2019年10月30日水曜日

SBI 中小割安成長株ジェイリバイブ。損切り後の上昇も納得


こんばんは。ひとりです。

保有していたアクティブ型の投資信託を先月損切りしました。損切りした後も不定期で価額の推移を確認しています。

  • SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)

損切りした後の価額の推移は好調で、直近6ヵ月で8.53%の上昇です。(2019年10月25日更新)

ですが、後悔はありません。例え保有し続けていても、そのまま上がる保証はありません。ですが信託報酬は確実に、毎日引かれます。税込みで年間 1.848%です。

また同商品の価額が上昇するということは、ほかの商品や銘柄も上昇するということです。もちろん私が保有する商品や銘柄も、また同商品を損切りした後に購入した銘柄もです。

つまり損失確定額以上に、損切り後に利益が確定できたということです。損切りした後の買付余力は余すことなく生かせました。

10月末の配当権が確定した後の今日、利益が出ている分を一部売却しました。配当金と株主優待、譲渡益の3得です。

2019年10月29日火曜日

外需銘柄の下方修正も、円安、ドル高で業績悪化懸念が後退


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は29日、前日比106円86銭(0.47%)高の2万2974円13銭でした。7日連続で年初来高値を更新しました。私の持ち株の評価損益比率は、同比 0.33%安です。

保有する銘柄が前日の大引け後、業績を下方修正しました。証券会社の私設取引(PTS)では3%安でしたが、取引を終えてみると1%未満の下落で済みました。109円近辺まで円安、ドル高が進行したのが、業績悪化懸念の後退につながったのかもしれません。

10月の権利付最終売買日だった今日、持ち株の一部は明日、大きく売られるかもしれません。下がると分かっていれば、心構えもできます。

30代、独身のiDeCo(イデコ)運用状況。米国株商品一本に


こんにちは。ひとりです。

iDeCo(イデコ)の掛金控除証明書(はがき)が先日、郵便ポストに届いていました。この時期に毎年届くもので、会社での年末調整や個人での確定申告の際に必要になります。

私はiDeCoを2017年から始めました。累計の拠出金は今年末で828,000円になる予定です。

  • 23,000円(月)× 12ヶ月 =276,000円(年間)
  • 276,000円 × 3年 =828,000円

iDeCo口座の運用状況を確認すると、下記のように。

2019年10月28日 現在

損益率はマイナスにこそなっていませんが、微々たるものです。定期貯金枠に資金が集まっているのはiDeCoのプランを同証券内で変更したためです。SBI証券のオリジナルプランから、セレクトプランへの変更です。

・ブログ内を検索「セレクトプラン」

同証券内のプラン変更とはいえ、その際には一旦保有する商品の売却が必要です。また売却して得た現金をそのままiDeCo口座内で買付余力として保有することはできず、別の商品を一括で購入する必要があります。

複数の商品に分けて、資金を分散させることもできますが、私は定期預金を選びました。またセレクトプランに移換してからは、S&P500に連動するインデックス商品一本で運用しています。

定期預金から同商品に今後、資金を移す(スイッチ)ことも考えていますが、それも一度にまとめてではなく、徐々にです。また大きな下落時にスポット買いができるよう、買付余力として捉えています。

年間の投資額が限られるiDeCo口座内で国内株、世界株、債権と分散させてバランスを取るのではなく、保有する資産全体で見たときに資産が分散されていれば良いと思います。

また私の年代から、値動きが少ない債権を購入するのは早いような気がします。

2019年10月28日月曜日

10月末の配当獲得を目的に、銘柄を新規購入、買い増しを実施


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は28日、前週末比67円46銭(0.30%)高の2万2867円27銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比 1.06%安です。

10月末の配当権獲得を目的にして今日、対象銘柄を購入、買い増しを行いました。配当後には値下がりが予想できますが、いずれも長期で保有できる銘柄ばかりです。

権利獲得後に譲渡益が得られるようなら売却も考えられますが、複数年保有することで株主優待が向上するものもあります。

個人投資家の長期保有を目的にしてか、同様の仕組みに切り替える銘柄がここ数年で増えたように思います。

2019年10月27日日曜日

お小遣いに定率性を。子どもの金融知識を向上させるために


こんばんは。ひとりです。

「小学生からの投資教育」と題した記事が27日、日経ヴェリタスの最新号に掲載されています。

諸外国と比較しても低い日本人の金融リテラシーの底上げを狙って、証券会社や取引所がこぞって小学生向けの出前授業を開催している様子があります。

教師自身の金融リテラシーの有無が問われるなかで、証券会社や取引所の専門職員が行う授業は魅力的です。

もちろん私が小学生の頃にはこのような取り組みはなく、羨ましい限りです。ただ専門家の派遣はきっかけに過ぎず、興味をもった学生の、その先の学び支援もあれば最適です。

学校での取り組みが進むなかで、家庭での金融教育はというと……。保護者の職業、金融リテラシーの影響を子どもが直に受ける、金融教育の格差の広がりが容易に想像できます。


子どもの小遣いに定率性を取り入れてみると


家庭でお金を話題にするとなると、一番手っ取り早いのが親の収入と子どもの小遣い、また子どもが社会人になるまでに必要な教育資金でしょうか。もう一つ加えるなら、子どもが社会人になってから稼げる額についても大切です。

ここではそのなかで子どもの小遣いについて取り上げます。

子どもの小遣いは毎月、いくら渡すのが適当か。もしくは毎月渡すのではなく、必要なときだけにするのか。私は毎月渡すのが良いと思います。ただ毎月定額の小遣いではなく、子どもが保有する貯金のなかの2%もしくは3%と、定率で渡す方法です。

具体的には、子どもの専用口座をネット銀行で開設します。この口座には子どもが得たお金だけを預けます。例えばお年玉や親から与える毎月振り込む小遣いです。

ここに振り込んだ小遣いは、全額を子どもに渡すとある分全てを使ってしまう恐れがあるため、使っても良い分だけを別に手渡しで子どもに与えます。

では具体的な小遣いについて。

例えば小学生の高学年。年始のお年玉に25,000円をもらったとします。これはもちろん専用の銀行口座に預け入れます。さらに毎月1,000円の小遣いを親が銀行口座に振り込むとします。

1月は26,000円が銀行口座に預けられています。ここから子どもに渡す小遣いを引き落とします。ここで定率引き落としです。

  • 保有額26,000円 × 2% = 520円
1月は520円を小遣いとします。また銀行残高は25,480円です。

2月の銀行口座の残高は26,480円です。銀行の残高に、親からの小遣い1,000円を足したものです。

  • 保有額26,480円 × 2% = 530円(小数点四捨五入)
2月は530円を小遣いとします。また銀行残高は25,950円です。

この計算でいくと年間の小遣いは、6,833円になります。親から銀行口座に振り込む小遣い12,000円(1,000 × 12ヶ月)から差し引いても5,167円の貯金ができます。


時間が経つほど、学年、年齢が上がるほど銀行の保有額が増えるため、同じ定率をかけ合わせても小遣いが増える仕組みです。

人はだんだん良くなる方を好みます(上昇選好)。それは年齢を問わず同じです。微額ですが毎月小遣いが増えていくことを嫌がる子どもはいません。

もちろん子どもには最初に仕組みを説明して、納得させることが必要です。これも金融リテラシーの一つです。

ただ銀行残高が49,000円で毎月親から振り込まれる小遣いが1,000円のままだと、小遣いの上昇選好効果が得られません。子どもが受け取る小遣いが毎月、1,000円のまま固定されてしまうからです。


さらに銀行残高が50,000円以上になると、子どもが受け取る小遣いが毎月減っていく格好になります。


もちろんお年玉や臨時収入があれば銀行口座の残高が増えるため、得られる小遣いの額は年々増えますが、その年内の増減額、1月と12月を比較すると減る格好です。

そこは子どもの年齢に合わせて親から毎月銀行に振り込む小遣いの額を、例えば1,500円に増やすことで解消できます。


子どもの小遣いを話題にしましたが、結婚後の夫や妻の小遣い制度にも定率引き落としが利用できるかも知れません。