こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の終値は3日、前日比26円39銭(0.12%)安の2万1785円54銭でした。4月13日以来およそ3カ月ぶりの安値です。
2018年7月3日 |
前場は外国為替市場での円安・ドル高を手掛かりに100円あまり上昇する場面ありましたが、買いは続かず、終値は昨日に続いてのマイナスです。
私の持ち株比率は、前日比 0.71%です。持ち株の50%以上を占める銘柄に買いが入り、一時は5%超の上昇がありました。一方で後場には、日経平均と歩みを揃えるように下がり始めて、2.5%の上昇に留まりました。証券会社の投資判断が、上昇に寄与したようです。
上がる銘柄もあれば、下がる銘柄もあります。こちらの銘柄も証券会社の投資判断が売りを誘い、2%の下落です。
団地を舞台にした重松清さんの「たんぽぽ団地のひみつ」
昨日から本を読み始めました。
たんぽぽ団地のひみつ
著者:重松清
出版社:新潮社
販売開始日:2018年6月28日
取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて――。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。『たんぽぽ団地』改題。
学生時分は重松さんの著書を複数読みましたが、「きよしこ」が印象に残っています。
新潮文庫だけの読みやすさ。本の上面から垂れる栞紐
450ページ以上ある本作を、平日の1日で読み切るのは難しいです。本作に限らず、途中で本を閉じる際には、どこまで読んだか分かるように目印を挟みます。それは書店の長細い栞であったり、本の上面から垂れる紐(スピン)であったりします。
単行本には当たり前に付いているスピン(紐の栞)ですが、文庫本だと新潮文庫にしかスピンは付いていません。
スピンを取り付けるため製本手法(天アンカット)は工程が増える分、スピンが付いてないものよりもコストがかかります。その差は1冊あたりおよそ10円です。
新潮社は、他の面でコストダウンを図っているようで、商品にはその増加分が上乗せされていません。
新潮文庫がスピンを付ける理由は、まず「便利だから」といいます。本を手にとって読む側からすれば嬉しいことです。またほかにも「文庫本といえども書籍であり、これを蔵書として扱う読者にこたえたい」という考えが新潮文庫にあるからだそうです。「読み捨てにされるような文庫は出していない」とも言い換えられます。