働き方が多様化するなかで、在宅勤務(テレワーク、tele work)はその一つです。ただオフィス勤務に比べた生産性の低下が、その定着を妨げているようです。

オフィス勤務に比べて生産性が下がったと答えた日本人は40%と、世界10カ国平均の13%を大きく上回る最下位でした。(レノボ・ジャパン調べ)

理由を確認すると同僚とのコミュニケーション不足やデータの流出懸念が挙げられますが、最下位の日本にはほかに「自分に甘く、他人に厳しく」といった他人の目を気にする習慣もあるのではないでしょうか。

オフィス勤務では他人の目が「自分への甘さ」の抑止力になりましたが、在宅勤務となればそれもありません。

私も自分への甘さと戦う日々です。

甘えが出たときには、1時間後を想像します。甘えのまま行動しているときは良いかも知れませんが、その後に後悔しないかと。

近い未来(1時間後)を想像する力があれば、そんな甘えとも距離を置けます。